拝啓 20歳になる君へ


ラウール、20歳のお誕生日おめでとう!



ということで、19歳のラウールが私たちファンに届けてくれた感動を振り返りたい!という思いから、去年も書いたような1年の振り返り記録を、自分の備忘録としても記載してまいります。


今回は個人活動の大きなところをピックアップしていきますね。


流れで読んでいきたい方はこのまま進んでいただいて、まとめだけで十分ですという方は目次からジャンプしてお読みいただけますと幸いです。(そもそも相当長いので読もうと思ってくださった方々に先に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。)


では、はじまりはじまり。





TGC2022AW


昨年夏、配信で行われたYohji Yamamotoパリコレのショーにてランウェイを歩いたラウール。そこで築かれた山本耀司さんとの縁と絆により実現したのがこの“Yohji Yamamoto × Raul × TGC”のコラボレーションステージ。

白い世界をだんだん覆い隠していく黒い世界、それがガラスの割れる音と共に解き放たれるような演出は、何にも縛られず自由に突き進んでいくラウールの力強い生き様にもどこか通ずる部分があったし、10代最後の年である19歳にあの歌詞をこの演出で歩くのは、どこか刹那的な煌めきを放つこの瞬間に相応しく感じられた。

また、山本耀司さんがこのランウェイのために直々に歌詞を変えて歌い上げてくださったというのも、このランウェイの感動が増した理由の1つだったと思っている。

あまりにも光栄なことだった。

耀司さん自身が心動かされなければこれは実現しなかったと思うと、ラウールの求心力にも改めて驚かされるが、やはり耀司さんの思いやり、人情、懐の深さに感動したのがとにかく大きい。
本当にどれだけの感謝を述べても足りないほどに、耀司さんには感謝の思いが込み上げる。
今後も大切にしたいご縁の1つ。





紅白歌合戦出場


年に1度の、出られるかは確証されないこの特別な場所。
だからこそ最高の衣装が用意されるわけだけど、この日2度目の出場となったSnow Manは、やはり最高の衣装に身を包み、その年SNSを中心に話題となったブラザービートの楽曲で、観客を巻き込んだステージを展開した。(個人的には推し羽生結弦と同じ画角に映ったこと自体が夢でしかなかった)

しかしながらここで触れたいのは、コラボステージで披露されたジャンボリミッキー。
ディズニーキャラクターたちと話題のアーティストの方々で披露されたパフォーマンス。
まずディズニーキャラクターとのコラボレーション自体が選ばれしアーティストができるものという認識がどこかあるために、それだけで舞い上がって喜んだ。

が、当日、何が記憶に残ったかと言うと、手脚の長ーーーーーーーいラウールのジャンボリミッキー。

正直、めちゃくちゃ目立っていた。

あの肢体の長さと抜群のスタイルの良さ、そしてダンスの上手さから繰り出されているジャンボリミッキーは、絶妙な違和感と、その平和な世界と、キラキラ可愛い世界観との化学反応を起こして、最高のエンターテインメントとして存在していた(ように思う)wwwww

未だにあの映像を思い出してはニヤついてしまうのだから、やっぱりエンタメだよねwww





日本ジュエリーベストドレッサー賞10代の部受賞


この受賞するという情報を見た時に、私は川越でそれスノ聖地巡礼をしていて、情報解禁後、興奮と感動と動転のあまり、一気に感情が聖地巡礼どころじゃなくなったのを覚えている。

歴史あるこの賞に、大地真央さんを初めとしたそうそうたる顔ぶれの中、ラウールはただ1人男性で受賞者として選ばれた。
男性という枠組みの中ではなく、性別関係ない中で、10代の代表として選ばれた。
この由緒正しい賞を、顔ぶれを見る限り恐らく忖度なく受賞したであろうことに、感動もひとしおだった。

この意義について考えると、ジュエリーが今や年齢や性別を問わず愛されるものであることを象徴するように選ばれたであろうこと、その筆頭としてラウールが相応しいと思っていただけたこと、ラウールが提示し続けてきたアンドロジナスなファッション性やコンセプトをしっかり評価していただけたであろうこと、そういうことが結実した結果だったんじゃないかという思いが強い。

この受賞の際には、ラウールの美貌が大女優の方々に引けを取らない美しさだったことも話題になった。
純白の衣装を纏うラウールはいつもにも増して清らかで麗しかった。
ヘアメイクは、ラウールも好きと公言する、あの小田切ヒロさんが担当してくださったことが後に判明した。
ラウールの内から溢れる凛とした美しさや透明感が存分に引き出されたヘアメイクで、髪の毛1本1本に至るまできめ細やかなスタイリングが施されているのに魅了された。
(我々オタクが知る限りは) ここから小田切ヒロさんと一緒にお仕事していただける機会も増えていったように感じているため、そういう点で言っても、モデルRaulとして大切で貴重な機会だったように思う。




Paris Fashion Week激動の1週間とYohji Yamamoto Pour Homme A/W2023-2024 inパリに出演


それは突然にやってきた。
コロナから明けつつあったこの頃、パリコレも今回は現地開催するブランドが多く、Yohji Yamamotoもその1つで、現地パリでショーを行うということはわかっていた。
それだけに、ラウールの動向にも、ファンの中で注目が集まっていた。

そんな中、Paris Fashion Weekの数日前に、突如ラウールの個人Instagramアカウントが開設されることが発表された。

ブログには開設理由や運用についてまで丁寧に記されていた。
誤解がないように、しっかり伝えたいという気持ちが込められているのを感じた。
そして、後日インスタライブをやって、さらに詳しいことを話すとも書かれていた。

これはもうラウール担界隈、騒然。

その瞬間を今か今かと浮き足立ったまま待機した。

そしてインスタライブの時がやってきた。

明らかに海外の時差だとわかる自然光を浴び、サイレン音が響く街にいるのが伝わってくるその映像には、美しいヘアメイクが施された完全に本気のお仕事モードのラウールがいた。
話すことを準備するため、メモもしてきていたようだったけれど、結局その内容は早々に話し終わってしまったww
そこからはコメント欄を読むお時間と、変わったフィルターでのお遊び時間wwww
何やらインスタライブエンジョイしてるみたいで微笑ましかったww

インスタライブの内容としては、開設理由については大筋ブログに書いてあったことの肉付け、どちらかと言うと、これを実現するにあたっての周りへの感謝の想いをしっかりめに語っていたのが印象的だった。

ユーモアもありつつ、いつでも周りへの感謝を忘れないラウールらしいインスタライブだった。

ただここで爆弾情報として、やはりその時海外にいること、1週間ぐらいはいる予定であることが明かされた。

ここからラウール担はParis Fashion Week(以下PFW or パリコレと表現)にラウールが何かしらの形で関わることを察して、どこのブランドを張っていれば良いか、すぐさま予測大会が開催された。

____

お兄ちゃんズが次々にラウールインスタ開設を祝福、宣伝してくれることに感謝して平和に過ごしていたのも束の間、やはりラウールのPFWブランドショー会場での目撃情報が上がり、また一気に界隈は騒然とした。

そこでも明らかにハイブランドに身を包んだラウールがいて、動揺と興奮に包まれた。

しかもどうやら拡散してほしいと本人が言っているとのこと。
これまでのジャニーズでは考えられない異例中の異例な応援スタイルだが、ラウール発信とあれば応えない理由がない!ということで、秒でラウールの願いに応え、ファンは情報拡散に奔走した。

ここからの生活は激動だった。

都合がついたので、この1週間、いつ寝てるのか?くらいの勢いで、ほぼタイムラグなしに情報を追い、記録と拡散に奔走した。それがラウールに日頃貰っている感動に応える1つの手段だと思ったから。

ラウールは基本的にアーカイブを残さないスタイルでインライを開催した。
時にはショー会場入口までゲリラでインスタライブが始まった時もあった。
どのインスタライブでも、ラウールのキュートさや聡明さ、思いやり、ユーモア、有能さ、度胸、野心がしっかり伝わってきて、素晴らしい宝物の時間が届けられた。
特に好きだったのが、GIVENCHYのショー会場でフロントローで鑑賞することとなるラウールが、その道中の様子をゲリラでインスタライブしてくれた時のこと。
セーヌ川でフリーズした時のラウールがまず忘れられない(そりゃこの美貌に回線も混乱するよなと回線に同情した)けれど、その後GIVENCHYの会場付近に到着した時のラウールが、やばくなったらカメラ切ってと頼む姿には、(報道記者が追い求めてしまうような)ナマモノ感と真剣さと度胸が伝わってきたし、そこから爪痕を残すためにカマしにいく姿からはプロとしての意地と覚悟が伝わってきた。

あの光景を一生忘れることがないと思う。
届けてくれたことを今でも心から感謝している。

____

その後控えていたのが、このパリの日程の中でおそらくメインに据えられていたはずのYohji Yamamotoのショーでモデルとしてのランウェイ出演。
フロントローで鑑賞する推しというだけで誇り高きことだけれど、ラウールはモデルとしてこのPFWに来ているのだろうというのは、ファンなら何となく察していたと思う。

配信でリアルタイムで確認できたので、私は勿論リアタイした。

出てくるのかは見ていないと分からないし、事前に知らされることはないので、それまでお洋服のお勉強タイムとして見つつ、ドキドキしながら、祈りながら見守っていた。

ふと空気が変わったのを感じた時、曲の変わり目でラウールが現れた。

本場パリの地で、初めてのモデルとしてのランウェイ。
長年の夢が1つ叶ったことに感慨深いものを感じて、思わず画面越しに泣いた。

堂々たるランウェイの歩きだった。

Yohji Yamamotoの歩きは他のモデルとしての歩きとはまた異なった特殊なものだというのをラウールも語っていたけれど、ラウールの歩きには、出演した2体のどちらにも、Yohji Yamamotoへのリスペクトが溢れ、ターンの仕方や目配せにはラウールらしさも溢れていて、本場パリでの初ランウェイとして素晴らしい歩きだった。

本番前には、山本耀司さん自らスタイリングのチェックに来てくださったそうで、ラウールはその時間のことを思い出し、耀司さんに魔法をかけてもらっているような気持ちになったと語っていた。
ここからも耀司さんとラウールの尊い関係性を感じずにはいられなかったし、ここでも耀司さんに感謝の想いが溢れた。

____

そんな特別な夜を過ごし、間もなくしてAMI PARISのショー、また後日にはPaul Smithのショーに、どちらもフロントローで鑑賞する姿が発見されたり、現地のカメラマンや記者が、反響の大きさに応えて、未公開写真も含めて多数発信してくれたり、PFWのラウールは話題も評価も上々で、パリ初陣は華々しく、そしてしっかりと爪痕を残す結果となった。

その何よりの証拠は、ラウールのパリでの最後のインスタライブで見せた、満足そうな、達成感に満ちた表情に表れていたと思う。
ラウールがこの時語ってくれた話から伝わったことも踏まえて思ったのは、ここまでに積み重ねてきた沢山の準備をしっかり実らせるために人事を尽くせる人だったことで、あの結果が生まれたのであろうということだった。
ラウールのことを尊敬しない日はないけれど、このPFWの1週間は、特に届けられる1つ1つのことが、彼への尊敬の思いを膨れあがらせるものだったし、誇らしさを感じる連続だった。

私も、日本国内にいながらパリの時差ボケを感じていて、思わず笑っちゃう日々だったけど、少しはこのラウールの後押しになっていたら嬉しいなと思う。





TGC2023SS


それは2/4のブログに遡る。

「今日は、まだ言えないけどやばい日だった😍」
「俺ダンスが改めて好きになったから今年は技術も魅せ方も爆発できそうだ!🔥笑」

この文章を読んで、界隈は少々ザワついた。
ラウールがダンスが好きとか楽しいとか言う時って、かなりの確率でRIEHATAさんが絡んでいるからだ。

時期的に考えてTGCもなくはないけど、この時はまだTGCに出ることは発表されておらず、仮にTGCに出られたとしても、必ずしもこのブログの案件がTGCかはわからない。
ましてやRIEHATAさん関連なのかすらわからない状態だったので、この時はただただ友人たちとの会話の中で「そうだったらどうしよう」と想像しては悶えてを繰り返すだけだった。

____

この期待が膨らみ始めたのが、TGC出演情報が解禁された、本番よりおよそ1週間前の出来事。

解禁されたビジュアルは2ルック。
どうやら今回は2つのコンセプトが打ち出されているようで、1つは究極のアンドロジナスな雰囲気、もう1つはどこかパンチの効いた、品があるけどヤンチャでヒップホップな雰囲気だった。
この2つ目のヒップホップな雰囲気のルックを観た時に、これはもしかして…?少なくともヒップホップ要素が来る可能性があるのでは?というのを予感した。
ただこれは願望が強すぎる故、「落ち着け私、違うかもしれないだろ!」と自分の理性を働かせて、冷静になることができた。

____

ところが後日、ティザー映像が公開され、ラウールInstagramのアイコンもTGC仕様になり、また困惑と興奮と期待が膨れ上がることとなった。

そのアイコンでは、2つのコンセプトの融合した姿が表現されており、ティザー映像では、2つのコンセプトが並列され、それぞれのコンセプトに合わせたポージングが展開されていき、扉を開けた先で何やら起きそうな描写で終わるという、これまでのTGC×ラウールにはなかった、また新しい世界観を打ち出されていた。

まず、その動画と世界観の素晴らしさ、ラウールのポージングの使い分け、ビジュアル等、構成する全要素が素晴らしい作品だったため、当日に向けての煽りティザーとしての役割も十分ではあったが、そこにプラスして、動画で展開されたことで、より濃く伝わってきたヒップホップ色に、心躍らずにはいられなかった。
この期待を胸に抱えたまま、当日を迎えることとなった。

____

当日。
朝からRIEHATAさんのインスタストーリーやツイートで「Today is the day.」という一文が発信された。
しかもストーリーの方は白い背景にこの文字。
流石に現実に切望してきた世界が近づいているのを感じて怖くなった。
ただ、やっぱり違った時のダメージ回避のために、とにかく自分に「まだわからないから落ち着いて」と言い聞かせていた。

この日は、TGC前にラウール担の仲間とのランチにお邪魔する予定だったので、勿論この話題になるわけだけど、この話になるや否や(ポジティブな意味で)皆取り乱し始めたので、ああ、皆同じなんだなと安心したのを今でもよく覚えている。

会場につき、1人になった私は、知り合いと会いつつ、皆で浮き足立つ思いを共有しながらその時を待った。

____

そしてその瞬間は突然にやってきた。

なんと、普段ならスペシャルステージのどこかで組まれるはずのラウールのランウェイステージが、どこにも書かれていないタイミングで開始されたのだ。

その時、無料スムージーに並んでいた私は、混乱して騒然とする会場内を、仲間に手を引かれ猛ダッシュで座席に戻っていた。
この時の会場の異様な空気感は未だに肌で覚えている。

ラウールが出てきた。
より一層、騒ぎが増した。
が、ラウールが静止すると静まった。
この瞬間にラウールが会場全体を掌握したのを感じた。
そこから動き出したラウールのパフォーマンスを思い出す度に震える。
し、その時の自分の正気の失い方を思い出しても震える。(人間を辞めすぎてて)


ラウールのパフォーマンスは、私が観てきた限りの過去最高だったように思う。
何よりあんなに楽しそうなラウールを拝めたことに感無量で泣いていた。(その後のインスタライブでの見たことのないほどの興奮ぶりと楽しそうな様子が全てを物語りすぎていて、また泣いた。)
序盤のストップの技巧と時折見せる奇怪な表情に魅入られ、ヒップホップパートになった途端のまいとラウールみのある爆発力とユーモアとエモさには叫び泣き、終盤の狂気に満ちたラウールの表情には発狂を禁じ得なかった。

正直キャパオーバーだった。

約4分半のパフォーマンスは、供給過多すぎて無限だったし、それなのにもっと観たいと思わせられる程に秒にも感じられた。

ただ最高すぎて幸せすぎてこの上ないということだけはわかった。

あまりにも落ち着かないため、興奮沈静のために涼んでいたら、MacotoくんとReiNaちゃんとそのご友人が会場外に出ていかれるのをたまたま目撃した。
これにより余計涙腺が崩壊した。
RHTの絆にエモいの限界突破を迎えた。

その後、あのTGCステージは、RIEHATAさんのディレクションと振り付けによるものだったことがわかった。
RHTの仲間たちが今回見守りに来ていたことにもより一層頷けた。
その情報を目にした時、私はサーティーワンアイスクリームに並び始めていたが、再び尊さの限界を迎えて泣いた。(怖すぎだな)


私の以前からのFFさんやフォロワーさんはお察しかと思うけれど、私の中でRIEHATAさんやRHTの仲間たちは、ラウールを推す上でも、生きる上での元気を貰う存在としても、本当に特別な存在で、ラウールとRHTの絆には特別な思い入れを持って見守っている。

ラウールがその仲間たちのことを今でも大切に思っているのは、ライブに呼んでいたり、テレビに出た際に語っていたり(ダンスな会参照)、雑誌でも何度か話題に出していたりしているのを見ると、容易に察することだと思う。

だからこそ、今回のTGCは、ラウールの原点(ヒップホップ)と今(アンドロジナスでモダンなテイスト)の融合を見ているようで、ただただ感慨深くて、エモくて、感動もひとしおだった。

その感動は、RIEHATAさんやRHTの仲間たちも同様、いや、それ以上のものを感じていた様子だった。

これまでにもラウールの大事な機会に足を運び声援を送ってくれたり、ラウールInstagramが開設されてからは、アカウントをフォローし、日頃からいいねやコメントをしてくれているのを目撃してはいたけれど、このタイミングでは、いよいよ皆がこぞってラウールやRIEHATAさんが投稿したものをシェアし、コメントを残して反応してくれていた。
夢にまで見た光景にが眼前に広がっていて、こんな日が来るんだなと涙が止まらなかった。(ずっと泣いてる人)
オタクのエゴで願っていただけじゃなくて、ラウールも、RIEHATAさんも、仲間たちも、皆が願っていた共演だったんだなと思ったら、また泣けて仕方なかった。

____

その後も、オフショットや、一緒に楽しそうに踊る映像、ブログや雑誌でのまで公開され、この祭りは三日三晩どころか一月の間続いた。

リエさんの「やっと叶ったね」という言葉の投稿や、その後何度か語られたラウールの想いからもわかる通り、ファンだけでなく、ラウールの願いでも、仲間たちの願いでもあったこの出来事は、オタク人生において生涯忘れることがないほどの感動を貰った。
またこうして夢を叶えてくれてこと、本当にありがとうと、心から思う出来事だった。





LA上陸


それはラウールが20歳の誕生日を迎える数日前に起きた。
ラウール担の界隈では「パリコレに行ったかどうか」でざわめき状態が続いていた最中、突然ラウールInstagramのストーリーに1つの画像が投下された。

夕焼けの綺麗な写真だけど、明らかに外国チックな景色が広がっていた。

ここからオタクのラウールの居場所の推理合戦がスタートした。

パリだけどなんか海沿い説、アメリカ西海岸説、ハワイ説、海外っぽい日本説…本当に様々な憶測を呼んだこの投稿だったけれど、その後暫くして投稿されたラウールのスマホに登録された世界時計の時差によって、凡その場所が特定された。

その場所が「LA」。

以前、雑誌でも10代のうちに1人旅をしたい考えがあることや、海外に行きたいという気持ち、LAもその場所の1つとして挙げられていたことがあったので、この場所自体への驚きはなかった。
そこには、10代最後の限られた時間に行けたんだね、良かったねという想いだけだった。

が、そのタイミングには驚いた。

なぜなら今はツアー真っ最中の期間。
たまたま2週間弱余白の空いたこの期間、パリコレで空いてるのか?と読みを展開する人もいれば、私のように、ラウールがモデルのための身体とダンスするための身体の違いについて話し、その身体作りの難しさについて語ってくれていたので、あれ程の高いプロ意識をもつラウールが納得できる身体作りができない可能性のある状況の中でパリコレに挑むのだろうか?挑むことができるのだろうか?という疑問を抱く人もいた。
どのような過程があって、どんな考えのもと今回の決断に至ったのかを、私たちは知ることはないと思うし、知らせなくて大丈夫だよ(ラウールが伝えたいと思った時にはもちろん聴くけどね!)とも思ってる。
だけど、色んな憶測がある中で、LAに飛ぶという、全く新しい扉をまた切り開いていくラウールを観て、私ラウールのこと好きになって本当によかったと、人生で726995315522回目に思った。

しかも前のInstagramの投稿が「Life is a journey, but I see out with bags all packed.」という文章が添えられた投稿…。
その流れからのあのインスタストーリー投稿は完璧な流れすぎて震えたし、居場所の伝え方も含めて全てが洒落てて好きしかなくて、私もいつかやろうと思った。(やる機会ないですよ)

____

そこからの日々は、LAで大切に撮った傑作を余すことなくラウールInstagramで発信し続けてくれた。

LAに行ったと知った時、パリ後のラウールのパフォーマンスに何か解き放たれたモノを感じたのと同じように、LA後にも何かしらの変化が起きるのではないかと予期していた。

LA後はまだわからないけれど、その写真や動画からは、既にその片鱗が見える、とても開放的で前衛的なモノを感じた。

特にそれを感じたのはダンス動画。
LAのスタジオで撮ったらしいそのダンス動画は、選曲もさることながら、そのパフォーマンス、表情、カメラワーク、あらゆる点で、これまでにも増して爪痕残す、カマしにいったるぞという、迸るエナジーを感じた。

次々に成長し変わりゆくラウールが、今のラウールだからこそのパフォーマンスを残していく、その刹那的に切り取られたモノを見守ることができるのも、ラウール担の楽しみの醍醐味だと思っているけれど、この動画からはまさにそれを感じた。

“10代最後にLAに行ったラウールが、その場で様々な刺激を受けて得たものや高まったパッションを込めたパフォーマンスが、この放出”というインパクトがあった。

そして誕生日前日に上がった1つの写真とそこに添えられた言葉。

LAのビルの上に広がる雲ひとつない青空とラウールの眩しい背中に「The past is behind me, blue skies ahead.」の1文。

ラウールの言葉は英語になっても澄み切って真っ直ぐ飛んでくる。
なんと前向きで可能性しかない言葉なのだろうと思ったし、その言葉に相応しい存在であり続ける後ろ姿に、思わず涙が零れた。

ラウールだったら、どこまでも続く澄み切った空のように、無限に可能性の広がる明るい未来に飛び込んでいける勇気があるし、何事も結実させる力もあるよ、大丈夫だよ、私はそのための力になれたらいいなと、そう思い、誓いながら写真を再び眺めて、Teenager最後のラウールに思い馳せた。





まとめ〜1年通して思ったこと〜


本当は今回ラウールの誕生日に向けて振り返りを書くにあたって、ラウールの人生でわかる限りの全てを振り返るか、15歳からのSnow Manに加入してからのラウールを振り返るか、色々選択肢があったんだけど、この1年貰ったものと書き留めたい大きな出来事が多すぎて、それだけは取りこぼさずに書き記したいと思って、19歳のラウールに絞ることにしました。

この1年は、特に夢を叶えてもらう1年でした。

というのも、私が推し始めてから描いてきたラウールに対する様々な夢が次々に叶っていく1年だったんです。

・本場パリでのパリコレにモデルとして出演
・ブランドアンバサダーを務める
・お師匠RIEHATAさんとの共演、できれば並んで踊ってるのをひと目拝みたい
・お師匠RIEHATAさんとの仲睦まじいお写真、絆を感じるコメントを拝見したい
・RHTとの共演、何らかの形で同じ振りを踊ったり、振り付けをしてもらえたり、そういうものが形に残って拝めたら嬉しい
・今までTGCでできていた、ラウールが思い描くことを表現できるフィールド、ツールが、(TGCにいただいている機会は勿論守り抜きたいとして、)TGC以外にも定期的に供給できるような形で生まれたら嬉しい
・ラウールが世界進出してほしい
・ラウールがスターダムにのぼりつめるのを見届けたい

等、ラウールが思い描く夢をラウールが叶えていけることが大前提の最も大切で大きな夢として、それとは別軸で、ラウールが夢を叶えていく過程で、その夢を邪魔しないのであれば、こんな光景も観られたら嬉しいなという、個人的なオタクとしての夢があったんです。

そしたら、今年はそれが個人仕事でもグループ仕事でも叶っていきまして…。

オタクとしての悲願が叶っていくのは、それはもうとんでもなく嬉しかったのは言わずもがなですが、それにも増して、ラウールの描いている夢と自分の描いていた夢が違っていなかったことに一番喜びを感じていました。

同じ景色を見れていたことに感動したんです。

四六時中ラウールのこと考えて、口開けばラウール、ラって言葉がつかない話題を話してるのにラウ…って口走ってる時もあるくらいには、ラウールのこと考えちゃってるんですけど、それでも違う人間だし、年齢も経歴も違う人間が、その人のことをどれだけ理解できるかとかって、やっぱり限界があると思ってて、ましてや理解できただなんて傲慢な話、絶対言えないし言いたくもないなと思ってるんですけど…

ラウールはオタクの願いを知ってか知らずか、何故だか見たい景色を見せてくれるんですよね。
不思議なことに。

恐らく、ここで言えば、ラウールがオタクのことを理解しているというのが正しいのかもしれないですね。

だからこそ、欲しい言葉を大切に選んだ言葉で適切に届けてくれるし、ラウールが見せる世界がオタクの願望とも合致することがある。

私の願ってる世界じゃない!全然違う!と思う方も勿論いらっしゃると思いますが、少なくとも私はそう思って、1個1個に心から感謝して過ごしていました。

あと、正直な話をしてしまいますと、これらの思い描いていた夢のうち、だいたいのことが、元来のジャニーズ事務所で叶えることができるのだろうか?と懐疑的な思いがあったんですね。そのため、願いつつも半ば諦めていたところもありました。

ところがラウールには、凄まじい開拓力、企画力、思考力、交渉力、実行力、対応力、求心力、度胸と熱意がありました。

濃密な準備期間を過ごし、これらの力をフル活用して、ラウールは道無き道を切り開いていきました。

結果、様々な諦めていたことが実現していきました。

その度に、こんなこと可能だったのかという驚きと、夢見た景色を現実で見せてくれたことへの絶えることのない感謝の想いが溢れました。
と同時に、ラウールの底力とポテンシャルの凄みを改めて見せつけられた1年だったように感じています。

ラウールは言葉にしたことを体現します。
ツイートでも何度か言葉にしていますが、こんなに有言実行の人を私は見たことがありません。
ラウールになら大抵のことは実現可能、可能にするために努力することを惜しまない人であることがより伝わる1年でしたし、その姿がまた眩しくて、尊敬の想いと大好きの想いがひたすら募っていきました。

だからこそ、夢見させてもらう分、私はファンとして力になれるように、これからも応援していけたらいいなと、改めて思いました。



これからの未来も、ラウールが思い描く世界が叶っていくことを願い、ラウールのその夢を心から応援し、一緒に喜べるファンでありたいと思いながら、この長いだけの文章を締めたいと思います。




これから先、眼前に広がる明るい未来に、ラウールがどこまでも飛んでいけるように、追い風になれますように____




2023.06.27 Happy Birthday Dear Raul!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?