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【失敗談】初彼女に3ヶ月弱でフラれ大切なことを学んだ話~前編~

こんにちは!やすかかおです。

これまでマッチングアプリで散々フラれ話を披露してきましたが、今回はそのマッチングアプリを始めるきっかけとなった初彼女についてお話ししようと思います。

なかなか童貞力の高いお話しになっているので書くのはまぁまぁしんどいですが、僕と同じような思いをする童貞がひとりでも減ることを祈り赤裸々に語りたいと思います。

割と書けること多そうなので前編・後編に分けたいと思います。
ではどうぞ!


初代彼女『アキコちゃん(仮名)』登場!

彼女との出会いは大学の軽音サークルでした。
結構部内カップルが多かったのですが、悲しいことに僕は3年間何事もなく過ごしていました。
変化が訪れたのは毎年夏休みに開かれている3泊4日の合宿でした。

合宿といっても楽器の練習時間以外は飲んだり遊んだり楽しく過ごすような、大学生らしい合宿だったのですが、やっぱり年頃の男女が長いこと一緒に一つ屋根の下で暮らしていれば何も起こらないはずがなく…
例年カップルが誕生する合宿として有名でした。(サークルあるあるですね)

そんなカップルメーカーな合宿ですら3年間平和に過ごしてきた僕に、4年目で奇跡が起こりました。
1年下の後輩ちゃん『アキコちゃん』と急接近したのです。

アキコちゃんはふわふわした雰囲気だけどしっかり者というイメージだったので、いい子だなぁ~という印象でした。
あと楽器が同じだったのでそういう点で接する機会は多かったと思います。

具体的なきっかけはあまり覚えていませんが、お酒を飲んだり遊んだりするときに不思議と近くにいることが多かったので単純接触効果もあったかもしれません。

3年間普通に先輩後輩として接していましたが、合宿をきっかけにお互いなんとなく意識するようになったと思います。

俺のこと好きなんじゃね?

そして合宿は終わり普段通りの生活へ。
残された大学生活を目いっぱい楽しむべく、卒論もそこそこにサークルや遊びに全力投球していました。

そんなある日、アキコちゃんから連絡が来ました。
当時サークル内での人間関係のいざこざがあったので相談がしたいとのこと。

アキコちゃんの家に車で迎えに行き近所のコメダへ。
一通り相談に乗りコーヒーを飲みながら世間話をしていました。

『アキコちゃんは最近気になっている人とかいないの?』

なんとなしに投げかけた質問に対し、顔を赤くしてうつむいてしまったのです。
『え~、いませんよ~』くらいの返事が返ってくると思っていたので、想定外の反応に内心驚きました。

その後、ぎこちなく『やすかかお先輩はどうなんですか?』と聞き返されましたが、こっちもアキコちゃんの反応を処理しきれていなかったため『お!?うん、そうだなぁ~…いないかなぁ~』みたいな童貞丸出しの反応になってしまいました。

そして店を出ようということになりお会計を済ませいったんトイレへ。
トイレで冷静に思考をめぐらせます。

あの反応ってつまり…どういうことだ?
童貞の思考力では確実な答えは出せませんが、さすがになんとなくわかります。

もしかして、アキコちゃんは俺に好意があるのか…?

思い返すと合宿終わりくらいから話しかけてくれることが多かったような、そうでもないような…
いやでも、今日も向こうから声かけてきたし…
まぁそれは頼れる先輩として声をかけてくれたのかも…?

永遠に答えは出ませんが、なんとなく勝負の分かれ目にいるような感覚に陥りました。

初めて彼女ができた!!!

コメダから出て再びアキコちゃんを自宅へ送ります。

アキコちゃんの家へはおよそ10分程度。
それほど時間は残されていません。

相変わらずぎこちない空気が残る中、このまま解散したら後悔するような気がしました。
そして、やすかかお攻めることを決心!
心臓が信じられないくらい動悸を打っていたことを覚えています…(遠い目)

『さっきは気になっている人はいないって言っちゃったけど…』

信号が赤になったタイミングでアキコちゃんに話しかけます。
声が震えていないか心配です。

『アキコちゃんのこと、気になってるよ。』

言っちゃった~!!もう後戻りできない!
これで勘違いだったらめちゃくちゃ恥ずかしい!
口に出してしまったことを若干後悔しつつ、アキコちゃんの反応を待ちます。

…えぇ、記憶はここで途切れているんです。
極度の緊張が続き脳が処理しきれなくなっていたようで、ここまでの記憶はしっかりあるのに回答は全くと言っていいほど覚えていないんですよね…

ただ、家の前で車を降りる際、『これからよろしくお願いしますね♡』と言われ手を握られました。
どうやらうまくいったようです。

浮ついた心持ちのまま家に帰り、『夢じゃないのか?』と放心しているとアキコちゃんから連絡が。

今日のお礼と改めて恋人としてよろしくお願いします、という旨の内容を見て、夢じゃなかったのか…!と実感しました。

楽しすぎる恋人生活

そこからはそれまでの人生で一番楽しい時期だったのを覚えています。

一緒にショッピングに行ったり、紅葉を見に行ったり、映画を見に行ったり。
お家デートなるものも初めて経験しました。
パウンドケーキを焼いてくれて大学で一緒に食べたときは、この後死ぬのではないか、というくらいうれしかったですね。

恋人ができたことがなかった僕ははじめのうちこそ戸惑っていましたが、アキコちゃんは積極的に好意を示してくれたので、半月もしないうちに完全に骨抜きにされていました。

『俺も人を好きになっていいんだ!』という悲しいモンスターのような心境に陥り、もうアキコちゃん無しでは生きていけない、というレベルになっていたと思います。

ただ、サークル内恋愛だったので基本的には周りには内緒にしておこうということにしていましたが、誰かに言いたい欲が強すぎてサークルの同期でアキコちゃんとも仲が良い女子に言ったりしていました。

そんなふうに浮かれ具合が最高潮になっていましたが、変わらずアキコちゃんとは仲良く過ごして過ごせていました。

また、自分が4年生終盤ということもあり、社会人になる前に彼女ができてよかった~!という安心感もありました。
社会人になった先輩から『学生のうちに恋人捕まえておけよ!』と言われていたので、本気で大切にしようと思っていました。

このまま社会人になって1,2年後には結婚するんだろうな~なんて気の早い妄想も数えきれないほどしましたね…笑

怪しくなる雲行き…

付き合い始めて2か月ほど経ったとき、相変わらず仲良く過ごしていたのですがアキコちゃんの様子がおかしいことに気が付きました。

話を聞くと、『同じ授業に元カレが居るから視界に入って気になってしまう…』とのこと。

実は、アキコちゃんは2年ほど付き合った彼氏がいたのですが、僕と付き合いだす半年前に別れていたのです。

『そうなんだ、それはつらいね…』と慰めたり『俺のことだけ考えてろよ!笑』なんて冗談ぽく答えていましたが、内心穏やかではありませんでした。

この不安心が取り返しのつかない悲劇を生むことになるとは…

イイ感じに引きができたところで前編はここまで!

次回、『やすかかお!フラれる!』です。

引用:https://dic.pixiv.net/a/%E5%9F%8E%E4%B9%8B%E5%86%85%E6%AD%BB%E3%81%99

お楽しみに!

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