ラウールが大学生になった。(POTATO2022年7月号を読んで)

あまりに感情が揺さぶられ、感情のダムが決壊、溢れ出してしまったのでこちらに記します。




ラウールはこの春、めでたく大学生になりました。
発表になったのは滝沢歌舞伎関連の記者会見でのこと。
ファンの間では様々な噂や憶測も回っていた中で、公式的に発表があり、めでたく無事に大学生になっていたことを知って、どこか安堵した気持ちを抱いたのを覚えています。

発表タイミングってすごく難しかったと思うんですよね。
ラウールがブログで発表というのも可能なのかもしれないけど、それってラウールのファンが必ずしも万人知れる媒体かと言われれば違う気もするし(コアなファンはそりゃブログの会員になっているけれど、ラウールのファンが必ずしもそういう人だけではない可能性がある)、かと言ってじゃあどこかから情報がリークされるのだけは避けたい。
だから、あの時はあの形で一般的に報道されて知れたことでとにかく「安堵」だったんです。

ですが今回、詳細に様々なことを語ってくれたラウールを目の当たりにして、自分の中でこれまでの数倍スッと入ってくるものがあって、改めて「おめでとう」と伝えたくなりました。
やっとスタートに立ったじゃないですけど、気持ちの上での大学受験と進学に区切りが着いた感じがしたんです。
勿論元々納得していたんです!!!当たり前に既に納得していましたし、大学生ールに思い馳せては虚妄を繰り広げるなんて朝飯前のようにやっていました(怖いですよ)。
そういうことではなく、別として、本人から様々な経緯やその時の感情が語られることでこんなにも嬉しい気持ちになるんだなって思ったんです。

「今、話したいこと。」としてちゃんと伝えてくれてありがとうとまずはラウールに言いたいです。




前置きが長くなりましたが本文に触れていきたいと思います。



今回、語られたことは、受験決定の時期、受験理由、メンバーとのこと、受験期間で起きたこと、そして大学生活を送っている今についてでした。


まず受験時期。去年の夏なんて、まさにハニレモ関連で目まぐるしく忙しかった時期なんじゃないの?と驚いてしまいました。
逆に様々な経験をしていく中で考えがまとまっていったのかもしれないし、それはわからないけれど、ファンの知らないところで沢山悩み考えていたことがわかって、その頃の活動を振り返ってみた時にまた違う見え方をしてくる気がしました。(また去年の夏頃の記事とか読み直そう…。)


大学進学の理由は「人としての見識を広めたい」とのことでしたが、後に語られていますが、ラウールは学ぶことを義務としてではなく自発的に学びたいと思って今勉強に取り組めているようでした。すごく理想の形で流石の一言なんですが、そもそも自分が大学進学するに当たって、そこまで能動的な考えのもとに大学進学していただろうか?学部学科は志望して入ってはいても、学んでいることそのものにどれほどの充実感と喜びを感じられていただろうか?と思うと、恥ずかしながら、もっとなぁなぁだったようにも思えてきました。
ラウールと一般人では選択肢も置かれている環境も違う分、並大抵の覚悟で受験はしないだろうし、進学が絶対の環境でもないはずだけど、そんな中で進学を決断、実行しているということはそれだけの目標や確固たる意志があるからなんだろうなと、進学理由や大学生活の話を聞いて改めて感じました。


進学先についてもガッツリ正式名称をラウール自身が公表していましたね。
報道で知っていましたが、なぜこの学部学科なのかということを改めてラウールが言葉にすることではっきりと伝わることがあるのを感じました。
「大学の授業を仕事に生かすつもりはそんなになくて。そこは別って考えてる。」「今の自分が持ってないものを学んだほうがいいかなと思って決めたよ。」と語ってくれたことで、あの学科を志望した動機もすごく納得がいったし、それこそ「人としての見識を広めたい」という思いにも筋が通っている素晴らしい決断だなと思いました。
と、同時に、大学生活は大学生活としてお仕事とは区切りをつけて取り組むことができそうで、オンオフという点でも良い選択だったように感じました。
何より、これは報道された時点から思っていましたが、通信制を選択するところがラウールらしいですよね。
ラウール自身は「自由なスタイルがいいなって。」と語っているし、確かにラウールは賢く時間を使うことができる子だとは思うけれど、別の選択肢も世の中には数多く用意されている中で、ラウールはデビューして3年目を走るアイドルという立場…この選択が周りに一番影響を与えず夢を叶えるための最良の選択だったんだと思うんですよね。
この決断をした18歳の男の子に私はただただ敬服するばかりでした。

そして、この決断を受け入れ、受験日程の問題が生じた時には対応してくれて、実際に合格した時には喜んでくれた兄8人に、心からの感謝を伝えたいです。

ラウール本人も語っていますが、ファンの中でも憶測が飛び交うきっかけとなったライブ途中抜けの件。
髪の毛が黒くなり、学校関連でどうしても抜けなくてはならない、動かせない用事ってもうあの時期じゃ受験しかないじゃんと誰もが考えたと思います。
かくいう私も考えました。
ライブ途中抜けも、そりゃあラウールが1番悔しくて申し訳ないと思っていたに違いないと確信してはいたけれど、実際にやっとそのことに言及できる時を迎えて、何ヶ月経っててもどうしても伝えたかった申し訳ないという想いを伝えてくれたことに(自分とは違えど様々な意見があったことを知っているからこそ)、ありがとうと思いました。
ラウールも沢山それまでに調整しようとしてくれていたんだね。ありがとうね。



そんなわけで、つまるところ、ラウールは途中抜けせざるを得なくなってしまいました。
様々な言葉が飛び交うであろうこの事態にも、兄たちはできる限りのことをして、対応してくれました。
こういうイレギュラーなことにも対応せざるを得ない可能性がある、だからこそ周りの理解が必要な決断であるということが逆説的に明白になりましたが、だからこそ、そういう決断を受け止めてくれる関係性がそこに存在していることは、何よりのラウールへの安心材料になったんじゃないかなと思いました。

兄8人へ、本当にありがとう。
おかげで、ラウールは悩みながらも決断し、前に進んでいくことができました。
いつもラウールを尊重してくれてありがとう。

制服にアイロンをかけてくださったスタイリストさんにも心より感謝いたします。
身だしなみ、大事ですよね。面接は心象点が大事すぎますもんね。
周りのメンバー、スタッフさん、多くの方々に支えられてこの決断が叶ったんだなと、改めて裏側を聞くことで強く感じました。

1ファンでしかない私ですが、心よりの感謝を申し上げます。
本当にラウールの背中を押し、見守ってくださり、ありがとうございました。



最後に大学生活を送る今の気持ちを教えてくれました。
前述した通り、ラウールは充実感と喜びを感じながら勉強できているみたいで何よりですが、私の中でハッとさせられた部分が最後の2文。
「僕が頑張ることで励みになったらうれしい。」「いつも応援されてる側の僕も、みんなに幸せになってほしいと思っているから。」
私がラウールに進学してくれたらいいなと思っていた理由って、「賢いし大学行かないと勿体ない」「大学行けばさらに知見が広がって人間としてさらに豊かになる、きっとラウールにプラスに働く」とか、ラウール自身のことしか考えてこなかったんですよ。自分たちへの還元とか特段考えてなかったんです。
そしたらどうですか。
ラウールはというと、自分のことだけじゃなくて、自分が頑張ることで私たちを励まし、幸せになってほしいと思っているらしい…。

盲点でした。
というか、自分が浅はかでした。

ラウールはいつもファンのことをとても大切に考えてくれている人だから、我々ファンが幸せになれば僕も幸せ!結局自分に返ってくるし!と言われてしまうかもしれない。
だけどそうじゃなくて、今言いたいのは「何故そんなにも私たちのことを考えてくれるの?」ということなんです。

こんな世の中です、誰しも生活の中で苦しいこと悲しいこと悩むことを抱えて生きていると思います。
実際私もそうです。陰鬱とすることもあります。
そんな日常の中で明かりを灯してくれるのが推しという存在だと思っています。
私にとっては、ステージ上にいれば太陽みたいに輝き、時には木陰から差し込む木漏れ日のように暖かく包み込んでくれる癒しの存在がラウールです。
普通に息して笑ってくれているだけでその明かりのような存在になってくれているのですが、彼は様々なことに挑み、歩み、励む姿を見せることで、ファンに勇気や元気を与えようとしてくれています。

この大学生活の頑張りもそれに当たるということなのでしょうか?

いや、そもそも、この大学受験の一部始終について話したこと全てが「頑張りの過程を見せて励ましを与える」ことに繋がってることとさえ思えてきました。

現に私は今励まされ、幸せな気持ちになったのですから…。



皆さん、こんな尊い存在がこの世にいていいのでしょうか?
これぞ、ほぼどころか完全に天使のラウールさんということなんでしょうかね。




大変な人を好きになってしまったなと思いました。
聡明で、よく考え、よく周りを想い、健気で、誠実な人です。
このラウールというまだ18歳、まもなく19歳になる男の子に貰うものが多すぎていつになっても返しきれません。


だからこそ、これからもファンとして、沢山の愛を届けながら、共に苦しいことも楽しいことも分かち合って歩んでいけたらいいなと思います。



改めまして。
ラウール、大学受験お疲れ様でした。
そして、大学入学おめでとう。
これからも健やかに、充実感と喜びを感じながら伸び伸びと学んでいけますように。



大学生ールも大好きだよ。


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