ハイロイン(上瘾)第6話を本気で見た

6話まで書いておいて今更言うことじゃないかもですが、改めてこちらのnoteはドラマ・ハイロインの大ネタバレの大妄想考察です。私の解釈が込み込みなのでご了承ください。
そしてGWはみんなでハイロイン見よう。百聞は一見に如かず。この約7000文字noteも一見に如かず。見ると人生豊かになります。


さて、バイロインの方から誘って釣りをした二人。まだ付き合ってはいませんがこれ実質初デートじゃない?めでたい。
しっかりバケツを持たされてるグーハイが「たかだか魚釣れたくらいででそんなに嬉しいのか?もしこのデカイ魚逃がしてたら俺の事無視しようとしたろ?」と聞きますとバイロインは「いや、魚を釣りに来てんのに、携帯ばっか見てるなんて何しに来てんだか分かんないってだけ」と、さりげないツンデレ。バイロインのツンデレのツンは普通に分かりやすいんですが、デレが他に類を見ない繊細さなので大事に拾っていきたい。
「だから、電源切っただろ!」と、グーハイがポケットの中の携帯を取り出すと、なんとバイロインが釣って逃げそうになった魚を川に入ってまで捕まえようと必死過ぎて完全に携帯の存在を忘れててご臨終。ドジをやっちまったグーハイを見て「あははは」と笑うバイロイン(カワイイ)。デレが繊細なうえに急です。
これだけ釣れたんだから今夜お前の家で食べさせてくれというグーハイに「お前の家に持って行ってやるから、家で待ってろ」という。グーハイをまだ家には入れたくないバイロイン???なに???急に乙女心???
案の定グーハイは「なんでお前の家で食わせてくれないんだよ。普通だったらお前の方から誘うんじゃないのか?そんなことすら分かんないなんて」などと抗議します。一理ある。なんかグーハイってマジでオーラと圧があるせいで何を言っても説得力がありますよね。
「分からないんじゃなくて、食いたいなら家で待ってろって言ってんの。嫌なら無しな」と言って歩き出すバイロインが可愛さ余ってだんだん小悪魔っぽく見えてきました。

バイロインの家に帰ってきた二人。お父さんはすっかりグーハイのことを気に入っていて、川に入ったせいで濡れたズボンを見て、部屋で着替えていきなさいと言ってくれます。やさしい。「父さん、こいつに着せる分の服なんか余ってないじゃん」というバイロインに、新しいヤツ買っただろと言うお父さん。頭の回転が早いグーハイは、そんな新しい服を汚したら悪いからと言ってシャワーを借りようとします。グーハイって育った家庭の影響で小さい頃から大人と接する機会が多そうで、自然と大人に取り入っていく力が身についてる感じがある。そして説得力。
お父さんはグーハイの申し出をあっさりオッケー、そのうえ水の出し方分かんないかもしれないからバイロインと一緒に入ってきなさいという全てがトントン拍子で棚からぼた餅状態。勢い余って「いいですね!」と玄関先で脱ぎだすグーハイに、バイロインが「何がいいんだよ!父さん、俺の家トイレの戸も壊れてるし蛇口も壊れててどうやって洗うんだよ」と必死に止めます。
それくらいでは負けないグーハイ様「洗える洗える!俺の家のトイレなんか壁もないし、夏は水でそのまま洗うんですよ~お湯が出なくて」とかなんとか調子のいいことを言って、なんだって!?うちでお湯を好きに使っていきなさい!と大歓迎で迎え入れてしまいます。とっても人のいいお父さん。「何であいつにシャワーなんか貸すんだよ……」とバイロインは本当にいつもお疲れ様です。
バイ家のシャワーに潜入成功したグーハイ……と、その前に体つきとネックレスがエロすぎて彼が高校生役やってるんだということを逆に思い出すよね。怖い怖い。お湯の出し方が分からないグーハイはもちろんバイロインに「お湯はどうやって出すんだ?」と聞きます。教えてあげなさいというお父さんに「行かない」とムッとした顔で最初は拒否しますが、お父さんに急かされてシャワーへ向かいます。なにせ高校生なので。
「お湯の出し方が分かんないくせに早々と脱いでんじゃねえよ」とかしっかり嫌味を言うのを忘れず、ちゃんとシャワーを出してくれる。
これまたチャンス到来ということで「お前も一緒に入ろうぜ」と誘いますが、秒で「結構です」と断られる。でも楽しくなってきたグーハイ様は思わず「何エロいこと考えてんの?」とか聞くんだけど、だいたいこの類のセリフは自分でエロいこと考えてる人が言うやつです。こっちにはバレてるぞ。
バイロインは軒先でツォウおばさんに会って、魚を分けてあげるからうまく料理してくれと頼む。そしてお父さんに「グーハイが俺の家で食べたいって言ったら絶対オッケーしないで。うちのご飯めっちゃまずいって言って」と根回ししようとする。しかし、抜群に人が良いお父さんは「何でまずいんだよ。おばさんが作ってくれるんだからうまいに決まってるだろ?ていうか、この魚はグーハイと釣ったんだものなのに何で分けてあげないんだ」。
私も先程のグーハイやお父さんとだいたい同じ意見だったんですけど、なんとバイロインは「俺、あいつの家に持って行って食べようと思ってるんだよ。家近いし、いいよね?」っていう……え?そういうこと……?もしかしなくてもこの魚を口実にグーハイの家に行きたかったってことだ……?!?
やってくれるなバイロイン。あまりのデレの繊細さで気付かなかった。まだまだ私の修行が足りなかったと反省しました。精進します。
仕方なく了承してくれたお父さんに一安心したところで、シャワーから出てきたグーハイ。バイロインの予想通り「今晩ここでご飯食べれたらいいなあ~~」とか言い出すので、お父さんお願い……ちゃんとうまいこと断ってね……という切なる思いは通じず「もちろん!お腹いっぱいになって帰りなさい」とか言っちゃう。
何やかんやで食事を終えまして、グーハイは家に帰ります。お父さんは中に入っててください、と細やかな気遣いを忘れないグーハイに好感度は爆上がりストップ高。さて、グーハイの家リベンジしようとするバイロインに「送るって、男同士なんだし冷えてきたからいいよ」と断るグーハイ。しかしそこは強引に腕を引く……これも一応デレにカウントしておきます。
夜の道を並んで帰る二人。バイロインはグーハイに「なんであんな変な字書くの」と聞くんですけど、雰囲気とかがエモすぎて窒息死しそうだった。あと人間が二人並ぶだけであんな絵になることある……?そして「あれは俺の彼女がデザインして無理矢理書かされてたんだよね。書いてるうちに慣れてそのままにしてる」というグーハイに、バイロインは真面目な顔で「それ、俺は良くないと思うよ」からの「バイ先生の言う通りです」なんておどけるグーハイ様。めっちゃ楽しそう。すると突然の「お前、犬好き?」。バイロインが自分を見るとどんな狂暴な犬でも大人しくなるんだと言えば「お前が好きなら、俺がプレゼントする」……ついにグーハイ様……。
そこでバイロインに「貧乏なのに買えるわけないじゃん」と言われて自分の設定を思い出すグーハイ様ちょっとかわいい。
「そういえばこんなに歩いたのにまだお前の家着かないの?」とバイロインに聞かれ、焦りもせずに「自転車押してるからじゃん。乗ったらすぐだよ。じゃ、俺は自転車乗ってくから!じゃあな」と自信満々に言えるグーハイ様。いくら痛いところを突かれても全然焦らないという強靭な精神力を感じる。
さて、バイロインはとにかくグーハイの家が気になるので後を付けます。ここのBGMがジブリのとなりのトトロっぽくて好き。グーハイはバイロインがついてきてることに気付いていて、家を突き止められないようにうまいこと回り道して帰宅した感じですよね……まったくトイレの壁ないとか適当な事ばっかり言うから……。
そして翌日、登校しようとしたグーハイ、なんと家の近くでバイロインが待っている。これはヤバいぞ。マジで借りてる家がバレてしまう。ただ、グーハイはこうして誤魔化す時の頭の回転はピカイチなのでうまいこと回り、朝から軽めのSASUKEをこなしてバイロインの前に現れる。そして今年一番の尊い会話「俺の事待ってたの?」「誰がだよ」……。

一方その頃、グーハイの友人が運転していると、グーハイに似た人(※本人)が自転車二人乗りしているところを見かける。あれグーハイじゃね?いや確かに似てるけど、自分で何台も車持ってるくせに何でまた自転車なんか乗る?というやりとりを経て「グーハイどこいっちゃったんだろうな……」。そういえば携帯が壊れてしまったグーハイと連絡が取れなくなっていたのでした。
教室で驚くほど真面目に勉強しているグーハイの元に、あのパリコレ風彼女ジンルールーがやってきます。中国の高校ってそんなすんなり部外者入ってこれちゃうもんなのかな?という疑問はさておき、とにかくグーハイが2日も連絡が付かないから誰かに誘拐されたんじゃないかと心配になって様子を見に来たという。すっかり変わり果てたグーハイを見て「あなたのお父さん、そこまでしなくても」と言いかけたところを「みんなに聞こえるだろ」と言って制する。ジンルールー的には、グーハイの父親がグーハイを追い出し、こんな高校に通わせているのと思っている。グーハイの上着をぐいぐい引っ張るジンルールーに「引っ張るなよ、壊れる」と言ってやめさせるところがなんかこう……グーハイの中で価値観が変わった感じがしてちょっとドキドキした。
ジンルールーは素っ気ない態度のグーハイに「あなたこっちにも彼女がいるんじゃないの?」と詰め寄る。「そんな話するなら帰れ」「あんたのことが分かってから帰る!」と大騒ぎ。グーハイはとにかく身元はバレたくないし、あのケンカの一件から二度と学校で騒ぎを起こすわけにいかない。そこで痺れを切らしたジンルールーは「本当にここに彼女がいるんなら追い返されなくたって自分で帰る」というと「じゃあ帰れ」とばっさり言ってやるわけです。この答えはつまり、グーハイがバイロインに抱いている気持ちを認めた……とは、さすがにまだはっきりしてないけどジンルールーよりも優先したい存在だと認めたことにはなる。モヤモヤしているグーハイに近寄っていくあの扇子トントン女子。私占いできるの!って言ってるけどマジでタイミングが最悪で草。絶対当たらないじゃん、その占い……。
グーハイは扇子トントン女子をかわして席を立ち、ヨーチーとバイロインが話しているところにやって来る。「うちの学校にかっこいい生徒が来てる」とかいう噂をしていると、ヨーチーがグーハイに「さっきのってお前の弟?」「弟?俺の彼女だよ」……え、そんな?ジンルールーそんな扱いですか??と、戸惑っている間もなくあの扇子トントン女子の叫び声が。なんと廊下で「人の彼氏横取りしたくせに!!」と激おこジンルールーにビンタされている。さすがにグーハイが止めに入り、ジンルールーと共に外へ出ます。その光景をみたヨーチー「グーハイは、なんであんな奴好きになったんだ?」「俺に聞くなよ」「あいつと毎日一緒にいるじゃん。彼女のことなんも聞いてないの?」「誰が毎日一緒にいるんだよ!」「お前だろ?前は犬猿の仲だったくせに……俺とヤンモンは納得いってないからな」
そう言われて苛立った様子で立ち去るバイロインに、ヨーチーは「一緒にいたらいたでよくない?恋愛じゃないんだし、そんなデリケートになる?」と独り言を言うんだけど、あ~~~これちゃんとバイロインの目の前で言って欲しかった~~~!顔真っ赤でめちゃくちゃ怒りそうだけど~~!!!
さて、完全に扇子トントン女子に取られたと思ってるジンルールーは怒り覚めやらぬ様子。彼女がいないならなんで避けるの!?あなたとつりあってないってこと!?とキレ散らかし、グーハイがこの高校からいなくなるまで毎週クラスに現れてやると宣言。来てどうすんだよ?と言われたジンルールーが「どうもしない!でもここにはあなたがいる!」と言われてしまいます。急にかわいいジンルールー。さすがに彼女にそう言われたら強く言い返せないグーハイは、仕方なくジンルールーがいることを許し、ここでは自分が貧乏人であることと同時に家のことを言わないよう約束させます。
授業が終わり、なんとグーハイがバイロインを彼女との食事に誘う。マジ?連れてくの?と思ったらバイロインが「いや、お前に会いに来てんのに何で俺連れてくの?邪魔だろ?」と聞いてくれてスッキリしました。それな。しかしグーハイは誘ってんだから行こうぜとゴリ押しするので結局同行することに。
異色の三人で食事をすることになり、どう見ても肩身の狭いバイロインに鍋の肉などをよそってあげるグーハイ。当然、隣で見ていたジンルールーは「追加で頼むんじゃなくてあなたがよそってくれたのが欲しい」と拗ねます。そう言われたらバイロインはその肉をジンルールーに「まだ一口も食べてないからあげるよ」といってよそう。そしたらまたグーハイがバイロインの皿に肉を入れている……これはおかしいぞ……おかしくなってきた……。
店を出たジンルールーはバイロインに自分の代わりにグーハイに彼女ができないか見張ってほしいと言います。そしてなんだか機嫌の悪いグーハイがジンルールーを呼び寄せ、自転車の後ろに乗せて行く。「お前、今日脳みそどっかに忘れた?」と言い、自転車を見送るバイロイン……いつも自分が乗ってたはずの特等席に彼女が乗ってるのを見送る気持ちよ。

グーハイが借りている部屋にやってきたジンルールーはびっくりして「ここ、人が住めるの?ひどすぎない?なんでわざわざこんなところに住むの?学校の近くにいいマンションあるじゃない」「この辺が好きなんだよ」「どこが?」「静か」まさかの。近くにバイロインがいる以外の好きなところ全然ない件。
そこでジンルールーがお金がないことに勘付いて「お金が無いんなら私に言ってよ。友達もお金持ちなんだし……それにあなたの貯金があるじゃない」「金は関係なく、俺がここに住みたいんだよ」とアツい発言。そして部屋を物色するジンルールーが、テーブルの下にあるあの作文を見つけます。自分がデザインした文字を使っていないグーハイを咎める。
すると、グーハイは逆によくぞ聞いてくれたなとばかりにあの、バイロインの宿題を引きちぎって以来ずっとやってた写経を取り出す。見本にしている引きちぎったやつと自分が映したやつを見比べさせます。しかし「似てない」と言われてちょっと機嫌損ねて奪うの笑った。なにせ高校生なので。

朝。ツォウおばさんのところで朝食を食べるバイロインのもとにやってくるグーハイ。「なんで俺の事待たないんだよ」というグーハイのセリフで、あれからグーハイが家まで迎えに行っていた日々が急に想像できてグッときすぎ。「お前が来るって何で俺が知ってんだよ」とバイロインお得意のツンかなと思いきや、グーハイが一昨日からきていないからだったと分かります。
「俺に会いたかった?」「お前に会って何するんだよ……彼女は?」「やっと帰ったよ」「そう言うなよ。お前の彼女に見張っておけって言われてるんだから」っていうやりとり……超エモじゃないですか?この二人の無自覚モヤモヤがエモい。「あいつのこと信用すんの?三年付き合って何から何まで疑うってどうよ。実際女子とは何にもやましいことないのに」「お前の彼女だったら、安心感ないな」と、この会話の間にもグーハイはバイロインにめちゃくちゃよそっています……パンみたいなので挟んである奴の肉とか……。
ところであの扇子トントン女子のことはどうも思わないの?と聞くとグーハイは「ああいうの好みじゃない。俺は強くて爽やかなのが好き。で、お前はどんなのが好み?」「お前と逆。ちょっとエロいのがいい」「じゃあなんであの子が俺の近く来ると逃げんの?」「あいつ?もう十分触ったから」突然のプレイボーイ発言かましてくる……と、ここで思い出したいのが、第2話の冒頭らへん。あの扇子トントン女子はグーハイにバイロインに告白したけどフラれたって言ってたんですよね。これは一体どういうことなのか……モヤモヤして見栄張ってみたのかな……そのモヤモヤ、多分嫉妬なんだけどな……。まあ少なくともグーハイは「おいおい、強がっちゃって(笑)」的な笑みを浮かべている、ということで6話は終わり。

今回は高校生らしさも散りばめられていてモヤモヤのエモが最高でした。どの場面切り取っても二人並んでるだけで尊くなる。そして、私はバイロインかわいいフィルター(強め)を搭載したことをお知らせします!本当にいちいちかわいい。ではまた次回~~!
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