シャングリラ・フロンティア 2nd season

1st season を観て思ったこと。
Aパートと Bパートの分け方? Aパートの区切り方が上手い。
どうなるの?!という終わり方で Bパートに繋いでいる。
たまに、何故そこで区切る?という編集をしている作品があるんだよなぁ。

フルダイブ型 VRゲーム内のお話がメインだけれども、ゲームをしない人でも大丈夫。
説明台詞が多いけれど声優さんの台詞回しが良いし、画面も飽きないように作られている。
ちなみに公式さんが用語解説を作ってくれている。

アクションシーンが毎回凄い。
ゲームのエリア毎、また、ゲーム毎に世界観が違って見せ方も違うので飽きない。
映像も綺麗。
2クール連続で放送すると、2クール目の途中から作画が乱れ始めるのを目にすることがあるけれど、この作品は乱れを感じない。
何か首が太くない? 何か横向きと正面で髪型の描き方が可笑しくない?というようなストレスを抱くことはない。
しっかり見せ方の統一が出来ているなと思う。
その代償として集中してみてしまう。→ 瞬きの回数が少なくなる。
発光描写が多い。 → 目への負担が大きい。
その結果、一挙見するとかなり目が疲れる。。。

ゲームをどう攻略するか? なので、心情を追うような作品ではない。
だから心情を追う作品が好きな方にはハマらないと思う。

また、イケメンキャラを観たい!!という方にもハマらないと思う。
女性キャラは綺麗。
表情が良いし、戦っている姿も美しい。
エムル(兎)も可愛い。エムルの仲間たち(動物さん)も可愛い。
可愛い表情や仕草を沢山見せてくれる。
でも主人公は鳥の被り物をした半裸。
気になる人には気になるのかも。。。

好きなアニメーターさんが参加されていること切欠でこの作品を知った。
プロップデザインを担当している 3人の方のうち、2人の方が「文豪ストレイドッグス」でもプロップデザインを担当している。(お一人は文ストを観ている方ならば直ぐに分かると思う。)
好きなアニメーターさんは、多分、この方繋がりで参加されたのでは?と思ったけれど、他にも文スト参加経験のある方がチラホラ。
アニメって多くの方に紡がれるので、こーゆーとこも面白いんだよなぁ。
1st season は、このアニメーターさんも参加していたのか。という発見もあったので、これから先も楽しみ。
と言っても、某アニメ制作会社の Dスタジオ作品によく参加されているアニメーターさんが続々登場してきても、それは何か違う!!と思うけど。。。



OP

シャンフロのOPは、そのクールの予告みたいになっているなと毎回思う。
えっ、これどういうこと?と思うカットがあるので興味が増す。
秋津 茜が技を出している描写があるけれど、1クール目では謎のまま。


#26

Aパート、アラミースの攻撃、カッコ良かった。
「吹き荒ぶ旋風(ワイルドウィンド)」と出るところの表情、良かった。
登場した時から、うざい奴だな。。。と思っていたので、初めて、おぉ!!と思った。
「半裸と愉快な仲間達inゴーレムパラダイス」って、何てタイトルだよ。。


#27

ユニークを見つけられないことを悔しがるオイカッツォの表情、笑った。
Aパート後半、
サンラク「悪いね、俺らのパーティーはアタッカーしかいないだ」
ビィラック「タイタンブラスト」 ← 迫力
カッツォ「過重黒衝」← 猟奇的
サンラク「グローイング・ピアス」 ←カッツォのお芝居に乗っかっている
ってな感じの台詞回しに笑った。
映像に負けないお芝居、いい!!


#30

金晶独蠍の登場。
Aパート冒頭、水晶巣崖エリアの崖際をサンラクが走るところ、崖の下が見え、高低差が分かる描写で良かった。
サンラクが思いっきり攻撃をしても傷一つ付かない。そういう固いものにあたった描写になっていて良かった。
こういう細かいところも丁寧に作画されている。
Aパート終わり、サンラクが「負けていられねぇだろーが」と言って水晶を駆け登るところ、お芝居と映像でテンション上がった。
で、Aパートは終わり。Bパートに繋ぐ最高の形。

水鏡の月」を撃つ前に、サンラクの目の描写が一瞬入るのが良かった。
今回、サンラクの気合が感じられる、ここぞという時に「目の描写が一瞬入る」が多かった気がする。

獣鏖無尽のところ、サンラクの連撃に合わせ、下から上へ少しずつ動かすカメラワーク、面白かった。

サンラクの「また回復かよ!!」の言葉は観ている方も同じ気持ちだったので「ハンド・オブ・フォーチュン」は爽快だった。
音楽の演出もいい。
音楽の演出は細かく変化をつけているし、効果音もいい。
目立ち過ぎていないのもいい。
いい感じにテンションを上げてくれる。
水晶なので、場面によってはサンラクが映っている描写になっているのも良い。
金晶独蠍を倒す最後の畳み掛け。
水晶群蠍も出現してきたし、一体どうなるの?
半月断ち、決まった!!かと思いきや。
えっ、どうなる、どうなる。の連続だった。
最後のサンラクの「楽しかったなぁ。最高だ。」という言葉を聞いた時、思わず「うん、楽しかった!!」と言ってしまった。
満足感が物凄い回。終わった時には拍手だった!!
クレジットでサンラクしか出演していないことを改めて実感した。
お一人とは思わせないくらいパワーある惹き込みだった。
全然、飽きさせないお芝居。本当に良かった!!
喉、大丈夫だったのかしら。
しかも、作画監督に好きなアニメーターさんのお名前が。嬉しすぎるっ!!



#31~ #33

ゲーム【ネフィリムホロウ】の回。
ゲーム毎に色彩や描写の仕方を変えていて、世界観が変わる。
ネフィリムホロウは、少し細い線で描いているように感じた。
色彩は淡い系がメインで、背景画はロボットに壊されるので適度に作り込んでいる印象だった。(がらーんとした背景画を壊すのはつまらなすぎるので)
シャンフロに戻った時に、あれ?ってならない程度に画面の作り込みを落としているのがいい。

パート切り替わりの時に右下に入るアイキャッチ?
「ネフィリムホロウ」で出して、「シャングリラ・フロンティア」に変わるところ、良かった。

ロボットなのでガッシャンガッシャンがあるのかなぁと思っていたけれど、スッとアクションをしていた。
カメラワークでロボットの動きっぽくしている印象だった。(#33、Bパート終わり「ネフィリムホロウ」最後のサンラクのロボットの動きとか)

#33、Bパート最後、兎御殿でエムルがシャボン玉をしている場面。
シャボン玉がウサギの形で可愛かった!!
ウサギ形のシャボンが空に浮かんでいるのは可愛すぎる!!



#34,#35

「煌蠍の籠手」を初めて使うところ、音楽の演出も良くってテンション上がったけれど、サンラクが狂人じみていて微妙に中の方が心配になった。。。
サンラクから誘われたサイガ-0 の反応が可愛い。
待ち合わせを待ち伏せと思われているのも面白かった。
下の名前呼びの提案も可愛い。
強そうな見た目だけど行動は「斎賀 玲」なので面白い。
サンラクとのやり取り、受け取り方の認識がズレていて見ていて楽しい。



#36,#37「大志の灯火を抱いて」

夜襲のリュカオーン、再登場。
色んな戦いを見続けたせいか、最初に登場した時に比べ、迫力を感じなかった。

月光が大きな意味を持つので、影の入れ方や明るさの調整が丁寧だった。
発光色の使い方も良かった。

Animalia が動物へ執着する理由は、現実世界では重度の動物アレルギーの為、動物とは触れ合えないこと。
シャンフロの世界では愛でれるし触れ合える。
理由が切なかったし、あの場面で。だったので更に切なかった。

最初はリュカオーンと戦うことを躊躇うサンラク。
スイッチが入った時の音楽の演出が良かった。
今回のED曲。あまりピンと来ていなかったけれど、#36 の終わり方と曲の雰囲気が繋がっていていいなと思った。

#37
サンラク、冒頭のあたり、説明台詞が多めだった。
今回はちょっと飽きてしまったかなぁ。
画面が動かないし、鳥の被り物をしているので、口元も動かず表情が変わらない。
台詞回しは良いけれど、流石に退屈に感じてしまった。
今までは退屈に感じてしまったことは無かったんだけどなぁ。

艶羽の頭を装備したサンラク。テンション上がった。
シュッとしているし、光沢の入れ方も良かった。
そのせいか、サイガ-0 のマントの色と被ってないんだよなぁ。
「赤」の印象が違っていて良い。
「煌蠍の籠手」との色被りも無くて良い。(若干、信号っぽい色合いになっているけど。。。)

◆ 1st season の感想はこちら。


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