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2017~2018年頃に非IT組織(学協会)でslackを導入したときの覚え書き

前書き

懐古のためのメモです。供養みたいなものです。現在は有料プランでslack使ってます。
非IT企業としては早め(?)に導入していたことで、コロナにおける在宅勤務体制にも比較的スムーズに移行できたと思う(元々コロナ前から在宅勤務の提案と試行はしていた)。

いろいろ頑張ってたんだなあと思って、当時のことを覚え書きしておく。
もしこれから導入するところがあれば、参考になれば幸いです。

もはやIT企業かどうかに関わらず、ITの活用は死活問題なのは皆様ご存知の通り。

現在はまた状況が異なる部分もあるが、当時はそうだった、という観点で以下の文書をお読みいただければ幸いです。

もう4~5年経つんですね、はっや。

IT企業じゃなくてもSlack導入してみませんか?(スライド)

説明のために簡単なスライド作ってた。

https://speakerdeck.com/a03/itqi-ye-ziyanakutemoslackdao-ru-sitemimasenka


学協会にslackは導入できたのか?-導入から約3週間時点での感触やメモ(2017年~2018年頃の話である)

slack提案~導入初期

口説き文句
・無料
・試験導入
・情報共有
・コミュニケーション
・みんな使ってますよ
・導入事例(NASA,IBM...)
・働き方改革
・リモート(台風とか育児介護とか。単純に楽、単身者でも洗濯とか銀行とか)

導入初期
・小さく始める
・勝手に始める
・slackはべんり、良い、楽しいという刷り込み
-即レスを心がける。
-絵文字で積極的に反応する。
-便利機能は早めにレクチャ(リマインダ)

導入初期の基本操作教育
1W 基本操作3種
2W さらに便利に使うための操作3種
3W メール転送、通知設定、その他必要なこと

▼これだけは抑えておきたい基本操作3つ
1. メッセージを書く
2. メンション
3. メッセージに対するアクション(絵文字、引用返信)

▼slackをより快適に使うための操作3つ
1. チャンネルに入ろう&出よう
2. リマインド
3. メッセージの検索

はじめはあえて詳しく説明せずに、まずはそれぞれ使ってもらう。
獅子は千尋の谷スタイル。
率先して、様々な機能を使い、こういうのもあるのか、と思わせる作戦。
頃合いをみて、基本操作3種について改めて解説。

読んだらリアクションしてね!作戦。
操作に戸惑っている人には特に対面、マンツーマンで詳しく説明。
マンツーマン説明すると、どこに引っかかっていたのか発見することも。

はじめはとにかく基本操作を徹底する。
社内メールでの連絡があった時にも、それslackでやりません?と誘導する。
まずは社内連絡はslackで!を目標に。

質問があったときは、その内容を#tipsチャネルにバンバン共有する。


学協会にslackは導入できたのか?できたよ。

導入から約3週間時点での感触

事務局内では導入移行、slackが浸透してきた。
「じゃ、あとはslackに書いておくから」なんていう会話も聞こえてくるようになった。
外部のやりとりはメールがメインになるが、職場内ではslackということでこのまま定着しそう(やった!)

委員会(外部の大学、企業などを含む)での導入は、現在のところ難しい。
-所属機関によっては、セキュリティの都合でslackが使えないらしい(NASAでも使ってるよ、と言いたいけど言えない)
-もともとメーリングリストでの議論もそこまで活発では無かった(時々議論が盛り上がってメールの応酬が多くなることはあるが)

※編集委員をslackで活発にやっているところもあるので、組織のカラー、メンバーのやる気にもよる。

学び
-思ってもみなかったポイントで操作に躓いていることがあった。たとえば、絵文字リアクションは直近のコメントにしか行えないという思い込み(?)をしている人もいた。ツールに対するセンス、感覚は人によって異なる。
-#tipsチャネルに一度流したことでも、質問があれば根気強く説明する必要がある。
-反応がなくてもめげない、反応して!と呼びかける。

今後の課題
-有料プランに移行するかどうか
-外部機能との連携(そもそもの業務の在り方、データ管理の方法、方針のテコ入れ)



Slackに通知していた文例

↓こんな感じの内容を折に触れ流していた。

▼これだけは抑えておきたい基本操作3つ

*slack基本操作: まずはこれだけ3つ!*

slack導入から1週間が経ちました。使い方には慣れてきたでしょうか?

改めて、これだけは抑えておきたい基本操作3つをご紹介します。

お手数ですが、このメッセージを確認したら、絵文字(リアクションボタン)を押して読んだことを教えてください。絵文字はなんでもいいですよ!

*1. メッセージを書く*

各チャンネルに入ったら、画面下部にメッセージを書くスペースがあります。

*2. メンション*

特定の人に特に読んでほしいとき、通知したいときには `@` を用いてメンションを使います。メッセージ編集画面で `@` を入力すると、メンション可能なメンバー一覧が表示されます。

チャンネルにいる全員に通知したいときは `@channel` を使います。
※チャンネルによって参加メンバーが違う場合は注意。

*3. メッセージに対するアクション*

*絵文字*
それぞれのメッセージに対して、絵文字でリアクションすることができます。
これによりスピーディな応答が可能です。
絵文字はオリジナルなものを追加することもできます。
勘の良い人はもう早速追加しているみたいですね!

*引用返信*
発言が多くなってきて、どの発言に対しての返信かを明確にしたいときは、引用返信が良いかもしれません。

参考記事 https://uxmilk.jp/34419

*もっと詳しく*

メッセージをの送信・投稿に関して、

更に詳しい情報はこちらをご覧ください!

slack + 知りたいこと* で検索するのもおすすめです。

https://get.slack.help/hc/ja/categories/200111606-Slack-%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9#u12513u12483u12475u12540u12472u12434u36865u20449u12539u25237u31295

slackのワークスペースには様々なオープンチャンネルがあります。

チャンネルは誰でも閲覧、発言が可能で、誰でも情報を取りに行くことができます。

基本的な用語はslackの公式HPからも確認できます。

Slack 用語集

https://get.slack.help/hc/ja/articles/213817348-Slack-%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86



▼slackをより快適に使うための操作3つ

基本操作3つ(メッセージを書く、メンションする、リアクションする)は、もうばっちりOKですね??

さらに便利に、快適に使うための操作を3つお伝えします。

*1. チャンネルに入ろう&出よう*

slackでは各チャンネルはオープンに、誰でも見ることができる設計が施されています。

これにより、情報の共有性、透明性が担保されています。

これまで、チャンネルには招待を受けて参加している方が多いかと思いますが、

今後はさらに *情報を取りに行く能動的な姿勢* を推奨します。

*チャンネルに入るには?*

あなたが参加することのできるチャンネルは、いつでも左サイドバーの Channels (チャンネル) セクションから確認できます。

いま参加していないチャンネルも、時々覗いて見ると新しい発見があるかも?

気になったチャンネルには気軽に参加してみてください!

*チャンネルの閲覧と参加*

https://get.slack.help/hc/ja/articles/205239967-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%96%B2%E8%A6%A7%E3%81%A8%E5%8F%82%E5%8A%A0

*チャンネルから出るには?*

チャンネルから出る(退出)することが後ろめたいですか?

そんなことはありません!

一度退出したあとも、チャンネルはいつでも出入り可能です。

時々の状況に合わせて、柔軟にチャンネルに出入りしましょう!

*チャンネルを抜ける*

https://get.slack.help/hc/ja/articles/201375146-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%92%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%82%8B

*2. リマインド*

あとでこれをやらなきゃ...そんな時には、

2つのリマインド方法があります。

1.スラッシュコマンド「/remind」を使用したカスタムリマインダー

2.メッセージのメニューから設定するリマインダー(かんたんリマインド)

1については、下記のリンクを参照してください。

2は、メッセージの右上「・・・」をクリックしてすぐに設定できます。

*リマインダーを設定する*

https://get.slack.help/hc/ja/articles/208423427-%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%92%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B

*3. メッセージの検索*

あのメッセージはどこだ?そんな時は検索が便利です。

画面右上に検索窓があるのが見えますか?

それを活用してください。

*Slack 検索ガイド*

https://get.slack.help/hc/ja/articles/202528808-Slack-%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-


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