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夜の作家(ショートストーリーのような、詩のような)
月明かりがあなたの窓辺に届く夜
フクロウが始りを告げる夜
明日葉の花が咲く時を忘れ
ただ春の夢を見る時
そんな夜に広げる古い本
前書きも後書きも
知らない文字で書いてある
物語は白紙のままに
そのままで
あなたが紡ぐ物語り
主人公を決めたなら
夜の世界を突き進め
原稿用紙を埋めていく
知らない文字は踊るだけ
知らない人の無駄話
知らない世界のその中は
内緒の話で満ちている
さあ書いて
あなたの文字で
あなたの言葉で
主人公の願いを知るために
あなたの願いを忘れるために
🐈⬛昨日の真夜中『夜の作家』いう言葉が浮かんだ。
いきなり小説は書けないけれど、何かにしたいと思いまして。このようなものを書いてみたのですが。