ハイロイン(上瘾)第11話を本気で見た

私は何を隠そう妖怪・映像サブスク女なのでAmazonプライムとdTVとNetflixとHuluに登録していて、そろそろdTVとHuluは解約しようと思ってたらハイロインのせいでdTVは配信期間の来月いっぱいまでは登録することに。うっかりサブスク破産しそうで怖い。
ちなみにdTVはBL作品がそれなりに充実していて、確か別のサブスクでも見れますが台湾の「HIStory」シリーズとかが見れるので絶対来月末までには見たい。あと今話題の陳情令も見たいし、タイには2getherもある……1日の時間が本当に足りない。
そしてnoteの最後に、これまでいただいたマシュマロのお返事をさせて頂いております。いつもありがとうございます。

10話ラストの切なすぎるシーンから、まさかの学校のシーン。
教室で居眠りをしているグーハイにヨーチーが「バイロインは?」と話しかけます。まずグーハイがサボらずに学校来てるのがちょっと驚き。グーハイに無視されたヨーチーはヤンモンにもバイロインのことを聞きますが、知らないよと言われます。そしてヨーチーが「あいつ2日も学校来てないじゃん!」という衝撃の事実。雲行き怪しいぞ……様子を見に行ってやろうという名探偵ヨーチーに対し、ヤンモンは寮生だから門限あるし日曜にしない?とのんきに言っている。日曜なんて待てない!今日!と焦るヨーチーに「たった2日休んだくらいで何焦ってんの?何かあった時は誰かが荷物まとめにくるって」「お前……本当に薄情なヤツだな!ヤンモンお前がそんなやつだったとはな!」とめちゃくちゃ心配してる名探偵ヨーチー優しい。
結局バイロインの家にやってくるヨーチーとヤンモン。バイロインのお父さんに「お嬢ちゃん」呼びされるヤンモンちゃんと、それを聞いてクスクス笑うヨーチー。バイロインの様子を聞くと、休んだのは病気ではなくてとにかく眠いだけだという……しっかりショック受けてる……。
ヤンモンがお父さんに呼ばれて手伝いをしている間に、ヨーチーはバイロインの部屋にやってきます。すると、部屋の窓際にはグーハイのパーカーや時計、ライターが置いてある。畳まれたパーカーを見て、グーハイが怒り狂って流血喧嘩した時にバイロインが洗ってくれた学校の上着をめちゃくちゃ綺麗に畳んで入れたのを思い出しました。そしてヨーチーは名探偵なので、思わず時計を手に取ると、そのタイミングで目が覚めたバイロイン「何しに来たの」と聞かれてしまいます。二日も休むから様子見に来たという優しい名探偵ヨーチー「お前、グーハイと何かあったの?」「なんで?」「だって、お前らってなんか普通じゃないだろ」おおお???急にヨーチー名探偵すぎるぞ???ちなみにバイロインはノーコメントです。

久々にヨーチー、ヤンモン、バイロインで登校。一方グーハイはタクシーで乗り付けてきて、三人の後ろ姿を見ながらお金をドライバーに渡そうとするんですけど「行きたくなくなった」と言ってUターンさせる。
さて、久しぶりの扇子トントン女子。グーハイに会いに教室にやってきますが来ていないので前に座っているバイロインにグーハイの宿題ノートを渡す。受け取ったバイロインは徐にノートを開くと、南山有台という詩が書いてある。南山有台を知らなかったので調べてみたところ、貴族が宴会をする時に徳寿(漢政権の陳理が使った年号)を祝う詩。あんまりストーリーとは関係なさそうな気もしますが、とりあえず貼っておきます。意味が深すぎて分かりませんでした。勉強しよ。

南山有台,北山有莱。乐只君子,邦家之基。乐只君子,万寿无期。
南山有桑,北山有杨。乐只君子,邦家之光。乐只君子,万寿无疆。
南山有杞,北山有李。乐只君子,民之父母。乐只君子,德音不已。
南山有栲,北山有杻。乐只君子,遐不眉寿。乐只君子,德音是茂。
南山有枸,北山有楰。乐只君子,遐不黄耇。乐只君子,保艾尔后。

なんだ、意外と真面目に勉強してるんだな……と思ってページをめくると、なんと衝撃の一面「白」の文字。さすがに「!?」ってなるバイロインさん、まさかと思ってめくった次のページは一面の「洛」、そして「因」……すべてつなげるとバイロインの名前になる……。
なんか太宰が芥川龍之介への思いを募らせすぎてめっちゃ名前書いてたみたいなのありましたよね。思いの強さ的にはどう考えてもグーハイ様が格上ですが。本人に見られるの恥ずかしい……それにしてもグーハイ様は好きな人の名前を綺麗にお書きになる。
バイロインは扇子トントン女子に「昨日来てた?」と聞くと「あなたが休んでた2日間は来てた」と言われため息。

場所は変わって暗めのクラブでグーハイ様がやさぐれまくり。友達はジンルールーと破局した件について話していて、まあ友達が寄ってたかってジンルールーを死ぬほどディスってくるんだけど、ちょっと待って?ジンルールーってそんなディスられるポイントありました?この世では量産型の女子しか愛されないんですか??え??なんだ??やるか????と、私が勝手に憤ってると心ここにあらずなグーハイはぼんやりした顔で酒を煽る。
そして隣に座ってる友達の肩に腕を回し、「俺……俺って、お前になんか悪いことしたか?」と聞く。どう考えても様子がおかしいので動揺する友達。「このグーハイ様がこんなに尽くしたヤツはいない」「じゃあなんであんなひどいこと言うんだよ」とベロッベロに酔った状態で友達に噛みつきにかかります。
友達からすれば「いや~まだジンルールーにやられてんな~」と笑ってるけど、グーハイはやっぱりバイロインに面と向かって「受け入れられない」と言われたことがショック過ぎて死にそうになっている。
友達に抱き付いたまま「インズ、会いたい」とこぼすと、もう友達をバイロインだと勘違いして襲いにかかります。あまりにもグーハイ様のガタイが良すぎて友達が全然抵抗出来てなくてとても可哀想なんですけど、それよりも「お前はもう俺の事どうでもいいのか?気にならないのか?」とか言ってるのが相当切ないし、酔ってるとはいえ「今日はお前のこと犯してやる」「お前を満足させてやれないやつはグーハイとは言えない」とかとても怖い系のぶっ飛び理論を口走ってて拗らせ方がすごい。0か100じゃなくて0か20000みたいな極端な拗らせ方してる。

次の日もまたグーハイは学校を休んでいました。すると、扇子トントン女子が「グーハイが転校するって本当?」とバイロインに聞きます。なんだと。寝耳に水。職員室で先生たちが話していたと聞き、複雑な顔になるバイロイン……。ここの表情が本当に複雑で好きです。再び扇子トントン女子のファインプレーが光りました。ありがとう
さて、グーハイ様はホテルで優雅にマッサージを受けている……と、なんと制服のままバイロインがやってくる。「お前、何で来たんだ」というグーハイにバイロインが「お前の荷物を持ってきた」「そんなくだらないものいると思うのか」「いるかいらないかはお前が決めろ。いらないなら捨てればいい」っていうやり取りの中で、グーハイはきっと、あのジンルールーに失恋した夜みたいにバイロインから「まだ戻ってこないのか」って言葉を心のどこかで期待してたのかなと思いました。切ない。
それからグーハイは立ち去ろうとするバイロインの腕を掴んで「そんな態度しかできないのか」って言うのも本当に切ない。
バイロインに手を払われて「じゃあどんな態度だったらいいんだよ」と言われたグーハイは、たまらずバイロインのことを抱き締めて「母親が死んだあの日以外、俺は誰かの事で泣いたことがない」と言って少し泣く。まさかグーハイが泣くなんて思わず、びっくりして固まるバイロイン。そしてバイロインを突き放して「行けよ」って言って部屋から追い出そうとします。
バイロインはぐっと堪えたような顔で部屋を出ていき、帰り道を歩きながら我只在乎你と共にバイロインの頭の中にはグーハイとの思い出が駆け巡っていく。

バイ家では、お父さんがバイロインのベッドに座って帰りを待っていました。最近グーハイが家に来ないことを不審に思ったお父さんは、バイロインに本当は何かあったんじゃないのかと聞く。バイロインは「あいつにも家があるんだよ。金持ちなのに毎日俺の家なんかにいて楽しいかよ」と言う。
するとお父さんは「いいか、グーハイみたいないい子はどこを探したっていない。お前はもう大人なんだから、もっと広い心を持ちなさい。つまらないことであんないい友達を失うのか?あの子がお前の彼女でも奪ったか?」と穏やかなトーンで聞く。ここでバイロインは「違うよ。あいつの父親が、父さんの嫁を奪ったんだ」と答えるのです。何も知らず驚くお父さんに「母さんと結婚したのは、あいつの父親なんだよ」と告げる。これはちょっと本当に唸るほどうまいやりとりだなと思いました。こんなうまいやりとり久しぶりに見た。
お父さんが「あの子がお前を騙してたのか?何か目的を持って近づいたとか……」って言った時に、ほんの一瞬ちょっとイラっとした顔になったバイロインがすごく良かったですね。そんなヤツじゃないのは、バイロインが一番よく分かってるもんな……。
「初めは二人とも知らなかったんだ」と言うバイロインに、なぜかお父さんは高揚し、嬉しそうな様子で「初めは二人とも知らなかったんだな?何てことだ!これは……縁だ!縁だろ?さらに関係が深まったじゃないか!お母さんに会う時にはグーハイとも会える」と言う。予想外の反応に、バイロインは「父さんは気にしないの?!」とびっくり。
お父さんのセリフは「何を気にするんだよ。母さんと離婚してからこんなに長いんだぞ?相手が出来て当然だ。一人の女として頼れる相手がいるのは幸せな事だよ。何度もお前に会いに来てただろ?とにかくお母さんのことを恨んではだめだ。この世界でお前を本当に思ってくれている数少ない相手なんだから」って言うんですけど、「あの人はすっごくわがままだ」っていうバイロインに「みんなわがままだよ。自分の身になって考えてみなさい。一生一人で過ごすのか?」という寛容さがすごい。
結局のところ、全て当事者にしか分かんないことなんですよね。夫婦の間には夫婦の問題があって、たとえその間に生まれた子供であっても直接聞かなければ本当に考えてることなんて分からない。親子の間で誤解してることって意外とたくさんあるものです。
「何で早く言ってくんなかったんだ」というバイロインに「お前が聞かなかったんだろ」っていうので笑っちゃった。それな。
グーハイを追い出し、ひどく突き放してしまったことに後悔するバイロイン。「グーハイのところに行って謝ってきなさい。あとはなるようになる」というあまりにも器が大きすぎるお父さん。でも「俺は謝らない!」と頑なになっているバイロイン。「グーハイも結婚が破綻した被害者だろう」「でもやだ!」っていうバイロイン超かわいいな。君なら大丈夫だよ。
と、ここでお父さんとバイロインは3日以内にグーハイを家に連れて戻ってくることを約束します。

さて、自転車に乗っているバイロイン。突然前からガタイのいい不審者(縄持ち)に止められ、どうにか蹴飛ばして逃げようとするけど、とてもガタイのいい不審者(手錠持ち)がバイロインを掴まえようとします。殴ったりと必死に抵抗するも捉えられ、一人の不審者がバイロインの顔を狙って殴りかかろうとするんですけど、目配せしてすぐやめる。とりあえず縛っちまえ!と頭には黒い袋をかぶせられ、体を縄でぐるぐる巻きにされて車に積まれてしまう。
さて、不思議な事にバイロインには縄で縛られる以外は一切の危害を加えられていません。二人の不審者も「俺が軍隊にいた頃は誰も歯向かえなかった」とか「手にこんな怪我することなかった」とか「今日はマジで貧乏くじ引いた」とか言ってて、なぜか緊張感がまるでない。
おそらくこの場では、視聴者も含めて緊張感があるのはバイロインだけ……なぜなら、バイロインのことを強烈に拗らせてしまったあの男の顔がチラついているから……。

次のシーンで、バイロインが足を縛られ手には手錠をかけられ目隠しされてベッドに乗せられているというマジもんの衝撃映像。ヤダ、性癖も拗らせてんじゃん……と思ったら、部屋にいたのは予想通りグーハイ様でした。いつ何時も期待を裏切らない男。この時グーハイ様はバイロインの部屋にあったあの服着ていて、マジで健気さがすごい。ただ猛烈に拗らせているっていうだけで……。
そんなグーハイは馬乗りになり、バイロインの目隠しを取ります。多分バイロインはグーハイの仕業であると薄々気付いていたはず。バイロインと共に冷静さを失ってしまったグーハイ様は「お前、俺と離れたいんだろ?俺との関係を切りたいんだろ?だから監禁した。もう逃げたくても逃げられない」などと今季一のぶっ飛び理論でバイロインを黙らせる。監禁までの経緯が急すぎて。
そしてまるで捻じ込むみたいに乱暴なキスをする。完全にぶっ飛んだグーハイ様はバイロインのことをベイビーと呼びますし、「お前はとっくに分かってたよな、お前への気持ちが普通じゃないって。だからキスしたって意外じゃないだろ」とか言っちゃうんですよ。なんてことだ。「グーハイ、お前狂ったのか?!」とビビって叫ぶバイロインの口を手のひらで塞ぐ。俺の話を聞いてから好きなだけ罵れと言い、寂しそうに続けます。
「お前の中で俺は大したことない存在なんだろ?今日はそれをぶっ壊してやるよ。俺はお前の事をただの友達として見たことなんか一度もない。お前に優しくしたのは、お前が好きだからだ。お前と同じベッドで寝るのは、お前とヤりたいからだよ。夢の中でもな」
悲しきモンスターとなったグーハイは独白を続けながらバイロインの顔をそっと撫でたり、制服のチャックを下ろしたりする。バイロインは精一杯の表情で抵抗して、一発食らわせてやろうとしますが両手は自由が利かない。グーハイの手を振り払うようにすると、薄く笑いながら「俺の事クズ野郎だなって思ってるよな?変態野郎だって思ってんだろ!?」と声を荒げてバイロインに詰める。「教えてやる。これは誰かのせいじゃない。お前のせいなんだよ!お前は俺のことを分かっててわざと誘ったんだろ!」と胸倉を掴む。
そして俺は今日言ったことを絶対に後悔しないと言い切ったグーハイは、バイロインに「お前、俺のこと罵りたいだろ。言えよ」って言うんだけど、これはもう罵る言葉でも何でもいいから、バイロインから自分だけに向けた言葉が欲しいんだなと思ったら健気すぎてつらい。ここまで健気だとよく分からなくなってきた。
そう言われたバイロインは顔を背けて「俺は言わない」……。これがバイロインの答え(超意訳:俺もお前のことが好きだ)じゃないかなって思うんだけど、グーハイサイドはまさかそうだとは想定してないから「……絶望したのか?お前は俺と出会って後悔してんだろ?俺に消え失せてほしいって思ってんだろ!?残念だったな。俺の事惚れさせといて逃げるんじゃねえ!」と怒鳴ります。一見とても身勝手な事言ってるように聞こえるけど、もうグーハイは精神的にすごく追い詰められていて何ふり構ってられないわけです。
「グーハイ、お前、絶対後悔するぞ!」(超意訳:だから俺も好きだっていってんだろ!)というバイロインに「俺はどうでもいい。ただ毎日おまえのこと見つめることが出来れば、どんな代償も払う」……いや待って、死ぬほど健気なこと言ってるけど……もはや健気って何……?健気=監禁……???
「わかった、よく聴け。今日、本当は謝るつもりだったんだ。父さんと話して、お前の立場も何も気にしないって言ってた。しかもお前の事連れて帰って来いって。それで今朝連れ去られて縛られて、とんでもない言葉で侮辱されて、俺はどうしろって?!」と猛抗議するバイロイン。話を聞いているうちに、あれ……?ってなりだすグーハイ様「本当か?」「当然だろ!」「……俺はそんな策に騙されないぞ」
はぁ!?お前はなんてやつなんだ……!!!と言いたげな顔のバイロインを見て、グーハイはベッドから降りて電話を掛ける。電話の相手はバイロインのお父さんで「今朝インズを迎えに行かせたけどもう着く頃じゃないか?」とか言われて、ようやく少しずつ落ち着く。
電話が終わるなり「解け!」というバイロインに、まだちょっと不安が残るのか「解いたら逃げるんじゃないのか」というグーハイ様。バイロインの「安心しろ。逃げないから」という言葉でやっと手錠を取ります。俺のインズ……と心底嬉しそうに頭を撫でて、その間に自分で足の紐を解くバイロインさん。本当に毎度毎度お疲れ様です。
自由になったバイロインはグーハイに食って掛かるんですが、あっさりベッドに倒される。完全に調子を取り戻したグーハイ様はご機嫌で「ベイビー、まだ怒ってんの?」と言いながら体を押さえつけるとバイロインが「テメェ、誰とヤりたいって?」「嫁を抱きたくない夫は旦那失格」
こちら、グーハイ様の名言です。「不想上媳妇的丈夫不是好老公」いつか漢文のテストに出る。胸に刻みました。
ベッドから起き上がってバイロインが部屋を出て行こうとするのを追いかけて「話はまだ終わってない。俺が全力で告白したんだから何か答えくれるべきだろ」「お前に何答えんだよ?殴り殺したいんだけど」「何って、俺はお前が好きだって言っただろ?何か答えろよ」「グーハイ、お前いい加減狂うのはやめろ!」「狂う?これは全部俺の心から言ってる。男同士がなんだよ?犬と猫がヤってんの見たじゃん。お前が男でも女でも、オス猫でもメス犬でも関係ない。だから……俺の事が好きか嫌いかどっちなんだ?」「嫌い!」ここ〜〜〜〜!!!!ここで嫌い!っていうバイロイン……個人的に、私は「俺のこと好き?」「嫌い!」というやりとりこそ、ハイロインという作品の真骨頂ではないかなと思います。そしてこの「嫌い」に込められた思いについて考えるだけで余裕で1週間くらい過ごせる。
ちなみに私はこの「嫌い」については「もう二度と俺から目を離すな」って感じで読みました。無限に考えられる。
ただしバイロインは口では素直になれない代わりに体の反応だけはとても素直です。突然二流エロ小説のセリフみたいなこと言っちゃいましたけど、ほら見て……ちゃんと目で「好き」って言ってるからさ………わ、分かる?グーハイ様、これバイロインのものすっっっごいデレじゃないかと思うんだけどどうですか?????
「嫌いなんだな?じゃあ、これからもお前の事監禁して、お前が好きになってくれるまで離さない」「グーハイ!」(超意訳:だから!もうとっくに好きだし!)グーハイ様、残念ながらまだ分かってなさそう。バイロインは高度な男……そういうところも含めて好きになったんだよね……。
それからまた強引なキスをして「インズ、俺は本気でお前が好きだ。気付いてただろ?さっきの話(監禁)は無視してもいいから、この言葉だけは信じてくれ……俺の事嫌いでもいい。俺はお前のことを待つし、お前のことを追いかけて、デカい愛で壊す。壊して動けなくしてやる」と、マジで健気の塊みたいなグーハイ様の大告白を受けてバイロインは何も言わずにぐいと押し返し、部屋を出ていく。

さて、まさかのグーハイの家族とバイロインで会食しています。どうしてこの会食が開催されたかの経緯が気になりすぎる。
グーハイはバイロインに取り分けられたナマコをひょいと取って食べる。父親に注意されると「こいつナマコがダメなんだよ。食べると腹壊すんだ」と言う。ナチュラルすぎるフォローに母親は「二人が仲良すぎて言葉にならないわ……同い年だけどどちらが先に生まれたのかしら?」って言うんだけどその反応が地味に親近感を覚えたよね。あっまさか……腐人……???
まぁ母親のことはさておき二人とも5月生まれということが発覚。バイロインは「5月1日だよ、お前は?」「俺も5月1日!何時生まれ?」
父親に「お前は5月6日だろうが」と突っ込まれて終了。バイロインの兄になりたかったグーハイ様かわいい。とてもいい雰囲気になってきたところで、二人ともこの家に帰ってきて私が面倒を見ると話をすると「俺は帰らない」と頑なに言うバイロイン。隣のグーハイは自分の別宅に住むと言うので、両親も了承する。ということで11話が終わり。

さて、今回は健気に誘拐して監禁未遂からの健気な告白という、終始グーハイ様がぶっ飛んだ回でした。……健気とは……?
いつもサポートやマシュマロ、コメント等、本当にありがとうございます。残り4話となりましたが楽しく書いていきたいなと思うので読んでいただけると嬉しいです!ではまた次回!


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