久々に見た元推しが天才すぎて、天才だったから、再び推そうと思った話。

猫と花というライブが、先月、開催されていた。
そのライブは、流れ星と三拍子のツーマンライブみたいなやつで、4人のトークをお酒やら何やら飲み食いしながら見る、という感じらしい。多分。
私が、そのライブを知ったのは、6年くらい前。
行こうと思えば、多分、行けたけど、私は瀧上さんの結婚がショックで、行けなかった。
家で、そのライブに行ったという人の話を聞き、画面の前で「瀧上さん…子供おめでとう…」と泣いていた思い出。
だから、そのライブに行ったことがなかったし、内容もあまり知らなかった。
そんな私が行って良いのか。
本当は、古参や中堅のファンの方が行って、思い出に浸りつつ、最近の4人の話を聞いて、笑ったりするのが良いのではないか。
と。
悩む間もなく、猫と花の開催をTwitterで見た瞬間。
「は?絶対に行くし。マジ行く。チケット戦争負けん」
と思い、チケット発売日をしっかりメモし、発売日当日、即買いし、無事、ライブに行くことができた。
そこで、久々に会った三拍子ファンの方と、軽く私が離れていた後のことや、最近の三拍子の活動を聞き、嬉しくなった。
私が三拍子を追っていたのは、4年くらい前。
その頃から、高倉さんはビキニ姿で歌ってたし、三角形のネコを六角形のネギで尋常なく叩いてたし、久保さんは蝶ネクタイが木だし、輪郭はみ出してた。
今もそれは変わらないし、何ならその頃よりも、もっと面白いことをしているらしくて、その方の話を聞きながら、また三拍子見たいな…って思ってきた。

猫と花は、初見の私にも面白すぎるくらい面白くて、楽しかった。
瀧上さんは、相変わらずおかしかった。
すっごく面白いし、大天才なのだけれど。
所々、使うワードが過激で、そこが変で、面白くて、やっぱり瀧上さん、変だ〜!って心の中で万歳をした。

私はお酒があまり強くなく、匂いだけでも軽く酔ってしまうから、しっかり全部は覚えていないけど、瀧上さんは高倉さんの股間を触ってたし、ちゅうえいさんは高倉さんの太腿を触ってた。
コーナーでは、殆ど股間ネタだった。
一生分くらい、見たし、聞いた。

で、その猫と花で、高倉さんが一日店長をするイベントがあるという話を聞いた。
久々に、高倉さんのイベントに行きたいな、と思って、私は予定を空け、行くことに決めた。
最初は機嫌良く過ごしていたけど、段々不安になってきた。
「なーんか、久々に高倉さんを見ながら、飯食いたくなったな〜」
という軽い気持ちで行って良いのか。
迷惑にしかならないのでは。
と、かなり不安になってきて、その不安のまま、当日を迎えた。
ふと、Twitterを見ると、物販があるというようなツイートを見た。
色々なグッズがある中、私の視界に飛び込んできたのは、Beach Queenの円盤。
それは私が数日前、Wikipediaで情報を知り、あまりの欲しさに、画面の前で泣きかけた物だった。
「び、Beach Queen!?」
と現場の最寄り駅のトイレの個室内で呟き、頭を抱えたところまでは覚えている。
気づくと、しっかり円盤を買うためのお金を用意していた。
頭の中は、Beach Queenでいっぱいだった。
パレオを脱ぎ捨てていた。
Beach Queen絶対に手元に置くし、それを眺めながら酒でも飲むぞ!
とルンルンしながら、現場に入ると、出入口付近の席で、高倉さんが他の人と楽しくお話をしながら飲み物を飲んでいる姿が目に入った。
入ってすぐのことだった。
「え、近!うわ、どうしよう!こっち見てないから、多分気づかれてないけど、気づかれてたら、うわ、うわ」
と慌てた結果、何でかイキるスイッチが入り、受付のレジにいたお姉さんに「カードで」とカッコつけて言い、カードで入場料を支払っていたし、飲み物を頼むカウンターで、赤ワインとご飯を頼んでいた。
自分の座る席を探しながら、物販がどこで開催されているのか、キョロキョロしながら、席に着いた。

少しすると、物販が開催された。
高倉さんの話で、私は初めて福袋があることを知った。
多分、ツイートでもあったかもしれないが、Beach Queenしか見えていなかったため、初耳テンションで聞いて、福袋の内容に「クソ…、それ知ってたら、お金用意してたのに。いや、なかった。全然なかったわ…。クッッソ」と悔しく思った。
福袋の話題が終わり、そのまま物販のコーナーも終わりそうになり、私は慌てて、福袋以外の物販は…、と話を聞いた。聞いてしまった。
もうこういうところ、嫌になる。
大人しくしていろ、と自分でも思う。でも、してしまう。
閑話休題。
「他のも全然…!」と話があったので、私は財布を手に、Beach Queenの円盤を買いに行った。
ジャケ写からして最高だった。
もう少しで、膝から崩れ落ちてしまいそうなくらい、Beach Queenは偉大だった。天才すぎる。
めちゃめちゃテンション上がりながら、私は円盤を持って、席に戻った。
その後、どんな流れでそうなったか忘れたが、高倉さんが歌う流れになり、Beach Queenを歌ってくれた。
最初、座りながら歌ってくれた。
スペシャルバージョンだ…。アコースティックバージョンみたいだ…。最高、最高。やったー!と1人で興奮し、沸き散らかしていた。
でも、途中から高倉さんは立って歌ってくれて、それはもう、それで、Beach Queen過ぎて、歓声を上げてしまった。
ただのBeach Queenの激キモ痛ファンである。
そんな激キモ痛ファンな私は、歌が終わってからは、ずっと円盤を見ながら赤ワインを飲んでいた。
こんなことなら、観賞用としてもう1枚買っておけば良かった。
そんなことも思いながら、1人で黙って飲んでいた。
気のせいかもしれないが、推しを見ながら飲む酒は、すごく美味い。
また、きっと誕生日にイベントやるんだろうな。
ビキニ姿が恥ずかしくなってきた、と話していたけど、またビキニ姿で歌ったりしないかな、とBeach Queenのことを思っていると、隣に高倉さんが座ってきてくれた。
すごく慌てた。
Beach Queenのことを考えて、ヘラヘラしているのがバレたら、どうしよう。そん時は、もう、Beach Queenのオタクとして、ガンガンに話したろ、と思っていたら酒がなくなった。
全然話せなかった。
それでも、高倉さんが「また来てね」みたいなことを言ってくれたのは、嬉しくて。
そんなこと言われたら、また行くに決まってるじゃん。予定早めに教えてね。てか、絶対に誕生日は予定空けておくからね!と言いかけた。
言ったら、その流れで「私、あなたのビキニ姿、マジで好きなんで!」と笑顔で言ってしまいそうだったし。
それに、他にもたくさん高倉さんと話したい人がいる中、私に時間を割かせる訳には行かない、と思ったから、言わなかった。

その後のことは、酔っ払いすぎて、あまり覚えていない。
でも、近くの席で、お客さんと楽しく話をしたり、お客さんの話をうんうん聞いている高倉さんを見ながら、何かやっぱり好きだな、と思ったのは覚えてる。
上手く表現できないけど、なんか好き。
どういうところが、とか言えないけど。
そして、高倉さんの話を聞いたりしていたら、熱くなってしまい、友達に熱い話をしてしまった。
酒も入っていたのもあるけど、でも、9割がた高倉さんの話を聞いたからだと思う。

ライブの中で、日本一の芸人は誰?というような話があったけど。
お世辞でも何でもなく、純粋に、高倉さんも日本一の芸人さんだと思う。
私1人だけだったかもしれないけど、それでも、1人の人を笑ってしまうくらい熱くさせた。
そういう力?というか、魅力?が日本一。
漫才もトークも面白くて、歌も最高に面白いし、妙に癖になる歌声だし。
そういうところも日本一だけど、でも、なんか多分、探せばそういう人は、いっぱいいて。
でも、私が知る中(なんて、少数だけど)では、人を楽しませた上で、熱くさせる芸人さんは、高倉さんしかいないし、他にいても、高倉さん以上の人はいない。

長々と書いてしまったけど。
つまり、あの猫と花もそうだし、BAR高倉陵も、行って良かった。最高に楽しくて、面白くて、高倉さん熱が復活したよ!
今度は、Beach Queen見たい!!
っていうことを言いたかっただけ。

文章力も、構成力もなくて、申し訳ないな。
力つけるためにも、いっぱい文章書いたりしないとな…。


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