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リニアのある未来

物心ついた頃から鉄道が、電車が好きでした。

おそらく30年以上前からリニアモーターカーは夢の超特急と言われ続け、でもこれだけ待たされてしまうと、ドラえもんの『どこでもドア』と一緒で実現しないんじゃないかなと大人になっていくうちに思っていました。

子供の頃は新幹線に乗る、というだけでも特別なことで熱海駅の新幹線ホームを通過するひかり号の迫力を見ただけでもワクワクしたものです。

気が付いた時には0系が引退、あれ? 新幹線ってこんなデザインだったっけ? と、近未来を感じていた300系、500系も引退。ダサいと思っていた700系も引退とか。

夢の超特急、未だに実感が湧きません。
東京(品川)⇔名古屋が最速40分。新大阪までが最速67分。
飛行機の出番は無くなるのかな。
リニアの実用化で世の中はどう変わっていくのだろう?
そのうち全ての新幹線がリニアに変わっていく時代は来るのだろうか?

時間、というのは確かに大切で目的地に早く着ければ色々な可能性、出来る事が増えていくのかなと思います。あとは安全性。地表面を500kmのスピードって少し怖いなあ~と、感じるのです。

近年の鉄道は高速化が進んでいます。ただ、のんびり行く旅も好きで寝台特急とか生涯3回しか乗ったことないけど大好きです。もう、数が減ってきて寂しい限りなのです。これからもっとたくさん乗りたいと思っていたのに。私が生きているうちに新幹線が引退、なんてことは無いでしょうけど。

子供の頃に感じていたワクワク、また味わえるかな・・・。       今はただ、リニアのある未来が来る日を待って。

(JR東海 『リニアのある未来』 投稿用 加筆修正あり)