とある精算機との闘い

いかがお過ごしでしょうか。

最近寒いですねと言いたいところですが

超極暖ヒートテック(上下)のおかげで

今のところ全く寒さを感じていません。

おかげで季節感がなくなりました。

もう少し超極暖の功罪について話したいところですが、

無限に続けられそうなので本題に入ります。

今日のテーマは至ってシンプル。

"愛すべき地元の精算機"

をひたすら紹介します。

※一瞬だけ平安高校の前校長の話になります🙇‍♂️

はっきり言って暇な人は読まなくていいです!!

兎にも角にも、

この魅力溢れる愛すべき精算機を

皆さんに少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

では早速始めていきましょう!

_________🤸____

第一章

『名前』

This is イオンモール北大路の地下駐輪場にある精算機。

側面には大きく

【6号機】

と書いてあります。

だから彼は6号機。

本体に書いてあるのだから。

しかし、

駐輪場に精算機は2台しかありません。

彼は【6号機】です。

僕はこの謎の6号機を見て

ふと頭に思い浮かんだ人物がいます。

その名も

" 関目 六左衛門 "

平安高校の前校長先生です。

とても素晴らしく偉大なお方で

校長時代には平安高校の発展に非常に尽力されました。

でもどの辺が発展したかは正直分かりませんでした。

非常にご高齢なので朝の法話の時に

何回か老衰している姿を拝見したことがあります。

お察しの方もいるかと思いますが、

6号機と六左衛門にはある共通点があります。

そう彼らは、

"別に6番目ではない"

のです。

6号機は6番目の精算機ではありません。

六左衛門も六男ではありません。

関目先生は全校集会で

ひいおじいさんの名前が六左衛門だったから

六左衛門になった

と言っていました。

控えめに言って悲劇です。

でも、もう大丈夫。

関目先生はもう一人じゃない。

関目先生は今日めでたく同じ悩みを抱え、

痛みを分け合えるかけがえのない友を見つけました。

きっと6号機も喜んでいることでしょう。

関目先生には妻がいますが、

こんな素敵な出会いは二度とないので、

関目先生は近いうちに6号機と不倫すると思います。

関目先生、老衰前最後の青春を存分に謳歌してくださいね。

_______🤸_________

第二章

『強欲』

彼は昭和40年代より古い硬貨を通しません。

何回か挑戦すれば通ることもありますが。

6号機は硬貨の判別精度が低いのでしょうか。

いや、見方を変えれば

少しでも違和感のある硬貨は受け付けないという

それはむしろプロ意識の現れとも取れます。

削られて重さや大きさが変わってしまった硬貨を

厳格に審査し排除する。

偽貨や悪貨の流通を防ぐ精算機としての使命が、

6号機の並々ならぬプライドが、

彼の仕事に見て取れます。

それなら少しでも違和感のある硬貨を通さないのも納得。

と思いきや、

"新硬貨の500円を通さなかったことはただの一度もありません"

彼は強欲なだけなのです。

縁のギザギザがハッキリしている

ピッカピカの新しい硬貨なら

多少の違和感があっても受け付ける。

6号機はただ新しい硬貨が欲しいだけなのです。

でもなんか憎めないやつです。

_________🦸🏻‍♀️_____

第三章

『虐待』

6号機は硬貨を2枚まとめて入れると

確実につまります。

人間で例えると

消化器官が弱いみたいな感じですね。

一枚ずつ入れて詰まることもかなりの頻度であります。

そんな時は

迷わず蹴りましょう。

蹴ったら治るので。

しかし一つだけ気をつけなければならないことがあります。

6号機の真上には監視カメラがあるのです。

蹴ったらバレて直ぐに管理人が飛んできます。

なので、一見軽く蹴ってるように見せておいて

めっちゃ強く蹴りましょう。

《 力こそが正義 》

そんな社会の縮図を、彼は身を粉にして

私達に教えてくれているのかもしれませんね。

________🚗_🚓_____

最終章

『ね?読まなくてよかったでしょ??』

最後まで読んでくれたあなた!

心の底からありがとう!!

こんな内容も余韻も0の投稿を最後まで読んでもらえて

素直に嬉しいです。

とはいえ僕も、

書き始めた頃は結構ノリノリで執筆していたのですが、

途中から、

「もはやこれ俺ですら興味ないかも…」

と絶対に気付いてはいけない核心に

迫りかけたことも何度かありました。

でも、挫けないよう自分を騙し続け、

なんとかかんとか最後まで書き切りました(俺は偉い)。

そもそも最初からこの文章に大義もへったくれもないのです。

自分を突き動かすアレとか、

この文章を書き切らなくては!みたいな使命感とか

そんなものある方がおかしいくらいです。

なので後半はボランティア活動みたいになってました。

この気概は企業が欲しがるやつですね。

というわけで…

fin!!!!!!!

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