あなたの好きなものを作りたい

一昨日の喧嘩に決着がついたのでご報告。

昨日は一言も会話をせず、顔を見ることもなく1日過ごしました。(これだから自分の部屋がある同棲は最高だぜ！)

今日は2人とも休みで、彼氏は朝から洗濯物を済ませて出かけ、私は先延ばしにし続けていた脱毛へ。そのあとはスーパーで1週間分の買い出しをしたものの、
え、今日夕飯食べるの？てか明日もいらないとか言ってきたらどうすんの？食材腐らせるだけでは？あんまり買わない方がいいか？でも明日仕事だしコーヒー持って行くよな…コーヒーは腐らないし買っておくか…
などと、無駄に色々悩ませられた。キィー！

そして帰宅後は彼氏が食べたいって言ってたブラウニーなんか焼いちゃった。この時点で既に私はもう怒ってなくて、仲直りしたかったんだろうな。健気というかなんというか。

焼き上がって粗熱取ってる最中に彼氏帰宅。
思いの外早い帰宅に心の中の三村がマジかよ！！！とツッコミを入れる。彼氏がどう出るのかリビングで待ち構えていたら、扉をちょっとだけ開けて覗いてきた。
“あ、これはもう終戦だな”
と、過去の経験から察したので扉をガバッと開けてお出迎えしてあげた。あからさまに目を逸らしながら、何かを差し出す彼氏。

リンゴジュース

ほぅ………………？？？？
何？これが謝罪の気持ちかい？随分と安く見られたもんだね？あ？？？？

でもまぁ私も大人なのでね、いいでしょう。和解しましょう。せっかくのブラウニーも食べてもらえなきゃ可哀想だし。

無言でブラウニーを指差す。
それを見た彼から驚きの一言。

…謝罪の気持ち？

ああん？？？？？？？なんで？？？どうして？？？なぜ私が謝罪しなきゃならん？？？？？何一つ悪くないのだが？？？？？

即効否定して、逆に聞いてやりましたよ。このリンゴジュースは謝罪の気持ち？って。そしたら素直に「うん」と言うもんだから、もう呆れ半分笑い半分。もういっかって。謝罪の気持ちを持ってきただけ良いでしょう。

夕飯は食べる？って聞いたら、作ってもらえますか？って返ってきた。あらまぁ立場が良くお分かりで。本当はそう言われなくてもちゃんと作るつもりだったよ。あなたの好きな牛肉と牛蒡のしぐれ煮を。

きっとこの先も同じように喧嘩するんだろうけど、なんとなく笑えてるうちはいいのかな。許せば先に進めるって思うことにするよ。

こんな感じで無事に仲直りです。一人暮らしのアパートの空き部屋を探すページをスワイプして、明日の献立でも考えます。お疲れ様でした。

今日の献立
・牛肉と牛蒡のしぐれ煮
・わらびのおひたし
・わらびと千切り生姜の醤油漬け
・ブロッコリーとミニトマト