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親譲り アジサイしかり🐝

よく、
「あの人も、お父さんに似て来たね」と

もともと、親子だから当然のことだと思っていた。
子どもの頃から、親子は似ているので特に疑問を感じることはなかった。

要するに、血筋の問題と片付けていた。

ところで、ボクは母方の伯父によく似ていた。それは子どもの頃から言われていた。昨年の葬儀の際にも遠くの親戚の若い子達(40代)に言われた。

しかし、お父さんと伯父は似てはいない。通夜の晩から、なんとなく頭の片隅から離れない。それはそれで、あっさり片付くことなのに...


【ボクの趣味】
・天守閣巡り
 お父さんの休みは月二日でした。そのうちの一日は天守閣のある城址公園に遊びに行った。以来、天守閣に興味を持った。

・バードウォッチング
 お父さんは釣りと野鳥飼育を楽しんだ。鮎釣りの極意を教わった。また、野鳥の獲り方も教わった。そして、仕込み方も習った。

 だが、今は法律で飼えない。食べる→飼う→観察する時代がやって来た。80年前、日本野鳥の会が唱えた精神どおりとなった。

・読書
これは30年かけて、好き❤️と言えるようになった。もともと知能◯数の低いボクは、読書と掛算が苦手でした。
掛算はある日できた。三角関数までは得意でした😆
読書は時間がかかりました。情けないが、文庫本3ページを読むと前を忘れている。

実は、お父さんは文盲でした。なので、人前で読み書きが出来なかった。だから、ボクに進学をさせた。その進学を期に、毎日読書を励行した。「破戒」を読んで読書が身についた。いちばん難しかったのは「経済学・哲学草稿」だった。

誇れるのは、漱石の小説(彼岸頃迄以外)と志賀直哉の短編をほぼ読んでいること。シェークスピア・セルバンテス・ドストは、読破している。
進んで、親孝行をしていると自惚れています😆

M・セルバンテス

ここで、元に戻る。

たぶん、子どもの頃は形状の血筋であった。今好きな【ボクの趣味】はすべて、お父さんから影響を得たものです。

自分一人の時、ボクは【ボクの趣味】を考えています。言い換えるとお父さんとの対話をしていることになります。

きっと、お父さんの分身となっているようだ。畢竟、お父さんがボクに降臨したことのように思う。

人は姿形が似ていることがある。また、その人から感じとれる雰囲気があるはずだ。ボクだけの例で語るのは大きなリスクはある。しかし、誰にもあるはずだ。

ひるがえって、人は歳を重ねると姿形よりも醸し出す雰囲気の方が人格化されるのであろう。さらに、その雰囲気が強い人の方が素敵だ。

ただ負のオーラは、意識して近寄るべからず。



かわせみ💎

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