2021年7月の漫画映画読書メモ
若林正恭さんの本が面白いという発見があった。
今月のベスト3を強いて言うなら下記3つかな。
・表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
・思えば遠くにオブスクラ
・躁鬱大学
うーん、セブンデイズいんハバナも良かったな。
映像研には手を出すな!
創作の楽しさが詰まってる。けっこう繊細で人見知りな浅草氏、シビアで弁の立つ金森氏、表現にこだわりのある水崎氏。原作漫画は未読。
スイッチ
坂元裕二脚本。サスペンス風味を醸しつつ、やっぱり会話劇なんだよなあ。日常の、そうそう、そう思ってた!それだよねー、みたいなことを拾い上げるのが上手い。そして、円や直がバカにしていた「よい人」の反撃も見事。
BLUE GIANT EXPLORER (3)
もう既に実力、風格も備わっているよなあ。ロードムービー的に進みつつ、これからどう展開する?
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
いやいや、面白かった。特にキューバ編は出色。自意過剰やアンダードック的な卑屈さを自覚しつつ、キューバの様子を面白く読める。モンゴル、アイスランド、あ~~~旅行したいな~~~~。
ファウンダー
マクドナルドの「ファウンダー」レイ・クロックの本を読んだので、映画も観てみた。当時はローラースケートを履いたスタッフが接客していたとか、他店はゴミ清掃が行き届いていなかったりする様子、テニスコートに店の設計図を書いているところが映像で見れて面白い。執念で上り詰めていくことが強調されている。
カメラが捉えたキューバ
「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んでキューバに興味を持ったので、観てみた。
ボブという名の猫
なんとなく観てしまった。英国の底辺層や薬物中毒のシリアス描写が意外とあった。驚きなのは、映画に出ている猫は、実際の猫本人だということ。猫のボブは2020年に他界、その後、銅像が彼の地に建てられたらしい。
セブン・デイズ・イン・ハバナ
「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んでキューバに興味を持ったので、観てみたその2。前情報のなんもなく観始めて、途中で、あ、これは曜日ごとのオムニバスで、ひょっとして監督もそれぞれ違うのかな?と気が付いた。木曜の、眼鏡のおじさんがぽつーんとしてる様が好きです。引きの画が多くて、構図がいい。
YASUKE-ヤスケ-
実在の黒人侍に着想を得たネトフリオリジナルアニメ。アメコミ的なミュータントとか超能力とかロボ要素なんで入れた?
社会人大学人見知り学部卒業見込み
いや〜良かった。「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。」は至言。自意識過剰さも、自信の無さも、それをこうやって書けることも、凄いことだよね。
思えば遠くにオブスクラ 下
私とは何か 個人から分人へ
他人から本質を規定されて、自分を矮小化されることが不安。
論理学 体系立てて、分類して、それも大事だけど。そこからこぼれ落ちてしまうものもあるというか、そうではない枠組み、見方、視点も必要というか。頭でっかちになりすぎず、直感や愚直もあったっていいじゃないかというか。
The Little House
ちいさなおうちはsheだったことにまずビビった。
セブンイヤーズインチベット
ナチス政権下、国威のために登山に挑むもなんやかんやあってチベットに辿り着いた登山家と幼いダライ・ラマの話。チベット仏教の雰囲気が面白い。途中で気が散って観終わってない。
HOMELAND
CIAがスパイ疑惑の軍曹を探っていく。簡単なものだけれど、ちょこちょこ聴き取れるフレーズがあって嬉しい。帰還スピーチでのI'm a lucky man.とか。日本語字幕ではこう表現するのかあ、というのも面白い。ストーリーは、ドラマシリーズなのでこれから。
竜とそばかすの姫
たすかる料理
そっか、料理ってそんな感じで肩の力をを抜いてやってもいいんだよねと思える、料理本というより考え方の本かなー。
躁鬱大学
めちゃくちゃなこと言ってる部分もあるんだけど、あ、なるほど、と思う部分もあった。体と心をラクに生きていきたい。あっちふらふら、こっちふらふらでよろしい。
最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1
のだめの芸大版と言えば分かりやすいかな。そもそも、ミステリ作家の夫と芸大生の妻というのが珍しい気がする。
往生際の意味を知れ! 4
うーん、だんだんとなんでこの人たちはこんなことしてんのかな?って感じになってきた。
ひとりでしにたい 3
親の終活、熟年離婚編。
青の花 器の森 7
陶器市行きたいなあ。
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11(完)
丁寧なエピローグ。アニメ化まじか。
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