いい写真を撮りたいと思い続けた年
今年の2月5日、写真家の幡野広志さんの写真のワークショップに参加した。その日から写真を撮り続ける日々が始まった。
仕事の日でも休みの日でも、家の中でもカメラを持ち続けた。
こんなに続いていることってもしかしたら人生で初めてのことかもしれない。それくらい撮り続けた。
幸い仕事場でも写真はとても役に立った。
職場用にSDカードを用意して、普段の園の子ども達の様子を撮りまくった。おかげで園児達からは「カメラマンだ!」と一時期あだ名をつけられた。でも、それも日常なものになって慣れてくると自然な様子を撮れるようになっていった。
一部の子は真似をして写真を撮りたいと言ってくれたので、僕が使っているカメラを貸して撮ってもらった。途中からは、僕がいない時でも撮れるように、子ども達がいつでも使えるデジカメを何個か用意するようになった。子ども達目線での保育園の生活が撮られるようになり、その写真を見るのが楽しくなったし、僕も負けてられないなともっと撮るようになった。
私生活では職場以上に撮りまくった。
久しぶりに会った友人には笑われたりもしたけど、関係なく撮りまくった。忘れっぽい僕にとっては日記を書くようにその日の記録ができてとても役立っている。
毎日の食事も楽しくなった。家庭料理、息子達からのリクエストで行ったファストフード店の食事、記念日のちょっとだけ贅沢な外食、素敵なカフェでの軽食、キャンプ飯などなど‥
家族の写真は本当にたくさん撮った。息子達の保育園への送迎や寝顔など、ありふれた日常の記録から、休日のゆったり過ごす時間、旅行先での楽しい思い出、妻との束の間の二人の時間。
家族や友人、職場の子ども達や職員達、美味しい食事、電車や車などの乗り物、海、キャンプ、カフェ‥
撮ったものを見返していくと、自分の好きなものがたくさん写っていた。幡野さんが言っていた通りだった。
自分の大切にしているものが明確に実感することができた。
写真を撮るようになって生活がより豊かに楽しくなった。
そんなことを確かに感じた1年だった。
今年のnoteはこれが最後です。
いつも読んでくれる方も、初めて読んでくれた方もありがとうございました。
また来年も更新していくと思うので、気が向いたら読んでください。嬉しいです。
皆様、良いお年をお迎えください。
また来年お会いしましょう。
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