ラウールがパリで成し遂げた偉業


あんなに死ぬほどツイートしてるのに、それでも気持ちが溢れてしまって、やっぱりひとつの記事として纏めておきたくて、未だ冷めない熱の中、これを記しています。

ラウールがパリに行き全力で駆け抜けた1週間を、私が見た景色から振り返り、ラウールがその都度何をしてきたのか、そしてそこに至るまでにしてきたであろうことを、自分なりの言葉でまとめられたらいいなと思っています。

ご興味ある方、長くなるかと思いますがよろしければお付き合いください。



時系列で振り返るラウールとパリコレ



1月中旬から始まるPFW。
ラウールのファンであればYohji Yamamotoが今回はパリでショーを開催することは確認済みだった方も多いはずですよね。
私もそんな1人でしたし、早々にちゃんと予定も空けていました。(あんたが出るんか?くらいの気合いで空けていましたww日本時間では開催は夜中なのにwww)
そこにラウールが登場するかどうかとかは全くわからないにしろ、やっぱり正真正銘パリ開催のパリコレでランウェイを歩くラウールが観たいという夢はずっと持ち続けていましたし(おかげさまで私のTwitterの位置情報はパリコレのままでした)、本人から様々な話を聴く度(2022年6月のパリコレでヨウジの配信のランウェイに出演したラウールがそこで影響を受けて体づくりの意識変化が生まれたことを語り今もその体づくりを習慣化して続けていること、また、現在の仕事についての考えをブログで表明したのを読んだ時にも未来のために準備を頑張っていることはわかっていましたし)、この目標がラウール自身の中でも確固たる目標になっていたようにも感じていました。

だからこそ、今回のパリコレにはファンとしても並々ならぬ思いがありました。
ラウールが叶えたい夢を叶えていくことが私の夢であり、その軌跡を見守れて応援できることが私の本望なので。

コロナ禍における世界の在り方が変わってきた今、パリ開催でパリコレは一層盛り上がることは必至。
ラウールが個人仕事でモデル業に重きを置きつつ世界進出を図っていきたいと考えているのであれば、連続出演が叶い、かつ、パリ開催のパリコレランウェイとしては初出演を叶えられるこの機会を逃すはずがないと思っていましたし、逃すわけにもいかないとも思っていました。


そんなソワソワとドキドキとワクワクを感じながら過ごす日々の中で、1つ目の大きな出来事が起きました。



____日本時間2023年1月15日
ラウール、Instagramで個人アカウントを開設。
翌日1月16日21:00からインスタライブを開催を宣言。

発表時私は外出中でしたが一瞬でこの事しか考えられなくなりました。
開設理由についてラウールのブログには“主にファッションモデルとしての海外における活動の幅を広げるため”と書かれていました。
勿論これには納得だったし、むしろ必須だろうとまで考えていた人間なので感謝しかなかったのですが、それでも、グループでのアカウントも最近開設されたばかりのSnow Manからこんなに早く、しかも何かのドラマの役による開設とかでもない状況下で、未来を見据えた開設をさせていただけたことに、心の底から驚き、そして喜びました。
というのも、今となっては多くのジャニーズのグループがアカウントを開設していますが、Instagramの世界においてジャニーズグループのアカウントが開設されていく流れになったのも数年前のことだと認識していて、そんなに早い方ではなかったと思っていました。
そして何より、写真や映像が媒体の主流となるInstagramは、肖像権に厳しいジャニーズ事務所にお許しを乞うのは一苦労なのでは?と感じていたところもあったので、ラウールのアカウント開設におけるスピード感と運用方針には良い意味で驚きと感動があったんです。

こうしたい、こうすべきと願ったところでできない可能性があると思っていたので、ラウールがそれを可能にするために恐らく交渉をしたことを想像するのは容易でしたし、その後アップされていった数々の素晴らしい写真やリール動画の撮影・編集・投稿頻度に関しても、全てに周りとの連携や計算され尽くしたものを感じて、一つ一つに頭が下がる思いでした。



____日本時間1月16日 21:00
Instagram個人アカウントでラウールインスタライブ初陣。

時間は守るタイプの男:ラウールが画面越しに姿を見せました。
本人も緊張していると話していましたが、本人かそれ以上にファンも緊張していて、私もその日1日使い物にならず、時に吐きそうになりながら、そして時に腹を下しながらその瞬間を待ち構えていました(汚)

ラウールはこのインスタライブに向けてメモを用意してきていました。何とも律儀ですね。
ただ、時間を守るタイプの男は仕事もできすぎたということで、時間を巻き巻きに、メモの内容を10分もしない間に話しきってしまいましたwwwwwwwwwwwww
それなのに、元々予告していた時刻より延長してファンに大サービスでインスタライブをお送りしてくれるし、結局私たちの心にはフィルターで遊ぶ幽体離脱ラウールを筆頭に“おもしれぇ男ラウール”が海外でも健在なことが印象強く残る結果となりましたwwwwwwwwww


…違いますね。(いや何も違わなくはないけどな!ラウールはおもしれぇ男だよ。どこにいても。)
(そうは思っていても)ちゃんとしたこと書きます。


ラウールはこのインスタライブで、個人Instagramアカウントの開設理由や、そのきっかけとなったメンバーからの後押し、開設後にしてくれた宣伝について、そして事務所や周りの方々への感謝の言葉を開口一番に話しました。
自分のことより周りへの感謝が先なところがラウールらしいなと思いました。そして、ラウール自身もこのために尽力してくれたはずなのに、自分のことをそんなに話してなかったのも印象的でした。

ここでその他にわかったこととしては
・1週間ほど海外にいる。
・その間に15本くらい動画とか写真を投稿する。
・インスタライブもやる。
ということでした。

どこの国にいるかとかは何も言ってませんでしたが、パリコレ日程を把握しているファンからしたら、これは絶対PFWだろうと察しがつきました。そのため、このインスタライブ後から、パリにいたとしたら何の現場に現れるのか?何のブランドがどの時間に配信があるのか?等の確認作業に追われました。
山本耀司さんとの関係を考えてもYohji Yamamotoのランウェイに出るのは濃厚な線だとは思いつつ、ただそれも断言はできないし他のに出るとも限らない。
ランウェイに出るだけでなくショーを観に来る可能性もある。どこに出没するのだろうか?
考えれば考えるほどに気になること、考察しておくべきこと、楽しみが膨らんでいき、とにかく1週間お祭りが確定して心躍る思いでした。

パリファッションウィークの到来と共にスーパーラウールウィークの始まりを告げる法螺貝を吹きそうになりました。ブゥォォオオゥ



____日本時間1月18日12:00
ラウールInstagram個人アカウントに初投稿。
同日の22:00頃ゲリラでインスタライブを開催し、GIVENCHYのファッションショーに参加することが明かされる。そして、フロントロウにて鑑賞するラウールが発見される。

予告されていた初投稿ですが、写真と添えられた言葉があまりにも素敵すぎて、衝撃に備えていた甲斐なく一瞬で吹き飛ばされました。
ラウールのパリへの想い、体幹の強さ、美しさは勿論、ラウールがエッフェル塔の輝きを前にしても負けない輝きを放っていること、そのポージングがcoming soonアイコンにも使用されていたTGC2022SSのポージングをなぞっていたこと。アイコンのモノクロ世界から色がついた世界になったこともTGC2022SSのランウェイの世界観を彷彿とさせたこと…
1枚の写真と添えられた言葉1つにこれ程のことを思わせてくれるラウールが大好きだと改めて思いましたし、Instagram運用に力を入れている中であの写真を選びあの言葉を添えたということを考えていくと、尚のこと思い入れも強く感じられました。

そしてゲリラ的に行われたインスタライブ。
車内の、そして、衣装を纏いヘアメイクも完璧に仕上がっている状態のラウールがそこに映し出されました。
明らかにこれはゆるっとやりましょうな感じのインスタライブではないとは思いましたが、何とそれはGIVENCHYのショーへ向かう道中で、現場でも少しカメラを回す予定と話し、「カメラ回すのやばそうだったら適当に切って」と伝えるほどのライブ感でお送りされる、ファンとしてはこんなの観たかったという詰め合わせのようなドキドキワクワクのインスタライブとなりました。
観てる側も報道記者のような気持ちになっちゃいました。
カメラ回そ!今だよ今!今この瞬間を切り取るんだよ!みたいな緊張感とドキドキ感を覚えました。

「本気出してきます、ぶっちゃけ」と語ったラウール。GIVENCHYのショーの会場についてからの姿は、とにかく堂々と、時に可愛く、美しく、そして若々しく、ラウールにしか出せない色で服と自分自身を魅せていました。
ラウールは、自分がモデルをやる時には他でもないSnow Manのラウールが着用する意味を大切にしているというような趣旨のことを以前インタビューで話していたことがありましたが、まさにその真骨頂のような姿を見たように感じました。
現地の方々はおそらくラウールのことを初めて見たという方も多いはずですが、その堂々たる姿に感化されてカメラを構えてくださる方や声援をくださる方も大勢いました。
これは、その場その場で人々の心を掴んでいった証拠だと思いますし、勇気を出して自信たっぷりに自分をプロデュースしていったラウールを誇らしく思いました。



____GIVENCHYショー後
流れてくる数々の素晴らしい写真と動画に溺れる。

現地の写真家の方やファッション関係者の方が撮ったラウールの写真と動画が四六時中溢れ、追うのも一苦労という幸せな時間の幕開けでした。

ジャニーズの世界はラウールを好きになってから初めて見ている人間なので、外界から見ていた景色と合わせての認識になるんですけど、ジャニーズにおいてこういう露出の仕方って本当に珍しいと思っていて、海外アーティストにおいては割とそこら辺は暗黙の了解のように撮影、拡散されていく世界線なので、ちょっとそれに近いものを感じました。
視覚情報がものを言うファッションの世界でさらに活動の幅を広げていきたいのであればこうなるのも必然で必須だと思うので(Instagramもこの視覚情報の要のSNSツールだと思っています)とても良い傾向だなと思いましたし、ここでもこれまでの慣例を覆すためにどれだけの交渉提案をしてきたのだろうかとラウールの努力を想像して頭が下がりました。(実際どんなことをしたのかなんてわかる日は来ないと思うので良いんです、心の中でそう思ってるだけだから許してね、ラウール。)



____投稿され続けるラウール公式アカウントからの写真の完成度の高さに目眩。

本田もこれには興奮して目眩を起こすのではないでしょうか(ワールドカップ?)
あまりにも生きる芸術すぎて感情も言葉も追いつかない写真が次々にアップされていきました。
ハイブランドを全身に纏ったラウールがパリの風景や名所に行き撮ってきた渾身の写真の数々。全ての写真から、絶対に爪痕を残すぞという気合いが伝わってきて、写真のクオリティだけでなくそこにも感動していました。
ヘアメイクに携わってくださった方も、その後担当したことをSNS媒体に載せてくれたりしていたので、ヘアメイクや美容系に感度の高い方にも見ていただけたのでは?と思うと、こういう掲載も1つ1つが間口の広がりに繋がり、有難く感じました。(こうして知っていただける機会が増えていくことがありがたいので、やはり視覚情報のツールが増えることも開けた世界にすることも未来のために大切なのだと身に染みて感じているところです。)



____日本時間1月20日1:30
Yohji Yamamotoのランウェイにモデルとして出演。

日本時間では夜中だったので、数時間仮眠をとってリアタイに挑む予定でした。自分の中では少なくとも3時間、できれば4時間は寝る予定だったんです。
ところがラウールが嬉しいことにめちゃくちゃ公式Instagramの更新をしてくれて、こっちはそれを見守ってたら23:00過ぎてもベッドにも入れてなくてねwwwwwwwwwwwww終わったと思いましたwwwwwwwwwwwww

でもそこは気合いで起床。ちゃんとオンタイムで配信観始めました。

この時点で、まだラウールがランウェイに出るかどうかすら分かっていませんでした。

ファンは信じて待つのみなので待つんですが、TwitterやInstagramを見る限り、結構な人たちが同じ想いでスタンバっていたようだったので、ラウールの可能性にかけている人がこんなに沢山いるんだと嬉しくなり、力を貰って眠い目を擦って共にその瞬間を待ち構えていました。

絶対に見逃したくなくて、一瞬も目をそらすことができませんでした。

そして、待ちに待った念願のその瞬間が来ました。

曲が変わりラウールが出てきました。
一気に空気感が変わったのを画面越しに感じました。

前回、パリコレデビューを飾ったのは配信でのランウェイ。
パリで開催されたショーで、正真正銘のパリコレランウェイを歩くラウールの姿に涙が溢れました。

ヨウジのランウェイは歩き方が独特というのはラウールも話していましたし、実際ファッションに詳しい方の話にもその特徴が書かれていましたが、(WWDの天才的文章ぜひ読んでください。参考文献:壮大な「ルイ・ヴィトン」から「ヨウジ」「リック」まで駆け抜ける 交通機関ストップで大ピンチな2023-24年秋冬メンズコレ取材24時Vol.6 - WWDJAPAN)ラウールは本場パリという一層緊張する場においても、しっかり堂々とモデルとしてそのヨウジならではのウォーキングを披露し、ヨウジの服が持つ意味を前回とはまた違った魅せ方で提示してくれました。

この日ラウールは2体分ランウェイを歩きましたが、実はこのためにウォーキングの練習を積んでいたことや、パリコレのためにツアー後からまた急激に身体を絞っていたことも後のインスタライブの中で明かされ、ファンが思っていたより相当な量の準備と努力を重ねてここにやってきていたことがよくわかりました。
ランウェイを歩く姿やショーを見学しに行っている姿、公式Instagramの投稿1つとってみても、どれだけの時間と労力と努力を重ねてきてくれたんだろうというのは(勿論常日頃から思っているけど)察するところでしたが、そんな察することすらも足りなかったと思わされる尽力ぶりにまた感動させられました。
何としても結果を残したいだろうし、残せるほどのことをしているよと、このランウェイ筆頭にパリでのラウールを見守りながら思っていました。



____ヨウジのランウェイ後まもなくAMI PARISのショーの現場に移動しフロントロウで鑑賞。

魂消ました。
その早業に。
まずヘアメイクどうしたの?という疑問でしたが、これは自分でやったと後に語られており、その際にも魂消ました。衣装もヘアメイクもSimple is bestな装いで、またラウールの素材の良さを引き立てていました。
そしてその堂々たる姿にも改めて驚かされました。
AMI PARISの現場には名だたる方々が登場していたので、その分カメラの台数も多い印象でした。
全くホームではないそんな場においても、物怖じした姿を一切見せず、僕のことも撮って!の如くしっかりカメラアピールするラウールに対して、ここでも誇らしさを感じましたし、GIVENCHYの現場の時のように、その場で感化されて優しい声援をかけてくれた現地の方と撮ってくださったカメラマンの方との化学反応を見れたことにも感動しっぱなしでした。

また、ここでもGIVENCHY(と後ほど触れるPaul Smith)のショーと同様、フロントロウに座らせてもらえているラウールの姿を見ました。
しっかりブランド側にその価値を見出していただけているのだと感じることができたのも大きな収穫でした。
AMI PARISのショーでラウールの横に座っていた方々を思い出す度に震えていますから…。
(実際の写真がこちら:https://twitter.com/fashionsnap/status/1616237313365008385?s=46&t=93fy2slfqrw_c5kvi977Yg)



____日本時間1月20日夜
Paul Smithのショーに登場。
ここでもフロントロウにて鑑賞する。

Yohji YamamotoとAMI PARISの余韻が続く中、ラウールが今度はPaul Smithの現場に現れました。
ここではダブルジャケットのスーツが光りました。
シンプルながら繊細に美しいそのフォルムがラウールにマッチしていました。

ここでもカメラマンの方々とのフォトセッションのような空間が広がっていたようで、ポージングをとるラウールが現地の方に美しく撮られ、数々の媒体で共有されていました。

また、雑誌や記事の媒体の取材で撮られた動画では、「じゃね〜」という言葉をはじめ、パリの現場にいて凄いことをこなしてるのに等身大のラウールそのままの姿が映し出されていました。
ラウールは何をしていてもラウールだと思わせてくれる優しさに触れたような気がしました。



____日本時間1月20日23:00
インスタライブを開始。

WiFiが仕事をしなくて何度かブツ切りになりつつ、セーヌ川をお知らせしてくれる美しきラウールを何度も見たのでこちらはセーヌ川博士になり、むしろWiFiはセヌールの静止画が欲しかっただけかな?等と考え始めた頃に無事復旧。
ラウールがこちらを気にしてWiFi不調により悲しそうな顔をうかべたことだけはWiFiの罪深さでしたが、何とか持ち直し、その後1時間ほど長尺でインスタライブをしてくれて現場での話を聞かせてくれました。

ラウールはここで、パリに向けてこれまでどんな準備をしてきていたか、どうしてあの着こなしになったのか、このパリをどんな想いで迎えたのか、そんなことをポロポロと話してくれました。
ここで聴けて嬉しかったことって沢山あるんだけど、やっぱり「爪痕を残すという強い気持ちでどの現場でも全力を尽くし、自信がない自分を押し殺し自身を奮い立たせて自信満々に振る舞った」という趣旨の話を聴けたことは本当に嬉しかったです。
日本と海外では人間性が違うから、勿論立ち振る舞いも好まれる形が違うと思います。日本は同調の文化ですが海外は確固たる自己が見えた方がいいじゃないですか。そういう点で言ってもラウールの振る舞い方の変化の付け方って最適解だったように思います。
あと、ファンとしては見てればわかることではあったけど、シンプルな話、それでも本人の口から聴けることが何より嬉しいことでした。
切り取られることもなく率直な言葉として聴けたことが嬉しかったし、それを伝えたいと思ってもらえる存在であったこともファンとして嬉しかったです。
それまでの並々ならぬ努力とかも言葉の端々からちゃんと伝わってきて1個1個に感動しっぱなしでした。

あと、「何をしていても僕は僕だから」という話。自分が世界へ羽ばたくことを手放しに喜ぶファンだけではなく、寂しがってしまうファンもいることをラウールはわかっているし、そこへの配慮も手厚いなと思いました。

というか、実際ラウールは何をしていてもラウールなんですよね、ぶっちゃけ。

ファッションモデルとして更なる飛躍を遂げたいのもラウールの夢であり、それをSnow Manの活動に還元していってグループをより大きくしていきたい、その力になりたいと願っているのもラウールで、アイドルをしているラウールもモデルをしているラウールもその場その場で本気を出しているラウールも、ラウールでしかないんですよね。
だから、各ブランドの色に染まり、全く違う魅力を放ちながら、カメラマンにバチバチにキメ倒してるラウールも、ランウェイを歩くラウールも、動画を撮るカメラに向かって可愛らしい言葉でメッセージを結び、等身大の姿を見せるラウールも、投稿ではミステリアス男子を演出するけどインスタライブではきゅるるん可愛いラウールが炸裂するのも、全部が全部ずっとラウールでしかなくて、だけどそれでもファンって言葉で貰えないと不安や寂しさを抱える人もいて、そんな人に対してすかさず手を伸ばすし、ラウールはちゃんとありのまま伝えてくれようとしているのだなと思って、なんかそういうこと全部がこの人好きになって良かったという想い以外感情が湧いてこないなと思いました。

あとは、メンバーについての質問にも毎回ちゃんと拾って答えてて、これにも感心しました。
個人的には、ラウールが自分のことを話す機会ってなかなかないし、普段のインタビューとかでも自分のターンが来ても直ぐに周りを褒めるのに回る姿を見てきているので、ここでは本人の話を沢山聞きたいなとも思っていました。それでも、ラウールがメンバーとのエピソードを話したいと思っていることそれ自体が尊くて、私の大好きな周りに愛の深いラウールだなと思って胸が熱くなりました。
深澤さんの「忙しいだろうし返事はいらないから!」の話とか、ふかラウの良さも深澤さんの良さもラウールの良さも出てる話でしたよね。深澤さんは本当に思いやりに溢れた人ですし、それにちゃんと返事をするラウールも律儀で、パリでも不変の素敵な関係だなと思いました。



____続いて投稿されるラウール公式Instagramでの投稿で蘇る感動と新たに投下されるオフショットの数々で浸る余韻。

現場の露出はひと段落かな?あとは出てくる写真や記事を追えば大丈夫かな?と思うのも束の間、ネット上には次から次へと新たなラウールが現れました。世はまさにラウール大供給時代!ドン!って感じで、ビッグウェーブに乗りながらラウールというひとつなぎの大秘宝を追い求めてネットという大海原をひたすら航海する日々でした。

ラウールがインスタライブで投稿を予告していた分はYohji Yamamotoのランウェイの写真でした。
公式的にこうしてアップされることで、ラウールをリアルタイムで追っていた人間だけでなく、多忙で追えなかった方や何となくラウールをフォローしてくれている方、ラウールに関心を持ち始めている方にも届くので有難いなと思いました。
モデルとしての大きなお仕事の記録がこうして公式アカウントに残ることが何より嬉しかったです。
Instagramを名刺代わりと捉えていたラウールを必ず後押しする記録となったと思います。

その後も数時間おきにとっておきの写真と動画を投稿し続けてくれるラウール。
個人的に大好きだったのがカフェでの1枚。Diorを身に纏うラウールを見て、ラウールってやっぱりDiorと相性が良いなと思いました。上品で繊細でだけど気高く優しく可憐で麗しい。個人的にDiorに抱いているイメージなのですが、ラウールにもマッチしますし、またそれを着こなしてカフェという飾らない場所でほっと一息ついている画で提示されたことが、ラウールらしさ全開で大好きな1枚でした。
白って200色あんねん。そう脳内のアンミカさんがにこやかに囁きました。
ラウールは世界の白色に愛されてるなぁと心から思いました。



ラウールがこの旅で起こした革命

時系列でざっくりとですが振り返らせていただきました。出来事と共にその時思ったことをまとめてきたのですが、最後にラウールがパリ関連で起こした革命について今1度まとめておきたいと思います。
上に書いたことと重複する箇所が多いと思いますがご了承ください。それだけ何度でも言いたいということです。


・厳しい肖像権の壁をクリアしたこと

第1にこれは言いたいです。やっぱり。このSNS文化が最盛期を迎えている昨今において流行には拡散力がものを言います。例えを出すなら、K-POPカルチャーが世界へ飛び出していったのも、このSNS使いが早かったのもあると見ています。元々はK界隈にいたので余計に思うのですが、インスタグラムの使用とか本当に早かったんですよ。だからそれに付随して私もインスタグラム創世記からアカウントを作っていました。
国を跨いで共有するには視覚情報がより重要になります。文字だけで拡散するというのには限界がありますし、言葉の壁はそれほどに大きいのです。
特に、音楽ではなくファッションモデルという通訳のしようがないほぼ視覚のみの世界において、写真や映像を使用できること、それを拡散できる環境を作ることは必須であり急務でした。
ただ、それはファンがどれだけ声を上げたとて叶わないものだと思っていました。
未来への投資にはなるので英断を!と願ってはいましたが、複製される可能性等目先の利益や、変に編集されて悪用されかねない保護の観点から言うと、事務所のとっていた姿勢も正しくもあり、現状を覆すのは難しいとも思っていました。
ただそれでもラウールの叶えたい未来のためには必須だったんです。それだけは確かでした。

そんな中で、ラウールが事務所の方々にInstagram開設を応援されたこと、パリ行きに関しても激励され快く送り出されたこと、前例なき道に対して開けた世界を用意して後押しし、自由を与え、拡散を認めてくれたこと…「何もなかった」らこんなことにはなっていないと思います。ラウール自身も見えないところで尽力してくれたからこその恵まれた状況だったと思っています。そして、ラウールにこれまでのモデルとしての功績があったから、ラウールにそれだけの価値を見出してもらえたからこそ、事務所の方に認めていただけて、パリを取り巻くこの状況が用意していただけたのだと思っています。
何も当たり前じゃない、この状況ごと賞賛に値すると心から思っていますし、だからこそ、何度でも言いたいです。
ラウール、本当に頑張ってくれてありがとう。私たちは反響を届けて拡散して援護することしかできないけど、それが少しでもラウールの後押しになっていたら嬉しいです。


・パリでラウールに帯同していた方が事務所の方ではなく日本の名だたるファッション関係者だったこと

日本では著名な事務所であるジャニーズ事務所所属においても、海外のファッション業界に本格的に参入していくともなると、前例がなく、帯同しても現地での諸々のツテがないという問題があったのだと思います。
そんな中(ラウールがアクションを起こしたのかどちらからだったのかは分かりかねますが、)今回帯同してくださったのが日本の名だたるファッション業界の方々でした。軍地さんを初めとして常にファッション業界に精通した力強い存在がラウールの傍にいてくださっていたようで、映像に映り込んでいる様子を見ては感謝し「この方々に足向けて寝れない」等と思っていました。
これも、ただ実績のない状態のSnow Manのラウールがパリに行くからついてきて!というだけでは無理だったのではないか?と思っていて、ちゃんとラウールがこれまで積み上げてきたものがあって、そこを評価していただき、帯同して時間を割く価値があると判断されたからに他ならないのではないか?と思っています。
企業のいち人間だったら、その会社に利益になることに力を注ぐと思いますし、本人たちの取材もあるであろう中で、何も利がない相手と仕事はしないと思います。
考えれば考えるほど、この当たり前ではない有難い環境に、そしてそこに繋げたラウールのこれまでの頑張りに、感謝の想いでいっぱいになりました。


・ラウールを知らない現地の方やファッション好きを唸らせたこと

これも再三触れてるので耳にタコレベルになってしまってるかもしれなくて申し訳ないのですがそれでも言いたいんです。

凄いことだと思うんです。

自分のことを知らない人間が取り囲む中で、自分の色を失わずしっかり放ちながら堂々と振る舞って、結果として現場の人間の心を掴むって。

これも誰でもできることじゃないと思っています。

ラウールは与えられたチャンスを必ずモノにする力があると常々思っています。今回も与えられたチャンスをしっかり爪痕残してモノにしてきました。そしてちゃんと話題になりました。
ただ、チャンスを掴むためには、そこに向けて恥じない努力が必要です。そうでなければ、奮い立たせるための自信なんてどこからも湧いてきません。自分の心の支えにするための努力があって実績があるんだと思います。ラウールにはそれがありました。で、どう立ち回ればいいのか、また、各ブランドの特色に合わせてどう纏えばいいのか、自分なりに考える思考力もありました。それだけでなく、机上の空論にしない実行力もありました。勇気がありました。それ故にラウールの表現は光を放ち、ラウール自身の魅力を何となくでも肌で感じてくださった現場の目の肥えた方がこぞって声援をくれて、写真や動画をアップしてくれたんだと思います。
ホームではない、自分を目的に来ている人は極わずかであろう場において、ホームに近い状態にしていく、そう感じるように振る舞うという力は、誰もが持ち合わせてはいないし、持っていても発揮できないというのもざらだと思います。
だから凄いんですよね、ラウールって。
そんなふうに思いながらPFWを過ごしていました。




こういうまとめを書かないと、やっぱりこんなに心を熱くさせられたPFWを終えることはできなかったので、すみません。長々と書かせていただきました。
ここまで読んでくださった心優しき方、本当にありがとうございます。
長文駄文お許しください。

いつかラウールがまた行きたいと願うパリに、そして更に広がる世界に、輝き羽ばたく姿を夢みて、今日のところはお開きにさせていただこうと思います。



最後の最後になりましたが、これも触れたいので。


Instagram開設の後押しとパリ行きを快く応援してくれたメンバー、本当にありがとう。帰ってきてからの生配信でもその話題の時にメンバーが誇らしそうな表情してたの本当に嬉しかったよ。メンバーのことが大好きなラウールも絶対に嬉しかったと思うし、1個1個に感謝していたと思う。
これからも味方でいてくれたら嬉しいです。


ラウールの夢を一緒に追いかけたいラウール担より

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