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【感染症指定医療機関】-2-
1、感染症指定医療機関の種類と機能
●特定感染症指定医療機関:4医療機関(10床)~全国
収容対象感染症と設備等・・・ 新興感染症(未知)およびヒトからヒトへ感染が認められる危険な感染症。わが国では治療経験の少ない感染症にも対応できる国内最高水準の施設を有する医療機関・・・陰圧式気密病室、高い洗浄能力を有する病室、大型滅菌機、血液透析装置、レントゲン、前室付き2重ドア、シャワー室、独立高性能3
【感染症指定医療機関とは】-1-
感染症法*1で規定されている感染防止策を備えた入院設備を有する医療機関のことで原因微生物の危険度に応じて『特定感染症指定医療機関』『第1種感染症指定医療機関』『第2種感染症指定医療機関』が設置されている。
*1感染症法:感染症の発生を予防して蔓延、拡大を防止する法律。旧法である『伝染病予防法』は明治30年(1897年)に施行後、約100年以上を経過し、その間、医学(ワクチン、抗生剤開発等)の進歩