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キラキラ共和国 by 小川糸

長い文章を書こうと思っていたけれど、1センテンスでその本を紹介している英文を見て、私も1文で短く紹介しようと決めました。

ツバキ文具店の続編で、結婚してお母さんになった主人公の鳩子(ポッポちゃん)、事故死した夫の前妻への思いの変化や頭を抱えるような代筆の依頼、そして母親との対峙など、誰かからは見えなくてもみんな各々いいことも悪いこともあって、生きているんだなぁと感じさせてくれました。

鎌倉の気候や風景も素敵ですが、ご飯がとっても美味しそうなことを言い忘れていました。小川糸さんはエッセーでご飯の話題がたくさん出てくるのも、思い出しました。ニコニコパン、食べてみたいなぁ。

そしてこちらの本も、私は涙なしに読めませんでした。
自分の過去を思い出して追体験することは、メンタルヘルス的に良くないようですが、(クヨクヨして傷つきやすい人の特徴のようです)、たぶん10年や15年前はこんな気持ちで本を読むことはできないと思うと、私も成長したなと思えるのでした。

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