【家族の大切さ】

大学を機に上京し、一人暮らしを始めて3年になります。
これまで、長期休暇や年末など地元に帰省するチャンスはいくらでもあったのですが初めて、1週間の長期帰省をしました。よく、親不孝と言われます。(笑)
初めての長期帰省で感じたことを備忘録として残します。

今回の帰省で感じたことは「家族の大切さ」です。

これまで、帰省を行わなかった理由は帰省する理由がなかったからです。
一人暮らしでも、寂しさや孤独感を感じることもありません。食事にも特に困ることもありません。これはありがたいことに、東京で関わってくださる方々に非常に恵まれているからです。だから、わざわざ、時間とお金をかけて帰省する必要が分かりませんでした。
今回の帰省は自分から帰省したかったというより、同窓会や就職活動などで帰らざるを得なかったという理由があります。つまり、自分から積極的に帰りたいとは思っていませんでした。

その状況でも「家族の大切さ」を認識したのは無条件で私を応援してくれる家族の優しさを感じたからです。

帰省と一番の目的は家族に就職についての報告を行うことでした。私は創業間もないベンチャー企業を就職先にしようと思っています。世間からすると、リスクある選択に見えると思いますし、地元で育ち、地元で就職した両親や祖父母からすると想定外のことだったと思います。親としては、せっかく、お金をかけて東京にまで出した息子があえてリスキーな道を選ぶのは不安や後悔も少なからず感じていたと思います。しかし、私が一通り説明した後に家族がかけてくれた言葉は一言だけでした。

「あなたが一番やりたいと思う仕事をしなさい。」

私は少なからず家族から反対意見がでると思っていました。もし、自分が親の立場だったとしたら反対意見や自分の意見を押し付ける発言をしただろうと思います。
しかし、実際にかけてくれたのは自分の息子、孫、甥っ子がした選択を信頼して、応援する言葉でした。

よく、子どもは自分の命に代えてでも守りたい存在であると言います。親ではないので本当に思っているかはわかりませんが、私を信頼して、応援してくれるのはそのような存在として私を思ってくれていると実感できました。父親、母親、祖父母、おじ、おば、等々、血のつながった家族は唯一無二です。私にとって代替可能な人間関係は1つとしてないですが、家族はその中でも特別な存在です。私も21歳。家族に支えられるだけでなく恩返しをしていく年齢です。少しずつですが家族が喜んでくれることをしていきたいと思います。


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