生まれて2年たった娘は
何でも復唱したいお年頃です。
時と場所を選ばずに。
先日めでたく2歳になった娘。早い。もう2歳。
娘は耳に残る単語は何でも復唱します。
人が話す言葉はもちろん、テレビから聞こえる声も真似します。
テレビ「有吉の〜!壁〜!」(タイトルコール)
娘「あべ〜〜!」
やばい。超可愛い。天才。
2人目は言葉が出るのが早いって本当だなぁと日々感じています。
そんな何でもリピートしちゃう娘を連れて、先日息子の保育園の発表会を見に行きました。
これ、全国的に同じ時期にあるんですかね?
お遊戯会とか生活発表会とか音楽会といった名称で開催される「発表会」です。
園児たちが、各年齢に合わせた歌や踊りやちょっとした劇などを披露します。
コロナ以前だとド田舎の保育園や学校の運動会や文化祭は地域を挙げての祭りでした。
子ども1人の為に一族郎党で観に来ます。
学校周辺の路駐はもはや風物詩です。
場所取りや持ち込んでいたモノの話を聞くと、どんだけ無法地帯だったんだろうと思います。
ところが去年は、園児1人に対して保護者1名のみの見学という厳しい制限の下開催されました。
我が子の勇姿を記録せねば…!!
と見に来た唯一の保護者は全員、動画を撮るのに必死で手拍子も声援も拍手も送れません。
園児たちはカメラを真剣に構える無言の親に向かって披露するという何ともカオスな発表会でした。
いやほんと、すっごく頑張っててたくさん練習したんだね(涙)ってなったけどそれを讃える行為が全く出来ないと言うのが残念すぎた。
しかし今年はちょっと制限も緩くなり、夫と娘と共に見に行くことが出来ました。
娘はどちらかというと大人しい性格です。
ウロチョロ歩き回ることなく大人しく夫か私の膝の上に座っていられるタイプです。
ありがてぇ。
年長クラスの1人の女の子が発表会のはじまりの挨拶をします。(※息子は年中クラス)
「これから、発表会を、はじめます!礼!」
娘「れい!!」
うおおおおおぉぉぉぉぉい!!!!!
ステージ上の園児の号令を見事に復唱しました。
観覧席側に響き渡る娘の「れい!」。
その後も「はい!」とか「よし!」とか出てくるたびに復唱するので
私「シィィ!娘ちゃんシィだよ!
もうすぐニィニィが出てくるから!
シィして待っとくんだよ!」
娘「ニィニィ…」
と必死で言い聞かせました。
それでも音楽が流れると身体が動いてしまうようで、私の膝の上に立ち、シャツに捕まり頭と尻を振りながら奇声を上げる娘。バンギャルか。
くっ…!可愛い!でも今はやめて…!
人間とは生まれながらに音楽に反応してしまう機能がついているのか…!
人類ってすごい…!
オランウータンとかも音楽聞かせたら身体動くのかな…!
シャツ伸びる……!!!
娘を落ち着かせることに必死で全く演目に集中できません。
写真や動画を撮るのは早々に諦め、記録は夫に託しました。
そしていよいよ息子の出番です。
陽気な音楽が鳴り、息子が登場した瞬間。
ニィニィィ!!???
ニィニィィィィィ!!!!!
うん、そう、ニィニィだね、うんニィニィ踊ってるね、娘ちゃんほら、ニィニィ踊ってるの静かに見ようね、だからね、
シィィィィィ(;´皿`)!!!!!
大人しい子だからと油断してましたが、そうは言っても娘はまだ2歳。
心と身体が踊り出すと止められる訳がない2歳。
しかも遠くに兄が見えたことでハートビートがてんやわんやです。
娘は閉会の
「これで、発表会を、おわります!礼!」
も「れい!」としっかり復唱しました。
半径5メートル内の方の動画には娘の奇声と号令が入っています。すみません。泣
ちなみに夫は夫でずっと撮ることに集中していたので全く息子を見た気がせず、私も夫も落ち着いて息子の演目を見たのは家に帰ってからでした。(動画再生)
そして息子は息子で親が見に来ていることで注意散漫になっており、ステージ上から親を探して常にワンテンポ遅れて踊っていたので、
娘以外誰も集中していないという発表会でした。
来年も楽しみです!いぇい!
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