ハイロイン(上癮)第15話を本気で見た

第1話のnoteからだいたい2週間とちょっと、ついにラスト15話までやってきました。早~~~い!密度が濃いから時が過ぎるのが早い早い。
ひたすらパッションを吐き出したいという強い気持ちから自己満足で書いてきた「ハイロインを本気で見た」、私が思っていたよりも多くの方に読んでいただいるのを見て本当にありがたく、今更ながらちょっと恥ずかしい気持ちになったりしております。
とんでもなくもったいない感想をお寄せくださる方や、いいねなどの反応くださる方、そして予てよりハイロインを大切に愛してきた方々に読んでいただき、好き勝手やってるところを大変に暖かく優しく見守ってくださったことに心から感謝しています。ありがとうございます。
一応、ハイロインのドラマについてはこの記事で最後になりますが、原作エピソード補完なんかもあったりするのでそのあたりをちょこちょこ追記したり新しく書いたりする予定です!もしご興味ありましたら引き続きお付き合いいただけたら幸いです。

寝室で寝ているバイロイン。珍しく早朝5時過ぎに目を覚ましてみると、隣に寝ているはずのグーハイの姿がありません。すると、なんと雪が降る寒すぎる家の外で待っているバイロインさん……ヤダ冒頭からそんな大デレを飛ばしてくるなんて……。と思ったらグーハイがやってきて「何で出てきたんだよ。寒いだろ?早く入れって……しかもなんでまたそんな薄着で」と言いながらバイロインの冷えたほっぺを触ったりする。だって朝起きたらお前がいないからじゃん……と言いたげな顔で促されるままに部屋に入るバイロイン。とは言いつつも待っていてくれたことに嬉しさが溢れるグーハイ様。
リビングで「凍死するかと思った」と言いながら座るバイロインと、逆に汗ばんでいるグーハイ様。「何で汗かいてんの?」「近くで交通事故があったらしくて混んでたから車降りて走ってきた」と聞いて、わざわざ俺の朝食のために走ったのかと思うと思わずにっこりしちゃうバイロイン(大デレ)。それを見てグーハイは「どうした?感動したの?」と笑っている。なんてほほえましい朝……と思ったら「感動したならヤらせて」と雰囲気ぶっ壊しで草。「グーハイ、お前いつか口のせいで痛い目見るぞ」というバイロインさんに全力で同意しました。
さて学校に行こうというところで、バイロイン(大デレ)がグーハイに声をかけ、なんと赤い手編みマフラーを進呈。まさかこんなデレる日がくるなんて私もグーハイ様もびっくりですよね。最高の一日始まったなって感じの喜びにあふれるグーハイ「インズ、すごい優しいな」「お前ほどじゃないけど」「俺がどう優しいの?」「お前の優しさはちょっとイマイチだな」(超意訳:俺のためにいつもありがとう)っていうデレが止まらないバイロインさん……かわいい……。

二人で並んで歩いてると、そういえば今日はクリスマスイブだったと気付く。学校に着いて、ヨーチーがバイロインに突然のプレゼント。それ形はかなりAppleだけどApple製品……ではない……けど、まあ細かいことはどうでもいいので喜んで受け取ってたら、グーハイ様が女子からの手編みのマフラーをもらって席に帰ってくる。「どういう意味か知ってる?」とわざとらしく聞いてくるグーハイ様にどう見てもムッとしながら「お前に惚れたんじゃないの」と言って前を向くバイロインさん。朝から最高に浮かれ切ってますので「じゃあこれ貰っとくべきかな?返した方がいい?でも苦労して編んでくれたんだし、返したら傷つくかな」と聞くまでもないことを聞いてバイロインを揺さぶってくる。「お前のことだろ。俺に聞くな」とは言いながら、貰っとこうかなと言えばちょっと動きが止まるバイロインさん。デレてはいても、マフラーなら俺があげたのがあるじゃん。なんで惚れてる女の子からもらうの?お前が惚れてんの誰だよ?とは口が裂けても言えないのでムッとした顔のまま反応せずにいると、なんとなく寂し気な背中を見て察したグーハイ様が「やっぱり返してこよう。好きでもないのに変に想像させたら悪いし」と言って席を立つのを見て安心してにっこり……マジでにっこりしてんじゃん……鬼デレ……。

さて夜、店から出てきたバイロインと外で待ってるグーハイ様。バイロイン(鬼デレ)の手にはなんと手袋。え?マフラーに続いて手袋もプレゼントする……?女子からのアプローチに負けてられないから手袋も……?!!と思ってたらグーハイ様も同じく手袋用意してて、なんかめっちゃ相思相愛ミラクルハッピー案件でした。喜びでおもわず笑っちゃうよね。どう?と聞くグーハイに「うん、好き」と言ってにっこにこバイロイン(鬼デレ)。
明日のご飯の相談をする二人。すると羊肉の火鍋が食べたいバイロイン。高タンパク低脂肪なチョイス。明日はグーハイのいつメンが来るので、火鍋にしておけば料理の下手さがバレないとかなんとか言って「どういう意味だよ?俺の料理がまずいってこと?」と引っかかるグーハイ様。「おいしいかどうか自分で分かってないのか?」「俺が作ったゆで卵がまずいのかよ!」「そこは俺が沸かしたお湯はうまいって聞かないの?」と相変わらず煽りまくり、お前……!といじけるグーハイ様の肩と腕をそっと掴んで「怒ったの?心が狭いなぁ……分かった、お前の料理そんなにまずくないよ。伸びしろがあるってこと」と急にフォローするバイロイン(鬼デレ)。珍しく形勢逆転してバイロインに「あっちいけよ」と言うグーハイに「もういいじゃん!上達させてやろうと思って言ってんのに」と食い下がるバイロインさん。
いじけっぱなしのグーハイ様に体当たりして「それ以上意地張る気なら、あいつらにこの前の言い間違いを言いふらしてやる」「お前……いじわるだな!」「あっ、殴ったな!」と仲良く追いかけっこしながら帰る。すんごいデレじゃん。鬼もびっくりです。

グーハイのいつメンと鍋を囲む。「そういえば、お前たち兄弟ってこと?」「そうだよ」とグーハイが適当に言い返してバイロインのタレを作ってやると言い出す。グーハイ様の変貌ぶりに驚くいつメン。「お前、ちゃんと兄貴っぽいことやってるじゃん」と言われ、バイロインが「俺が兄貴だよ」と訂正するといつメン爆笑。「ダーハイ、ダーハイ、お前にもこういう日が来るなんてなあ!誰かに上に立たれた気分はどうよ?」「うるせーどっか行け」「俺に喧嘩売るんじゃなくて兄貴とも喧嘩したら?」「はあ?急に何でだよ」「やれやれ!喧嘩する勇気があるならね」と吹っ掛けられまくるグーハイ様。隣に座るバイロインにじっと見つめられて困った挙句に食え!と言って話をぶった切る。いつメンはバイロインに「グーハイを黙らせるなんてすげーな!昔お前の悪口言ってたの知ってる?」「どんな悪口?」「言ったらぶっ殺す」「教えてよ」身の危険を感じたいつメンは「いいや、食べよう食べよう!」と言って鍋をがっつきます。すごい平和。
楽しい時間は終わり、満腹で眠くなった二人は仲良くソファーで眠っている。携帯が鳴り、気付いたバイロインが起きて電話を取る。
なんと電話の相手は元カノのシーフェイで、相変わらずメンヘラを爆発させて「私だけひとりぼっちよ……私に会いたいって思わないの……?」と声を震わせます。優しいバイロインは「こういうのはよせよ。俺たちもう終わってるんだから」と落ち着いて諭します。とにかく会いたくて会いたくて震えるシーフェイに対し「もう俺のことを探したりするなよ。この番号も俺についての全てを消してくれ」と、言葉に含みを持たせたりせずに誠実に言うバイロイン。バイロインはとても情に厚いので、シーフェイは一度は好きになった子だし彼女のことを心配してしまうだろうなと思う……。
電話を終えてリビングで爆睡してるグーハイ様を抱き上げ、そっとベッドに寝かせる。靴も脱がせてくれるんだ優しい……と思ったらセーターを脱いで、グーハイに覆いかぶさってみる。そしてバイロインは衝動に突き動かされるままにキスをするわけです。ここはもちろんバイロインからのキスに注目はしたいんですが、心の苦しさとかもどかしさと言うか、バイロインの中での心の揺らぎが良く描かれたシーンで好きです。たまに韓国のドラマを見てても思うんですが、アジアならではの薄暗い湿度のあるシーンがすごく好きです。
グーハイは自分の意識を手繰り寄せながらバイロインからのキスに応えて、顔に手を伸ばす。そしてバイロインのシャツのボタンを煩わしそうに外しているとまた携帯が鳴る。グーハイが「誰だよ、こんな時に」と言うとバイロインが「いたずら電話だ」と言って切る。ここはバイロインがシーフェイを振り切り、グーハイと落ちていくことを明確に表したのではと思う。自分からキスをしてやっぱり自分が求めているのはグーハイだと確信したのかな。
体勢を変えてベッドに寝るバイロインに跨り、パーカーを脱ぎ捨てるグーハイ。その間に呼吸が荒いバイロイン超分かってんなって感じですよね。今回はグーハイだけじゃなくてバイロインもどうしようもなく興奮している様子が分かりやすい。力加減も忘れてベッドの上で縺れ込む二人、グーハイに体をくるりとひっくり返されてさあ尻だと下着に手を掛けると「グーハイ、バカ!」といきなり音を上げる。「インズ、何怖がってんの?」「……痛そう」そりゃさすがに尻は怖いよね……と思ってたら「お前にもまだ怖いことあるんだ」とちょっと嬉しそうなグーハイ様。そしてまさかの「やっぱり俺が上でもいい?」というバイロインさんに対し「おう、異論ない」と男前すぎるグーハイ様の答え。上とか下とかそんなことよりもバイロインと一つになりたいグーハイ様推せます。しかし少しだけ目を泳がせた後、結局伏せるバイロイン……おめでとうございます……本当におめでとうございます……。
しかし、なんでバイロインはグーハイに「受け」をさせなかったのかを考えるとマジで1週間半くらい持つ。やっぱりグーハイに痛い思いさせたくないって思ったとか……兄だし……。

バイロインの実家。あれから料理の上達に余念のない健気さ爆発してるグーハイ様。バイロインの携帯が鳴る。こっそり出てみると「バイロイン?」という女性の声。不信感丸出しのグーハイはバイロインに携帯を渡さず「お前が誰なのか俺に教えないならあいつには取り次がない」と鉄壁のブロックをみせます。そこにぶち込まれる「私はバイロインの彼女よ」……強え……。「彼女?俺はあいつの彼氏なんだけど?」とバチバチのグーハイ様、すぐ電話を切る。
バイロインはそんなグーハイの声を聞きながら机の引き出しを開け、彼女との思い出の時計を手に取る。それを見たグーハイは「まだその時計持ってんの?気付かなかったな。俺がいない間に昔の相手のことを考えるのか?思い出して心が揺れてんの?」とすごい挑発しまくる。まったく失礼な……もうバイロインにはグーハイだけなのになんてことを……。案の定「グーハイ、お前喧嘩したいの?偶然引き出しの中にあったのを見つけただけだし。いちいち気にして女子かよ」と拗ねる。「誰が女子だって?冗談も通じないのか?本気になって話してんのはそっちじゃん。焦ってんだろ?」と不穏なムード。自棄になって「彼女から電話」と言って携帯を渡すと、バイロインは携帯を持って部屋を出ていく。「マジで彼女かよ?!」というグーハイを背に部屋を出て、もう一度きっぱりとシーフェイにもう自分に気持ちがないということを伝える。ちょっと話すくらいならとみっともなく食い下がるシーフェイに「俺は別れた相手はもう他人だ」と言い切る。とにかくバイロインの隙を狙っていくシーフェイに「俺は別に電話したってかまわないけど、それを気にするやつがいる」「どういう意味?」「俺にはもう好きな人がいるから」と言って電話を切る……。どんな手を使ってでも足を引っ張ろうとするシーフェイを振り切るバイロインを見て、グーハイの事をどれほど大切に考えているかが読み取れるなと思います。そしてこのセリフをグーハイが聞いていないというところもポイント。

夜。グーハイの家に帰ってきたバイロイン。いつの間にか鬼デレモードに戻っていてグーハイを見てにっこりと笑う。かわいい。
テーブルの上にはおしゃれな箱があって、グーハイが開けてみろと指す。トランクのようにカギを取って開けると、中にはペアグッズ詰め合わせ。「俺に!?」とびっくりしながらも声は超テンション上がってるバイロインさん。ネックレスとかもあって、グーハイがバイロインにつけてあげようとすると「男がこんなにアクセサリーつけてどうすんの?」と戸惑い気味。これは俺もつけるというグーハイに「午後からいなくなってたのはこれ買いに行ってたのか?」って言うんだけど、あの部屋に入ってきたときの笑顔は急にいなくなって帰ってきたときに会えて嬉しかったのかなと思ったら頭を抱えました。グーハイがいなくなると気になって探しちゃうバイロイン……大好きじゃん……。
「これだけじゃなくてまだある」と言われて、どんどんテーブルの上にベルトやらブレスレットやらペアグッズをお披露目してくるので「そんな金どこから?」「兄貴が帰るときに20万元くれた」「それ生活費にするって言ってなかった?」「うん。まだ少し残ってるし」おいおいマジかよ……と呆れる経済観念のあるバイロイン(嫁)は残金を問いただし、少なさにもう一度呆れます。「グーハイ、時計一つのためにここまですんの?こんなにお金使わなくても、彼女とはもう終わってんのに」と言い、グーハイは「マジ?!」とびっくりする。ここで、そういえばグーハイだったらバイロインの彼女の存在について嫉妬して激昂しそうなものだなと思ったんですけど、まあ自分にも彼女がいて浮気現場まで追っかけて行ってたのもあるし、そこはデリケートで強く出れないのかなと落ち着きました。
「お前騙してどうすんの?」というバイロインに「何で早く言わないんだよ!」って首根っこ掴むグーハイ様。バイロインはずっと嬉しそうな顔して「お前も聞かなかったじゃん」っていうんだけど、この時に母親と自分たちとの関係を知ってグーハイを遠ざけた時、バイロインはお父さんにおんなじことを言われていたのを思い出してあっ親子だ……ってなりましたね。
するとグーハイがバイロインを連れ出すところで、ペア爪切りに刻まれし名言「不想上媳妇的丈夫不是好老公」「滚!!」は笑いました。センス。
駐車場に止められたお揃いの高級車BMW。「衝動買いしちゃった」というグーハイに目を剥くバイロイン。金の出どころは「母親が残した貯金使った」と聞いてさすがに頭を抱えます。今や何の意味もない時計一個で遺産に手を付けるなんて……って自己嫌悪になってるバイロインに後悔してないからとフォローするグーハイ様。「お前は後悔してなくっても俺が後悔してる!」というバイロインに「お前のために買ったんだから破産して家がつぶれても後悔しない」と久しぶりのぶっ飛び理論。「ニュースで見たんだけど、男が彼女にネックレス買うために腎臓まで売ったって。そいつに比べたらまだマシだろ?」とグーハイ様がぶっ飛んでるのか大陸がぶっ飛んでるのかよく分からない話で丸め込む。「そんな奴と比べんな!そいつはもう頭イカれてんだろうが」「若気の至りくらい誰でもある」腎臓を若気の至りで処理してはいけないとは思いますが、そこはさておき。
「お前はそこまで俺の事愛してないし、心の中では誰のことを思ってんのか分かんないしさ」と言うグーハイ様。ええ~~~うそでしょ?グーハイ様、そんなこと言う?こんなにデレッデレに心も体も明け渡してるのにそんなこと言っちゃうんですか!?!?と思ってたら強めに肩パンされてた。「お前またかよ!」(超意訳:俺だってお前の事こんなにも好きなのに!)って言われてよろけるグーハイ様。寒いからと言ってとりあえず車の中を観に行く。
乗って見たら意外といい感じで気に入るバイロイン。そういうところ男の子ですね。座席のリクライニングもいい感じ。そして上に乗りこんでくるグーハイ様には?!まさかここで?!?と驚いて「お前、殴られたいのか?!」と抵抗するんだけど「殴れよ、ほら。殴ってみろ。お前に殴られるたびにテンション上がる」と急に性癖を大暴露。まあそこは薄々は気付いてました。SとMは表裏一体。ここで、バイロインが控えめにグーハイの胸にトンと手を置くのヤバくないですか?誘い方すごい。食いついたグーハイに「駐車場だぞ、ここ」と一応理性をチラ見せする。人として一応。「俺たちしかいないだろ」と言ってキスをしてくるグーハイをすぐに受け入れるバイロイン。覆いかぶさられた時点でめちゃくちゃ興奮しちゃってるバイロインさんの可愛さがすごいですよね。車の一台や二台買いたくなる気持ち分かります。
そして車の揺れと首筋に流れる汗で行為を表現するという情緒で大陸の感性が好きになってきました。ありがとうアジア。
グーハイは「俺はいくらでもお前の好きなようにさせてやる。お前のどんな要求も、全部満足させてみせる。だけど、俺を裏切るようなことをしたら容赦しない。俺は本気だ」とバイロインの目を見て宣言する。ここで一瞬顔をそらしたバイロインを自分に引き戻すところがたまらなく好き。この時のバイロインの心の中を考えると、なんでこんなにもグーハイは自分に対して必死なんだろうかと思ったような気もします。バイロインに溺れて中毒になっていくグーハイを見ていると、それがどうしてもグーハイを求めているバイロインの姿のようでもあって、いつのまにか鏡みたいな二人になったなと勝手に思いました。そしてこの流れでこれまでの軌跡を振り返ってたら気付くと2時間くらい経っててびっくりしました。

学校に現れた大き目のグラサンに不穏な女性。目線の先には寝ているバイロイン。ゆっくり近づき、隣に座ってバイロインを見つめている……。
グーハイが「何か用?」と声を掛けると「別に」と言って笑う。ヨーチーに起こされてバイロインが顔を上げると、そこにいたのはシーフェイ。思わず「お前、なんで帰国したの?!」と言う……ところで終わり。めっちゃ続きそうなのに終わり……。

気になり過ぎるこのストーリーの続きは原作で読むことができます。そしてサブスクのdTVでは6月30日まで配信され、6月末以降も何度も見返したいと言う方はアマゾンでブルーレイを購入できますので是非。信用できるのは手元にある円盤だけ。

いやあ……終わってしまいました。久しぶりにドラマとして見ていてすごく楽しかったし、とても得るものが多い作品でした。感情の揺れにかなりフォーカスしていて、繊細に演出され、制作側の愛を感じる場面がたくさんあったなと思います。素敵な作品を世に送り出していただいて本当にありがたい。
腐女子のくせにBLを見ながら、ストーリーにおいて二人が男同士である必要性を考えたりするんですが、ハイロインはまさにその男同士である必要性を強く感じた。もしバイロインが女性だったら、グーハイが暴走して力づくで屈服させようとすることに嫌悪感を抱くこともあると思うんだけど、男のバイロインにはグーハイに対して抵抗したり拒絶できるだけの力がある。それでもなおグーハイを受け入れているということは、グーハイへの気持ちがあるから。
ただ性欲を解消したいだけなら手っ取り早く女を抱けばいい、という点についても同様で、本来彼らが男に対して感じるはずのない性欲をお互いに持っています。その根本には何があるのか。愛している相手と一つになりたいという気持ち、体の隅々まで暴きたい的な、ある意味で純粋であり普遍的な愛を表現する要素として男同士である必要がある、と個人的に感じました。私はそういうBLが好きです。
……なんかもうお察しの通り、バチバチに拗らせてよく分かんなくなってきてますが、これから先も続いていくであろう腐女子人生のなかでハイロインに出会えたことに感謝。
全15話、お付き合いいただきありがとうございました~~~~!

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

楽しんでいただけましたら、サポートして頂けると嬉しいです!書くことへの励みになります。