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花ノ便リ。

また春でございますねえ。
月日の経つのはまことに早いものでございます。

春は新しい出会いの季節なんて申しやすが、
何も人様だけじゃねぇ、おめぇさんの心の中にある新しいものに出会うのも春かもしれません。

ここんとこ、御自身のコトで新しく発見した事なんぞ、ありますでしょうか?

さてさて、べべん、べん。
これは、うららかな春の山道を、とあるウンコ愛好会で知り会った若い男女が散歩する話でこってす。

まだ初々しい2人。恥ずかしがって互いの苗字をさん付けなんぞで呼び合いながら、春の散策道を楽しんでいると女が

「あ、ちょっとウンコ‥」

頬を紅らめながらつぶやきます。
男は「そら結構。来やがったか」と、ひと目のつかない茂みにウンコの場所を確保してやったこってす。

女はその茂みに分け入り、しばらく遠くを見つめたと思うと一心不乱にウンコを始めました。
『ブッ、ブッ、ブリッ、ブリリッ、』

「うわクサ、、姉さん成る口だねぇ。昨日何食べたんだい?」
「にら饅頭でやんす‥」

女は湯気の立つウンコを出し切ると、うつむきながら男に「ケツ拭いてくれますか‥」とお願いしたこってす。

「おう、あたぼうよ」

男は足元の木切れをクソベラにして女のケツまわりを拭き始めました。

男は顔先を肛門様にへっぱりつくほど近づけて、女のケツを綺麗に拭いてやっていると

「バッ、バフッ、ブリブリ、ブズッッ』

にぶく湿った音で女が屁をこき、少し残っていたウンカスが男の顔面に飛び散ったこってす。

「ご、ごめん‥あ、ニラついてる‥」
てめえのケツまわりもまだ汚れたまま、女はくるりと彼氏の方を向いたこってす。

「て、てやんでぇ‥、あんたぁ、クロっぽいじゃねぇか、しかしくせぇ」

少し気まずい空気が流れた後、2人は初めての接吻をしたこってす。べべん、べん。

「ウンコは世界を変える。ウンコより大事なモノはない」と、熱便‥いやいや熱弁する糞土師を皆様ご存知でしょうか?

風が吹けば桶屋が儲かるならば、ウンコをすれば地球を救うと活動する方達。

素晴らしいじゃありませんか。

我らまだまだ井の中の蛙。西も東も知らない事ばかり。
新たな発見の待つ春の大海にいずりましょう。

べべん、便。
天晴レ、にっぽん!










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