流行り廃り

　今年もあとわずか。今年流行ったモノ・コトのに一つに「マリトッツォ」

　いつだったかテレビを何気なく見ていて「流行りに乗っかっています！」と言い切った店の人と映し出された商品「ケロトッツォ」

　・・・なんかかわいいじゃん。場所は？浅草？行けるじゃん。

　本店は名古屋で、このケロトッツォが思いの外好評だったので調子に乗って(笑)このコロナ禍の中、東京進出した、と明るく話していた。

　これは流行りが過ぎたら撤退するかも、その前に食べてみようかな、と。

　もうそろそろ動きたいな、どこか近場にでも、とも思っていた事だし。

　チラシ頂いたのに捨ててしまった。せめて写メ撮って載せてからにすればよかった。

なので拝借　https://www.aoyagiuirou.co.jp/news/post-202726/

　久しぶりに休みが一緒になった同僚Ｉを誘う。

　後は？と言うＩにググってみたところ、この日は丁度羽子板市を開催していた。羽子板市か、混むな〜と思った。さっさと歩きたくても歩けないだろう。

　Ｉはあげまんじゅう食べたい、と言い出した。そしてソラマチブラブラしよう、ということで。

　実は父方の実家が浅草今戸にあるので、年始の挨拶はもとより、あれにつけこれにつけ浅草には幼い頃から連れて行ってもらってた。浅草及び周辺の年中行事はほぼ網羅している。羽子板市も一回だけではあるが見物した事があった。

　でも浅草訪れるのは何年ぶりかな？

　祝祭日はあまり外出しなくなったので、祝祭日の人出の多さを甘く見ている節があるのだが、今日の人出も凄いだろうな、と思っていたらそうでもなかった。これから混みだすのかな？

　・・・・と思っていたが、羽子板市の規模の小ささに驚いた。私の記憶にある羽子板市は何軒もの羽子板が並ぶ出見世と、周辺に出店している屋台でそれこそ芋洗い状態だったのだから。

　ところが今日は羽子板並べる出見世も数えるほどしかなく、伴う屋台も少なかった。

　これも時代の流れかなぁ、羽根つきなんてもうやる人もいないだろうしなぁ。

　写メ取る気にもなれなかった。想定したいた時間より相当早く、羽子板市見物は終わってしまった。

　あげまんじゅうは仲見世通りにあって、買って食べた。評判通り美味しかった。

　浅草寺にお参り済ませ、目指すはケロトッツォ。浅草寺裏をちょっと歩いたところにあったが、これが駅前からも、勿論浅草寺からも結構離れた、とても商業地区とは思えないところにあった。ナビがなければ辿りつけなかっただろう。

　名古屋では名が売れたとはいえ、この浅草では新参者。そういえば浅草は地元民の結束が強い地域でもあるから、そこに入らせてもらえなかったのかも、別に片田舎でなくてもこうしてハブみたいなことはどこでも起こる、なんて思っていたけれど。

　店は自前リサーチ通り持帰り専門店。店内飲食はできなかった。目当てのケロトッツォを注文し、しばらく待つ間に、次から次へと自転車やら頼んだ弁当取りにくる人が来た。ここはちょっとした弁当も販売していて、今普及している配達員が取りにも来ていたのだ。そうか、こういうスタイルなら別に駅前や商店街区になくてもいい、むしろこちらのが好都合だと一人で合点してた。

　ケロトッツォを食す場所を探しながらソラマチ、スカイツリーの下を目指した。歩いて30分弱くらい。隅田川に架かる言問橋を渡った。

　スカイツリーには建設途中に一回来た。今日は二回目。展望台に登る予定はなかった。
何故なら私は酷い近眼で眼鏡必須。ここに老眼も加わり
　
　・・・近眼は老眼にならない、てのは嘘です。なりました、私。

　てな訳で、今の眼鏡では遠くはピンぼけして見えません。コンタクトレンズ作って少しでも遠く見渡せるようになってから、と思っているので。

　で、今日はソラマチでウインドウショッピング。ソラマチのテラスでケロトッツォお披露目&食す。

　あ、非常に美味しかった。買ったのはクリームチーズとこしあんのやつですが、バランスが丁度よくて、意外としつこくなくて。これは正解。おすすめ。

　屋台で腹ごしらえのハズが規模小さくて屋台で何も食べなかったので、ソラマチ内で飲食店に入る。さすが日曜日。どこも行列で、あまり並んでいなかったとんかつ屋「さぼてん」に入った。
　名誉の為に別に不味かったわけではなくて、結構そこかしこにある店だから比較的空いていたのでしょうね。

　暗くなってくるとライトアップする、というのでそれまでブラブラ。

　ということでライトアップされたスカイツリーはこちら

　本当はてっぺんの塔も虹色なのですが、何回とってもハレーションお越して綺麗に写せなかった。

　子供が「こんなところにも絵がある！」と覗いていたのが、タイル張りのテラス地面。さすが子供。言われなければ気づかなかったよ、おばちゃんはwww。

　以上。浅草ソラマチ散策でした。