【読書日記】No.2 感動は心の扉をひらく
こんにちは、定期的にとはいきませんが、今日も読んだ本の感想を書いていきたいと思います。
<本の紹介>
さて、今回の本はこれです。
椋鳩十さんといえば小学校の国語の教科書に「大造じいさんとガン」という作品が掲載されています。主に動物に関する作品が有名です。(椋鳩十さんいわく動物ばかり書いていたらそれしか依頼が来なくなったようです笑)
今回の本はそんな椋鳩十さんが講演会でお話になった内容がまとめられた本です。
小学校の図書館にあった本なのですが、ぜひ大人の人に読んでほしい内容になっています。
それでは、次は自分的ポイントです。
<自分的ポイント>
1,人間には各々に不思議な力を与えられている
2,子どもの才能にふたをするのは親のレッテルを貼る行為
3,感動(読書)はこころのスタミナ剤
では、1つずつ見ていきたいと思います。
1,人間には各々に不思議な力を与えられている
椋鳩十さんは、動物には種によっていろいろな力をもっていると自分の体験から話されます。その中でも、人間は、「人間」という1つの種の中でそれぞれ個性があり、とても特殊であると話されています。
本当にそのとおりだなと思います。私は教員をしているのですが(イキナリですみません)、本当にどの子どもも個性があり、特性が違い面白いなと思っています。そのため得意な部分が違いますし、もちろん不得意な部分もそれぞれ違います。まずは人間が個々に特性があり、それぞれ違う「人間」であるということを認識して、生活(仕事)していくことの大切を常に感じます。
2,子どもの才能にふたをするのは親のレッテルを貼る行為
「うちの子は〇〇だから」「うちの子は〇〇が苦手だから」というレッテルの恐ろしさを今回この本を読んでいて感じました。
確かに上のような言葉をいつも聞いて育った子どもは「僕は〇〇なんだ」と思って生きていくことになります。そうすればそのように生きますし、苦手だと言われたことはやらなくなるでしょう。子どもの秘めている才能にふたをする一番良い方法はレッテルを貼ることと称した椋鳩十さんの語りにとても感動しました。
3,感動(読書)はこころのスタミナ剤
「われわれは何回も感動を受けては、心の中の火を大きくして、感動を受けるたんびに心を変えて、(中略)その人間のもっておる力が出るのじゃないだろうか。」と椋鳩十さんは話しています。
今回の本では、ある本を読み、それによって人生が変わっていった人の話が出てきます。
自分も、人生が変わったとまではいきませんが、ある専門分野で苦労して成果を挙げた方の本を読んだり、学会などの発表を聞きに行ったときには「よし、俺もがんばろう」とやる気が出ます。
きっとこれも感動を受け、心の中の火を大きくしているのだと思います。
つまり、本を読んだりすることは、心のスタミナ剤となるんだなと感じました。
<終わりに>
今回は少し、短めに書いてみました。(それでも長いような…)
でも今回、この本を読み、今まで感じていたことを言葉にしてくれているように感じました。
いろいろな分野の本を読んでみるのも良いですね。
次回は、自分は好きで読んでいるシリーズの小説の最新版について書きたいなと思っています。
ここまで読んでいただいたみなさまありがとうございました。
また次回
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