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にじさんじ甲子園 PREVIEW

はじめましての方ははじめまして。そうでない方はこんそめ〜(๑╹ᆺ╹)

普段はホロライブ所属のバーチャルアイドル、ときのそらちゃんを推しながら彼女の活動のnoteを書いている者だが、今回は先月から大きな盛り上がりを見せている『にじさんじ甲子園』をテーマに、本戦へ向けた各校の紹介と注目ポイントについて主観的に書いていこうと思う。
私は昨年度の『Vtuber甲子園』にドハマリし、また見られることが嬉しくて堪らなかった。今年はご時世の風潮もあってどの業界も思うような活動が出来ていない。本物の高校野球も中止となってしまっただけに、夏の風物詩をVから作り上げていくこの企画を私は全面的に応援していこうと思っている。私の文章でどこかの誰かが少しでも関心をもってくれたら幸いである。

大会ルール詳細はこちら。


選手所属が決まったドラフト会議はこちら。


予選 Aリーグ

VR関西圏立高校 樋口楓監督
『ナニワの闘将 満を持して登場』


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怒号混じりの熱血指導と何事にも全力で取り組む真面目な姿勢、めげない明るさを持ちつつ選手と共に涙を流した闘将・樋口監督の下、VR関西圏立高校は参加校の中で唯一春のセンバツに出場した。3年夏の県大会決勝では延長11回に及ぶ激闘を繰り広げ、試合経験値は群を抜いているだろう。攻守両面に隙が無く、優勝候補筆頭と言ってよい。
打線は超強力転生・ましろの先頭バッターに始まり、「広角打法」の勇気ちひろ、「対エース○」のえるとミート・パワーが共に高い強打者が連続する。静凛は「チャンスF」こそ消せ無かったものの「アベレージヒッター」「プルヒッター」と某農家が羨む強力特能を保有しており、下位打線からも一打が狙える怖さを秘めている。ベンチは少々心許ないためスタメンで確実に得点していきたい。
守備面では星464、金特「内角無双」を持つ今大会No.1ピッチャーの月ノ美兎がどっしりと構えており、球速157km/h、コントロールB、スタミナA、ノビAを付けたその風格はいかにもにじさんじのボスである。この投手から如何にして得点を獲るか、各校は対策を練る必要がある。控えにも驚異のフォーク変化量6、他校ならレギュラーを張れるレベルのウヅコウ(卯月コウ)がいるため油断は出来ない。初期ステータスで「守備職人」を持ったラトナ・プティ遊撃手が1年で入部したことも大きい。
注目選手はギバラ(御伽原江良)を挙げたい。ギバラに似合うミートBやパワーA、「パワーヒッター」といった高能力を持ち、強力打線の4番を任されている今大会No.1スラッガーと言える逸材である。上位3人にチャンスを作られると得意の『ゴミカス打法』で一撃を決めにかかってくるので必見だ。



にじさんじ農業高校 舞元啓介監督
『前人未到の連覇へ、にじ農野球で掴み取れ!』


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前回王者は苦しいスタートを切った。
転生・天才選手を一人も引けず、初年度入部の星平均はたった65、そんな泥沼のスタートだった高校が3年次に夏の甲子園の初戦を突破するなんて誰が予想していただろうか。名将・舞元監督と共に積み上げてきたものは計り知れない。強豪揃いのAリーグで台風の目となれるのか、そして勝利を謳う『にじ農痙攣校歌』が聴けるのか。とても楽しみなチームである。
にじ農の攻撃は『泥臭さ』がテーマであり、バントや積極走塁といった機動力でチャンスに繋げるのが最大の特徴である。走力Cで「カット打ち」持ちのリードオフマン・とチャンスAの『主人公』・葛葉の二人が出塁するとにじ農の誇る『こんるる砲』・鈴原るるの強打が怖さを増す。その他にも今大会最低値の星25スタートから甲子園でホームランを放つまでに成長したレヴィ・エリファ、にじ農の秘密兵器・赤羽葉子、『陸上部』ルイス・キャミーと個性派を揃えており、誰が打席に立っても見応えがあるだろう。
守備では変化球使いの絶対的エース・不破湊と舞元監督の信頼(酷使)が厚い中継ぎ・星川サラの強力投手陣がバッターを迎え撃つ。とくに星川の投球は気持ちの入ったものが多く、スタンドに訴え掛ける最高速156km/hを魅せつける。万が一打たれたとしても、意外性のあるプレーをこなす葉山舞鈴二塁手と「守備職人」持ちのニュイ・ソシエール遊撃手の『乳山二遊間』は鉄壁の守備を誇っており、簡単には通させない。
注目選手はセンシティブ雨森(雨森小夜)だろう。昨年度のVtuber甲子園以降、舞元啓介のパワプロには彼女が欠かせない。今回の栄冠パートでも取得最難関特能に挙げられる「キャッチャーA」を取得し、前大会同様のセンシティブリードを披露。バッティングにもセンシティブな才能を発揮して上位打線を担っている。小夜ちゃんはできる子。今大会でも監督の、いや、啓介の期待に応えるプレーをしてほしい。



王立ヘルエスタ高校 リゼ・ヘルエスタ監督
『仲間との絆を胸に、魅せろ最凶HELL高打線!』


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ユニフォームがどうみても某球団の王立ヘルエスタ高校は、全力で指揮を取ったリゼ監督の下で大きな成長を遂げ、栄冠パートでは監督のショートカット姿を披露。気持ちの篭った野球で快進撃を見せ、あと一歩で夏の甲子園というとこまで迫った。今大会の優勝候補に挙げられる。
このチームは打力が高く、スタメン野手全員がパワーD以上である。どこからでもチャンスを生み出せるのが強みだが、その中心は間違いなく夜見れなだろう。転生の能力をベースに、走力A・盗塁A・走塁Aに加え「内野安打○」「チャンスメーカー」といった強力な特能を持っており、今大会No. 1セカンドと言ってよいだろう。彼女が1番で出塁し、転がせホームランでお馴染みの戌亥とこ、チーム内最大パワー値の小野町春香、「チャンスB」「アベレージヒッター」持ちの相羽ういは、「対エース○」「カット打ち」で粘れるメリッサ・キンレンカと強打者が続く打線は相手に恐怖を与えている。
守備面では『東海の若大将』ことアンジュ・カトリーナの信頼が厚い。3年次の県大会でノーヒットノーランを達成し、脂の乗った状態で大会に挑めるのは大きいだろう。ベンチにアンダースローで150km/hを出せるまちゅかい(魔使マオ)がいるのも頼もしい。捕手のキャッチャー能力を活かしてどこまで抑えれるかがカギとなりそうだ。
注目選手はフレン・E・ルスタリオを挙げたい。初期能力が低く、監督から「フレンは走っとけ」と言われ続けた彼女はこの3年で飛躍的に伸びた。ミートCにパワーC、「アベレージヒッター」「威圧感」「対エース○」を付け重要な戦力となった彼女のプレーには注目したい。
(全くの私情だが私はフレン〈というかメイフ〉をこっそりと推しており、彼女の『放課後ストライド』はかなり元気がもらえる曲なのでよかったら聴いてみてほしい。)




予選 Bリーグ

聖シャープネス学院高校 剣持刀也監督
『ロリと異種族を率いる剣持刀也の采配や如何に』


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昨年度のにじ農のエースが監督となり、東京から最後の最後で甲子園出場を掴み、大会参加校で最高成績の3回戦進出を果たした。
本格派の監督らしい的確な指示とカリスマ性を秘めたロリコン、剣持監督の指揮の下、聖シャープネス学院高校は精鋭集団となって大会に参戦する。メンバーに人外が多くキャラメイクに苦労はしたがそれだけ選手に対する愛情を持っており(特にロリ)、自身の顎のように鋭く尖った判断と熱い声援で曲者揃いのBリーグで勝利に導けるか注目である。甲子園で幾度となくチャンスを作り『Sharpness...』を奏でてほしい。
攻撃の中心は4番のギルザレンⅢ世を挙げたい。監督とは犬猿の仲で上手く機能しないこともあったがその実力は折り紙付きである。パワーBで打ち走塁B・盗塁Bで相手内野をかく乱、守備時は「レーザービーム」でホームを強襲出来る万能型の外野選手である。他にも都大会準決勝でサヨナラスクイズを決めた足で掻き回せる『セミモグラ』黒井しばや圧倒的な「威圧感」を誇る強打者鈴鹿詩子、当の本人の配信デビュー日に代打起用されチャンスを作った新人・ンゴ(周央サンゴ)など、一癖も二癖もあるバッターが控えており、予想外のプレーが飛び出す可能性も秘めている。
守備では3校との競合の末ドラ1で獲得した「尻上がり」持ちの絶対的エース笹木咲、「緊急登板○」持ちのいい女・魔界ノりりむのセオリーを維持した継投が出来ると強い。「キャッチャーB」持ちの森中花咲のリードで他校の強力打線を封じていきたい。「奪三振」持ちのアキくん(鈴谷アキ)や転生・物述有栖にも登板機会がありそうだ。
注目選手はセカンドの夕陽リリを挙げたい。「守備職人」に「アベレージヒッター」と使える特能を持っているのはもちろんのこと、公式戦で安定感抜群のゲッツーを取りホームランを打っていることから数値以上の期待感を持たせてくれる楽しみな選手である。



にじさんじ高校 椎名唯華監督
『俺達の椎名唯華が帰ってきた』


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今年も彼女は奇跡を起こしてしまうのか。
ドラフト時から人選に偏りを見せて『炎上×エロ』の個性的な集団を呼び、ユニフォームをスク水風に仕立てて注目を集めた。野手のピッチャー起用など独特過ぎる指揮を執り、不安視もあったが椎名監督の手腕に狂いは無く、今回も甲子園出場(鳥取から)を遂げるチームを作り上げた。
攻撃面では花畑チャイカの存在が際立っている。今大会唯一のS能力を持ち、天才肌を活かした強力な選手へと成長している。栄冠パートでは本来の力を見せるところまでいかなかっただけに、Bリーグから大暴れしてもらいたい。彼(彼女...?)の他にも「一期生の圧(威圧感)」を放つハジキ(渋谷ハジメ)、椎名監督が身体目的で獲得した愛園愛美、『筋肉同盟』というよく分からん呼称を付けられた金魚坂めいろなど個性派バッターを多く保有している。そして代打にはゆがみん2という登録名の『債務者』がいることも監督にとってはかなりの後押しを受けているだろう。
投手陣では復活を遂げた夢追翔がマウンドに立つことが濃厚である。「闘志」「緩急○」といった強力な特能を身に付け、キャッチャー能力と組み合わせることで能力以上の好投が見られるのではないだろうか。当の本人の今後の再起にも期待して注目したい。共にコントロールCの健屋花那白雪巴の実力派にも出番が回ってきそうだ。グェミング(グウェル・オス・ガール)は炎上しないでもろて。
注目選手は何といってもユードリックだろう。椎名監督の秘蔵っ子として2年前の『実況パワフルクズ野球』から異質なオーラを放っていた奴が今年もやって来た。ミートA・パワーBに「キャッチャーA」を持った正真正銘のバケモノをどう抑えていくか、他校の守備は頭を悩ませるだろう。大分イケメンになったのが気にはなるが、相変わらず奴は健在である。



横須賀流星高校 社築監督
『横須賀の星になれ!熱血陽キャ軍団!』


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指揮官に求められる物事を的確に見極め、冷静に指示する力と野球ファンらしい1プレーに全力の応援を注ぐ熱さ。社監督は栄冠パートでその両面を存分に発揮し、最高のチームを作り上げた。栄冠パートでは強豪の多い神奈川を戦ったため、特筆して目立った成績は修めていないが全体的にバランスが良く、どこと戦っても横須賀流星らしい『粘り強さ』は見られるだろう。
攻撃面では野手全員がホームランを打てるだけの能力を持っており、序盤から出塁回数を増やして大量得点を狙っていくスタイルが予想される。先頭バッター起用が濃厚の加賀美ハヤト、走力Cのイブラヒムが塁に出ると面白い。1年次の県大会初戦で同点満塁ホームランを放ち英雄となったエクス・アルビオや「威圧感」持ちの空星きらめにも期待したい。また、代打も入学以降パワーを伸ばされ続けられたベルモンド・バンデラス、初期ステータスから複数の特能を所持している来栖夏芽と層が厚い。「代打○」持ちのりっくん(田角陸)に出番はやってくるのだろうか。
守備面では「奪三振」「勝ち運」持ちの本間ひまわり、鋭い変化球に「重い球」を加えた鈴木勝といったエース級を2枚揃え、万全の体制で迎える。「キャッチャーB」こそ取れなかったものの野手のバランスも良く、社監督がこだわって育成したエリー・コニファー二塁手のプレーには注目したい。また、ベンチに外野の守備要員として高能力のドーラがいるのも大きい。
注目選手は鷹宮リオンである。1年次からホームランを打つ活躍を見せ、ミートC・パワーBの強打者として4番を担っている。この選手が打つと戦況は大きく変わってくるため必見である。ちなみに監督が半沢直樹の話を振ると大抵強打を放つ。過去2年、インパクトを残している彼女のプレーが今年も楽しみである。




...ここまで書いておきながら、私は所用があって本戦をリアルタイムで見ることが出来ない。私の分まで、リスナーの皆さんには思う存分楽しんでもらいたい。そして、コメントで最高の感動を生み出してほしい。俺たちの夏はここにある。
最後に、ドラフト会議から栄冠パートまで大いに盛り上げてくれた6校の監督とアンバサダー・天開司に最大限の感謝を伝え、文章を終えようと思う。

やきうの時間だあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!

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