親からの愛に気づき涙した
親への愛。
「お母さんが好きだ」「父親が好き」と言う人って多いのだろうか?
少ない気がする。いや、少なくて当然だと思う。
人は、みな自尊心、羞恥心で満ちている。満ちていることに気づいていないから。
今日、親への愛に気づき、自然と涙が流れてきた。
まさか、こんな感情を持つようになるとは、驚きだ。
ぼくは、今まで、自分は自分の力で生きてきた。と周りに言っていた。
そう本気で思っていた。
だって、子供のころにいじめを受けても、力になれない。親は学校に行ってから帰ってくるまで一緒にいることはできない。
お金がないと言われて塾に通わせてもらえなかった。いじめという暴力に対して、ルール(法律)という手段でやり返そうと、勉強を頑張ってきた。
高校受験、大学受験も、自分でネットを使って調べて、先生に相談しにいき、自分で考えて行動するしかなかった。
「そんな程度じゃ、合格しないよ。」「そんな考え方じゃ、幸せな家族をつくれないよ。」
と、親によく言われた。
それでも、ネットで調べて、全部自分で決めて、自分で行動した。親から言われたことを聞くなんてありえなかった。
とりあえず、僕は、ずっと「自分の力」で生きてきたのだ。
そんな考え方を大きくひっくり返されたのは「今日」だ。
今日何をしていたかというと、
オア明奈さんが主宰している、ライフログスクールの「現在編」を埋めることだ。
ライフログスクールとは、従来の自己分析の方法とは違った、オア明奈さん流の振り返りを行い、一か月間かけて「自己分析」をして自分を見つけようといったものだ。
そのシートの中で、
「あなたの強みは何か?」といった問いがある。
そして、その強みを産んだ過去の努力は何か?なぜそのような強みを得たのか?
2週間、空いた時間をかけては、物思いに浸り、僕の強みって何なんだろう?と考えた。彼女、弟、友達にも聞いた。
(恥ずかしくて、親には聞けていない。笑)
今日ふと行きついたのが、抽象的に言うと「受容力」だった。
「受容力」
そして、なぜそのような力が身についたのかなあ?と考えていると、親の話がいっぱい出てくる。たくさん出てくる。
なぜだ? 僕は自分の力で生きてきたんじゃないのか?
ただ、何度考えても、それは親の考え方だったり、親が与えてくれていたものだった。
そう気づくと、感謝と感動で、心が満ち溢れた。自然と涙が流れた。
「お父さん、お母さん、ありがとう」って。
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