宇治茶と甘味処 中村藤吉本店
中村藤吉本店さん
美味しかった。
2,021年2月末に、宇治平等院鳳凰堂の池を見に行った。それは、未来に過ごす極楽浄土の世界と勝手に思っているからだ。(へいき、へいき、宗教かぶれではない😆)
ただ、終活を行うにあたり、死後の世界が苦もなく悩みのない世界と仮定して、存分に楽しみたいと考えているだけです。そして、その道程を著すのが「極楽浄土へのロードマップ」です。
ボクは朝から平等院鳳凰堂を満喫した。有料の鳳凰堂でガイダンスを受けた。とても、わかりやすかった。誰が、なぜここに、なんの目的でここに建てたかを知った。
よくある話だが、平和の時よりも良い世界を求めて建立されたたと。祈りの文化を悟った。
その後、しゅばくさんで十割蕎麦を食べた。昼間からの飲み過ぎ解消も含めて古風な宇治をもとめ歩いた。割とマイナーな神社仏閣を巡りました。
なんだかんだ、3時近くになりました。スタエフで知り合った〇〇さんから紹介を受けた中村藤吉本店へ行きました。スイーツを勧められていました。
創業160年宇治茶の老舗だそうです。明治・大正時代の製茶工場を営む。現代風に改修したオープンテラスのある「喫茶室」では、各種銘茶や凍らせた竹筒に入った生茶ゼリイ(抹茶)など多彩な抹茶スイーツがラインナップされていた。
立派な店構えを緊張して入った。お待ちの人がたくさんいた。やはり女性が多いと思った。宇治茶とスイーツ、還暦過ぎたボクでも期待でワクワクした。
カフェまでの中庭が広い。庭木職人の手が行き届いていた。すでに、心は癒され始めていた。30分ぐらい待って呼ばれたが、なんらストレスはなかった。
メニューには迷いがなかった。お茶が美味しかったのか、スイーツが美味しかったのか未だ答えが出ない。幾分、お茶に軍配をあげたい。
思って以上に大きなホールでした。大忙しながら丁寧な接客と清潔な施設に感動しました。世界の冠たる京都、またその一角をなす宇治。なおかつ、その町を代表する老舗と中村藤吉本店さんこそ、生きた文化を守り続けていると感じました。
作り物のテーマパークにあまり縁がないが、地味に血の通った人々がしっかり繋ぐ文化の有様にボクは感動します。また、中村藤吉本店さんに行きたい。
かわせみ💎
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