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「上級者の共通点」自分との違いを理解しないと一生中級者

まえがき

上級者と中級者には「技能」以外の
目に見えにくい差があり、その一つが

取り組んでいる分野に対しての記憶機能の差

です。


初級者から中級者になるのは
比較的、どんな取り組み方でも達成しやすい

初心者のうちに

どのように能力を構築するか

それが、先の「伸び」に関わるのは、間違いないのですが

楽器であれば
継続していれば、ある程度指も動き、弾ける曲も増え初心者を脱することができます。

ここでは、その初心者ではない状態を「中級者」
としています。

ここからが、多くの人が悩んでいることだと思いますが、

・何年も練習しているのに上手くなっている気がしない

・毎日たくさん練習に時間を割いているのに上達していない

・自分より遅く始めた人(歴が短い)が、高い技能を習得していく


これを

才能や努力の差なんだな

と諦めていた時期が僕にもありましたが、心理学を学んでいくうちに、上級者には共通点があることを知り

練習の量や取り組んできた時間の長さ
と上達はイコールしない

ということが、わかってきて
その共通点を知ることで、「理」にかなった
「取り組み方」ができるようになるんじゃないか?

それが、中級者で止まる人と上級者の差じゃないのか?

自分にも可能性は、まだまだあるかもしれないぞ!と興奮したのを覚えています。


では

その共通点は何か

その1つは

冒頭でも書きましたが

取り組んでいる分野の記憶機能の差

です。

上級者の共通点は


・その分野の新しく覚える能力が格段に高い

・意識していなくても、その分野に関連していることは無意識に記憶される

・その分野の記憶の再現が速く、正確


これらの記憶機能の質の差が、鍵になっています。

つまり

上級者の記憶構造を目指して、取り組む必要が
あるという事です。


じゃあ、その方法はなんなんだ?
それを書けば良いじゃないか!
となると思うのですが


直接的な方法(練習メニュー)よりも

「なぜ」違うのか、を認識しなければ、方法を用いても正しく機能しない

遠回りに感じるかもしれませんが、まずは

上級者と自分は何が違うのかを理解すること

です。

「知る」ではなく「理解」です。

僕はハウツーばかりを追いかけて、たくさん試した時期がありましたけど、理解しなかったので何も変わらず空回りしていってました

そんな繰り返しの中で、認識することの大切さ
を知り今まで遠回りだと思っていた、比べるための知識を学ぶ事で飛躍的に世界が開けました。

違いを明確に理解するから、足りないもの
備わっていないものが見えてくる。

そこから、そのために何が必要か
にやっと進めるのだと思います。

そこからもう一歩踏みこんで

自分にとっての上級者はどんな形なのか

これを明確にすれば、さらに上達の道が開けてくるのは間違いないです

これはには自己分析が必要で、人によって
すぐ見つかる場合もあれば数年かかることもあります。

でもやらないよりは、間違いなく音楽に限らず
全てにおいて前に進むのでオススメです。

長くなりましたが

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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