歌詞勉強　シンデレラガール　　King&pPrince

2018年、ジャニーズのking&princeのデビューシングルとして発売された楽曲。
曲も歌詞もザ・王道の王子様系になっています。
こういう曲ジャンルを依頼された場合、嵐のlove so sweetと同じくらいリファレンスとして上がる曲になります。

王子様系とは　君を守る　君を愛する　というテーマが多く、キラキラとした明るい印象を持っています。クールというよりはカッコかわいいというのがイメージかと思います。

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「キミは シンデレラガール　My precious one
You're the only flowering heroine
どんなときも ずっとそばで　まぶしいその笑顔見せて
やがて シンデレラガール　魔法が解ける日が来たって
いつになっても 幾つになっても
ボクはキミを守り続ける

I wanna be your sunshine (sunshine)
Because your smile has the magic
I wanna always be your sunshine (sunshine)
Always makes me happy!!」

サビから始まります。
シンデレラというイメージから、歌詞の中で魔法(magic)という単語が使われています。
ただ、ここでいうシンデレラは童話のシンデレラではなく、輝いているお姫様としてのイメージの方が強く描かれているように思います。

また、「flowering heroine」花開かんとする女性、若しくは花盛りの女性つまりキミに対して、
「I wanna be your sunshine」　自分は君の太陽になりたい＝花である君を見守り、照らす存在になりたいという思いが書かれています。　

そして「魔法が」と「My precious one」発音が近くなるようになっています。

「PM11時間近の にぎわう街並みに
まだサヨナラ言うには 全然早すぎるのに」

Aメロ。結構ここは大人っぽい歌詞ですね。
PM11時と限定することで、イメージが鮮明になります。音数的にPM11時というのが合っている　というのも理由の一つだと思います。シンデレラ的にも11時という時間は魔法が解けるタイムリミットまでもう少しという時間で、そこもマッチした単語だと思います。
童話のシンデレラは12時ぎりぎりに帰りますが、ここでは全然早すぎるというように、1時間早く物語が進みます。

「わりと門限きびしいって
そんなのちゃんと分かってるって
だけどやっぱ いざとなると帰したくない
次に会える約束も
そこそこに駆け出す人
長い階段駆け上がって 人波に消える」

Bメロ。Aメロと違い言葉数が多くなっています。近頃のジャニーズはこんな風にラップっぽい感じから本格的なものまで、ラップっぽい要素がある曲が多いように思います。

門限が迫っているけど、次に会う約束もしたい。でも行かなくちゃ　というキミ。できるかぎり最後まで一緒にいたいというボクのそれぞれの思いが書かれています。
そして門限という単語を使うことで、現代っぽさが表現されています。

「キミは シンデレラガール　My precious one
You're the only flowering heroine
いつになっても いつになっても　となりでその笑顔見せて
やがて シンデレラガール　魔法が解ける日が来たって
いつになっても 幾つになっても
ボクはキミを守り続ける

I wanna be your sunshine (sunshine)
Because your smile has the magic
I wanna always be your sunshine (sunshine)
Always makes me happy!!」

サビはまったく同じ。覚えやすさ、乗りやすさ、サビ感というのが表れています。
大人数で歌う楽曲の場合、無理に歌詞を変えるより、同じ歌詞の方が纏まりが出たりするのかも。
主メロとコーラスの歌い手を変えたりすれば、違う印象や全員に目が行くきっかけ作りにもなるかと思います。

「キミが思うより ボクはキミを想ってる
キミはボクが思うよりも ねぇ ボクを想うのかな？」

2回し目のAメロ。ボクの願望が書かれています。
自分のことを描いた後、同じ言葉を用いて、疑問符にしています。
文字数を稼げますし、切実な思いというのが表現できます。
文字をできる限り違うのを使い、おしゃれな言葉で上手っぽく見せるのもいいですが、単純でわかりやすく、それでも思いが伝わる歌詞を書けるというのも必要な能力です。

「だれもがみんな嘆いてる
"恋の魔法には期限がある"
"時がたてば 宝石もガラス玉さ"
もしもそんな日が来たって
キミは朝の光にかざして
それを耳元に飾るだろう
ボクはまたキミに恋するんだろう」

2回し目のBメロ。
「嘆いてる」「期限がある」と同じ終わりにすることでラップっぽさが出ています。
ここでは少し現実を離れて時間のことが描かれています。ifの話といってもいいかもしれません。
時間の残酷さ、儚さ、それに対応してよみがえる物、変わらないものが書かれています。

「AM0時の鐘を聴く頃に キミはどんな夢見てる？
もしもボクに魔法がつかえたなら
夜空越えて 会いに行けるのに···」

ここは2B'とします。1回し目のAで描写された別れから1時間後の話です。
鐘、夢、魔法は王子様系でよく使われます。ファンタジー感というかキラキラしたイメージからでしょう。童話でも12時の鐘は印象的ですし。

「キミはシンデレラガール
My precious one
You're the only flowering heroine
どんなときも ずっとそばで
ボクの心 灯しつづけて」

ラスサビへ向かうサビです。そのため最後の行だけ違くなっています。
これはよく使う手ですね。ラスサビと同じことをするとくどくなるので変えたいというためであり、ラスサビに対する期待感を高めるためでもあります。

「キミは シンデレラガール　My precious one
You're the only flowering heroine
いつになっても いつになっても
となりでその笑顔見せて
やがて シンデレラガール　魔法が解ける日が来たって
いつになっても 幾つになっても
ボクはキミを守り続ける

I wanna be your sunshine (sunshine)
Because your smile has the magic
I wanna always be your sunshine (sunshine)
Always makes me happy!!

I wanna always be your King & Prince」

ラスサビも基本的に今までのサビと同じ。
最後は「King & Prince」と自分たちのグループ名で終わります。デビュー曲として完璧な終わり方ですね。自分たちのグループ名の印象付けにもなります。

いかがだったでしょうか。今回はあまり長々とせず、端的に書いてみました。どの長さが読みやすいのか、短くして薄くなってないかなど試し途中です。

また修正箇所などありましたら、その都度修正していきたいと思います。やってみてほしい歌詞などありましたら、言ってくださるとうれしいです。