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種まきと根っこ

【1分で読めるnote】

何年も前に
「木を植えた男」という絵本がベストセラーになった。
これは不毛の大地に黙々と木を植えて
森をよみがえらせた人の物語。

私は日本語教育にたずさわっている者として
思っていることがある。

***

教育は種まきだと思う。

種をまいて
水をやり
太陽の光をあび
土の中では
どんどん根をはって
地上では
枝や葉ができて
大きな木になる

それには何年もかかる

まわりの人との出逢いや経験を経て
成長していく

一人ひとりの花を咲かせる

教師はそれを信じるしかない

自分が関われるのは
ほんのわずかな期間だとしても

信じる

いつか、きれいな花を咲かせ
実がなる日が来ることを


私は、その人の見えない根っこの部分を
育てるお手伝いをしたい。

根っこが丈夫なら大丈夫。
すぐには結果が出なくても
あきらめなければ
ぜったい、いつか花が咲く。

それを信じて
私は今日も明日もずーっと
希望の種をまき
根っこを育てる人でありたい。

(*^^*)


AC根っこ


special thanks to ダラズさん
(表紙のイラスト・クリエイター)

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