沈黙のWebライティングに関して

自分の文章力を磨きたく、人に届く文章とはという観点から本書を選択して読んでみました。第1章の段階ですが、順次更新します。

最近読んだ中で一番漫画っぽくて、ストーリーを通じて内容が伝わってくるので非常にいい印象を受けた。一章は検索エンジンのGoogleがどんなコンセプトで開発を行なってユーザーに価値を提供しているのかを説明していた。たった一つの点、ユーザーの体験に徹底的に目を向けており、ここを追求することで結果として別の副次的な物につながる。

極論ユーザーが求めているのは体験であり、調べたりすることはその途中の段階。誰でもまさに求めている情報(例えば、レストラン、旅行、本)を調べなくても、すでに知っていたり、人が教えてくれたらそのほうが圧倒的にいい。しかし現実はなくなく、検索エンジンを使う。そういった背景を理解した上で、提供する側はサービスを使いやすいUIや遅延のないUXを提供するなどに取り組むことになる。

これはビジネスの基本だと思った。私も現在セミナーの講義資料を作成する中で、参加者がきて良かったと感じるものはなんなのかをもう一度具体的に考え、それを元に進めようと感じた。

セミナーとは結果として知識を得たいからくる。書籍では得られない体験を求めてくる。例えば、一人で書籍を読んで勉強を進めていくと、必ずどこかでつまずく。数学的な理解や、プログラミングの実装の部分で。それをサポートしたり、今後一人で進めていける様な力がつくことが大切。

またビジネスサイドの人間であれば、具体的な仕組みは必要ないが、それをどう応用すると、現実に使えるのか、便利になるのか、そういった情報を求めている。そこにいち早くアクセスできる様なコンテンツを作成し、セミナーで伝えることが、自分の取り組むべきミッションだと再確認した。


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