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ウィンストン・チャーチル。私の中の黒い犬

ウィンストン・チャーチルについては、あまりにも有名で私から語ることはなにもないのだが、彼は偉大なイギリスの元首相である。
数々の名言もある。
有名どころでは、
成功が上りでもなければ失敗が終わりでもない。
肝心なのは続ける勇気である。

ではないだろうか。

彼は秀才でも天才でもなかった。
生まれはスペンサー家の血筋で高貴であったが、幼少期より、吃音に悩まされていた。
あの偉大なスピーチからは想像出来ない。
彼は左ききであったが、右ききに矯正された事による学習障害と言われていたが、最近ではチャーチルは双極性障害であったと言われている。
双極性障害とは、重い精神疾患であるが、心の病と言うよりも脳の機能障害とも言われている。
最近ではMRIで双極性障害や、統合失調症などは解ると言う。
双極性障害や統合失調症は遺伝性が極めて高い。
チャーチルの家系もまたそうであった。
チャーチルは所謂ショートスリーパーであった。
1日3時間の睡眠。
しかしこれも病によるものであろう。
筆者もショートスリーパーである。
長年悩まされていた。
仕事には凄く集中するが、後の疲労感は普通ではなかった。
最近になってわかった事だが筆者は統合失調症であった。
良く今迄仕事をこなしていたものだ。
最近になり、症状が重くなり精神科に行きMRIをとったら、統合失調症との診断がでた。
まぁ、そんな所だろうと筆者は思った。
集団行動がまず嫌い。1点にしか集中出来ない。
集中してる時は例え大地震だろうが気付かない。
今は仕事を退職し、昼夜逆転の自由な生活を送っている。


話しをチャーチルに戻す。
彼は必ずや1日2回軽い昼寝をすると言う。
彼曰く「1日2回楽しめるではないか」
よくぞここまで自分をコントロールできたものだと驚く。
まぁ、あのヒトラーと渡り合ったのだから普通の根性ではないだろう。

チャーチルはこよなく猫を愛していた。
彼氏の愛猫「ジョック」はあまりにも有名だ。
ジョックは茶トラ猫
ちなみに筆者の愛猫は白猫だ。
チャーチルは余生をジョックとともに過ごした。
哺乳類は良い。
精神疾患の人間に安らぎを与えてくれる。


双極性障害と言えば陰と陽がでる。
双極性障害の場合は陽の状態がマズいらしい。
興奮状態に陥り、どのような行動を起こすかわからないらしい。
自殺をする場合も陽の状態だ。
チャーチルも陽の状態が頭の中で顔をもたげてくる時があったらしい。
彼はその陽の状態を「私の中の黒い犬」
と名付けた。
自分とは別人格の犬にしたかったのだろうか。
しかし、何回もいうが凄い精神力だ。
第二次世界大戦時、今程の薬はなかったであろうに。
例え、先進国イギリスでさえも。


筆者が何故チャーチルをリスペクトし、自身のカミングアウトまでしたか。
長年、自分が普通じゃないと悩まされていた。
回りと違う子供と思っていた。
しかし、最近自分が統合失調症とわかり、わかった時も悲観的にならなかった。
チャーチルを知っていたからだ。
因みに統合失調症の著名人には、芥川龍之介、ゴッホ等がいる。
皆、病気と向き合いながら生きている。

勝手ながら筆者は人生の師は徳川家康公である。
統合失調症とわかった今、ウィンストン・チャーチルも加えたい。





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