ハイロイン(上瘾)第4話を本気で見た

一番最初にハイロインを一気見したときの衝撃を噛みしめながら、今4話まで本気で見てるんですが、何度見ても本当に不思議なことに、ただ見てるだけでだんだん脳がキマッてきちゃうんですよね……。
なんか改めて文章にすると笑えない方向に激ヤバですが、最近の世の中は合法的にキマったもん勝ちみたいなところあるんで気にせずにいきたいと思います。イエーイ!
そして演じている俳優の二人が、作品を作り上げるうえでどれだけの努力を積んできたのかしらと思って軽率にメイキングを覗いたら、色んな意味で危うく死ぬところでした。好奇心は時に猫だけじゃなく腐女子も殺すよね……まぁ私は彼らがカメラの前で共演するのを見るまで死にませんけど……。

廊下で話しながら歩いているバイロインとヤンモンちゃん。「グーハイってお前のこと気になってると思う」と、いきなり名探偵ヤンモン。
はあ?冗談言うなよ!とビックリしているバイロインに「今朝の朝ごはん、全部別の店で売ってるやつをあっちこっち並んで買ってくるなんて俺には無理。てか、なんでお前ら仲悪い感じなの?」という鋭い指摘。バイロインは「あいつが俺の事嫌いで、勝手に俺に喧嘩売ってくるんじゃん!」と猛抗議します。「いや、グーハイはお前のことが気に入ってる。いつもお前の事ばっかりじっと見てるし、目が愛でいっぱいになってる(ハート)」とハイパーキューティーで勘が冴えわたる名探偵ヤンモンちゃん。ご名答です。
名探偵ヤンモンに言われてからだんだん後ろのグーハイが気になり始めるバイロイン。いやいや、いつも俺の方見てるってそんなわけ……とこっそり振り向くと、マジで見ててびっくり。片耳イヤホンでバイロインをガン見するグーハイ様に「何で俺のこと見てんだよ!」というと「お前の頭、ハンドルみたいにぐるんぐるん回ってっから、俺が見といてやらないと溝に落っこちるだろ」と謎の返しですが、確かに愛は感じる。
疲れてサゲな雰囲気を察した先生がいきなりクラスの誰かに洋楽を歌わせようとします。なんて恐ろしい思い付き……と思ったら、おもむろにグーハイが\バイロイン/と言うのでバイロインで即決。お疲れ様です。しょうがないので立って歌うバイロイン、さらっと歌激うまで完全にチートだった。ついでに中の人(許魏洲)のファンになりかけました(フラグ)。
先生もご満悦だし、前の席のヨーチーはお前マジもんの天才じゃん……神様どうなってんだよ……俺にも一つくらい天才分けてくれればいいのに……と首を傾げる。ちなみにグーハイの目は相変わらずLOVEでいっぱいでしたね。あれはどう見ても。

家で夕飯を囲むバイ家。するとお父さんの携帯が鳴り、バイロインの元カノのシーフェイからの電話。バイロインは「直接切っていいよ」と言いますが、結局出ます。「そんなに私のことが嫌い?!?また毎日お父さんの携帯に電話掛け続けるからね!!!」とヒスるシーフェイ。バイロインは電話を切り、携帯からSIMカードを取ってお父さんに返す。
「形態のプリペイドいくら残ってるの?」「20元ないくらいかな」と聞くや否や「そっか、新しいの買ってあげるね」とSIMを真っ二つに折ります。これで見事に電話番号を強制変更になりました。お父さんは「おいおい、連絡先とかそれに保存してるんだぞ!全部消えただろ!」と焦ります。
お父さんそんな連絡する人いないじゃん、とさらっと流すバイロイン。強……。
お父さんは徐に「そういえば、この前できたニキビ良くなったか?」とバイロインに聞いて、軟膏が効いて良くなったというバイロインに、その軟膏を持ってこさせる。
バイロインは自分の部屋の引き出しの中からその軟膏を探すんですけど、痔の軟膏しかなくて「お父さん、どこにあんの?」と聞くわけ。そしてお父さんが手に取ったのは痔の軟膏。バイロインには悪いけどおばあさんの水虫も治したとか言うから笑っちゃた。これって多分SIM真っ二つにした仕返しですよね?違うのかな?あなどれない遺伝子……。ていうかバイロインの部屋の壁にたくさん賞状っぽいやつが貼ってあるの可愛すぎて愛した。
そして夜。タンクトップで寝ていたバイロイン、完全に風邪を引く。くしゃみで目を覚まし、引き出しにしまってあった風邪薬を飲みます。

学校では、すっかりバイロインに夢中になってるグーハイがめちゃくちゃちょっかいを出しつづけるので、先生に寝ているのがバレてしまう。いきなり指されたバイロイン、さらっと英語で正解を答えます。ここでまた「マジかよ!?こいつ寝ながら授業聞けんの?!」とグーハイの中でバイロインへの関心が加速。グーハイ、びっくり顔が可愛いな~~なんて思ってたら、保健室で「睡眠薬をください」で度肝を抜かれます。
は……?嘘でしょ?まさかこの子ってば、バイロインの寝ながら授業聞ける説を検証するの?!?!?やめてあげて……だって今日風邪引いてるのに睡眠薬なんて……いや風邪ひいてなくてもダメですけど!?!?
しかし、さすがに保健医はそう簡単に睡眠薬を渡しません。だって睡眠薬だもの。だよね、あーあぶな……と思ってたら、寝れないんだと言うグーハイに「それなら2錠しか渡せないわよ」と言って渡してしまいます。おい。おいおい。そんなことあるんだ?
というわけで、残念ながら睡眠薬がグーハイ様の手に渡ってしまいました。バイロインのいない隙を見計らって、水筒に睡眠薬2錠を投入。これは完全犯罪です。
寝たふりをしてバイロインを待ち構えるグーハイ様、教室に戻ってきてすぐに水筒を飲むバイロイン。ええ……ヤダ……終わったじゃん……バイロイン終わったんだけど……まだ4話だよ……早くない……?めちゃくちゃ興味津々のグーハイと、飲んだら秒で効いてしまうバイロイン……かわいそうに……。しばらく後ろから観察しますがぴくりとも動かないバイロインにだんだんつまんなくなってくるグーハイ様。
そして前から宿題を回収するヤンモンちゃん。なぜか出したくないヨーチーとひと悶着ありつつバイロインの元にやって来て起こしてあげるんですが、なんとびっくり顔面真っ白に。こいつ気絶してる……!!とヤンモンとヨーチーが保健室に連れて行こうとしたところでグーハイ様がお目覚め。
バイロインが大きすぎてなかなか運べないヨーチーに「どけ!俺がやる!」と言ってさらっと背負い、教室から運び出します。
急いでバイロインを保健室に運び込みますと、保健医はヨーチーを見るなり「ああ、あの有名なイケメンのヨーチー?」と、絶対に今しなくていい話をし始めそうになったところで、これ以上しゃべってるとお前クビにするぞ!と脅すグーハイ。保健医はバイロインの様子を見て、睡眠薬とは別の薬と一緒に飲んだからじゃないかと推察します。
その間、バイロインの頭を撫でまわすグーハイ様。あなた、バイロインのことなんだと思ってんの?おもちゃにしてんの?ねえ?なんでそんな短期間に愛が歪んでしまったの?!、グーハイのせいで気持ちがだんだん不安定になってきました。
バイロインの様子を見る保健医を今にも殺しそうな目で見るグーハイ。ヨーチーがバイロインが持っていたという薬を保健医に見せますと、とっくに期限切れである。とりあえず目が覚めたら大丈夫という保健医の言葉に安堵する3人。「俺が見てるからお前らは教室に戻れよ」というグーハイに、ヨーチーが「俺が見る」と食らいつきますが、ヤンモンがヨーチーと共に教室に戻ります。さすが名探偵ヤンモン……。

バイロインが咳き込めば水を飲ませてやるなど、急に甲斐甲斐しく世話をしてあげているグーハイ。そしてまだ薬のせいで意識がぼんやりしているので「お父さん、もういい……」と言っちゃうバイロインに「あれ、もうお父さんのこと忘れたの?」とか挑発するのも忘れない件。何でお前が!?どうなってんだ?!と混乱するバイロインに、自分が水筒に睡眠薬を入れたことまで懇切丁寧に経緯まで説明してあげます。マジで意味わかんないよね。
そこでバイロインは「俺が何をした?何かしたなら謝るから、もう俺に構わないでくれ」と言う。さすがに睡眠薬は怖すぎるもんな……。
するとグーハイは「俺は、お前にしたこと全部を償う。でもお前に構わないのは無理」と、なんかもう睡眠薬よりもぶっ飛んでて怖い答えを返す。
「お前、頭いかれてんのか!?」「そう、俺いかれてんだよね」「じゃあ薬飲めよ!」「お前が薬だ。俺を治したいなら、お前が耐えるしかない」
……いよいよ、グーハイ様の狂気がバイロインの前にお目見えしたわけですが、これはもうほぼ告白なんじゃないかなと思います。
「お前が薬」というワードで、私はどうしてもV6のMedicineの歌詞が思い浮かんでしまうんですが、ご興味あれば検索してください。いい歌詞です。

教室に戻ってきた2人。バイロインのテストの点が聞きたいグーハイは、わざわざ点数を計算してあげる。グーハイもなかなか優秀な成績ですが、ほぼ満点くらいの勢いのバイロインに「お前、カンニングしたな?」と言うと、ヤンモンが「インズはこのクラスに入った時は学年トップで、常にクラス5位以内!」と主張。やさしい。それを聞いて「お前ずるいな……」と、今回だけはグーハイと同意見だよ。
そして急にやってくる、どう見ても妬みまくりなアンチ・バイロインの男子。成績が良いからって調子に乗るなよ!!お前の秘密を暴露してやる!!と叫ぶ男子に、ゆっくり近づいて「その秘密を言ってみろよ。俺が聞きたいわ」と強気のバイロイン。そこで男子が暴露するまで地味に勿体ぶってるのが雑魚感をより煽るという。
その肝心の暴露する秘密というのは、バイロインの母親が不倫している、男と遊んでいるっていう内容だったんですが、バイロインがキレるぞキレるぞ……っていう寸前で、グーハイがボッコボコにやってくれました。
謝れ!謝れ!と男子を怒鳴りつけ、日々サンドバッグ相手に鍛えまくってる重いパンチと蹴りを食らわせるグーハイ。小さい頃からあの軍部長官な父親に仕込まれた影響もあってか、マジで相手に容赦がありません。グーハイも母親に対して色んな思いを抱えてるし、バイロインにお母さんがいないとか聞いてるしで、あんな悪く言われたら確かに耐えられないかも。
さすがにビビったヤンモンとバイロインが止めに入りまして、先生たちにも見つかる。先生たちに連れて行かれ、しばらく戻ってこれなさそうなグーハイに、どうしようもなく頭を掻きむしるバイロイン……グーハイ終わった……。

いたたまれなさが全開のバイロイン、とぼとぼと俯いて下校しようとしてたら階段のところでグーハイとばったり。「なんでまだ学校にいんの?」と声を掛けられてびっくりしちゃう。男子をぶん殴った時に血痕跳び散らかした上着を見て「お前に嫌な思いをさせた……俺、必ずお前のこと出してやる方法見つけるから……」と完全にグーハイが警察とかに捕まっちゃう体で話を進めるバイロイン。この時のバイロインの顔めっちゃ可愛いので5回ほど一時停止しました。
深刻そうな顔に思わず笑っちゃうグーハイ。「俺、帰ったら飯食って寝て、明日また学校来るけど、どっから出してくれんの?」って言うのが相当嬉しそうな顔で不覚にもほっこりしてしまった。超ヤバイやつなのに。
あれで何でもなかったの?!と驚きを隠せぬバイロイン、教室で荷物取って帰ろうとするグーハイに自分の上着を差し出すのでした。

今回は「肉体的にバイロイン終わったかも……」と思ったら、すぐ後に「社会的にグーハイ終わったかも……」ってなるという怒涛の4話でした。
そして、冒頭から名探偵ヤンモンちゃんの「満満的愛(ハート)」なファインプレーによってグーハイを意識しまくったうえでの、「お前が薬」発言と自分の代わりにあれだけ激昂したという事実から、もうグラグラ状態になってしまったバイロイン……早くも大変見ごたえがあった回だと思います。グーハイの中での気持ちの盛り上がりとバイロインの気持ちの揺らぎに注目しつつ、また次回。

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