台湾BLドラマ「永遠の1位」第6話を本気で見た

最近、あまりにも台湾への思いが募り過ぎたので、化粧品からお茶から何から台湾のものを買っては心を満たしています。台湾、お茶がとてもおいしい。
あと、出来心でHSKのレベルチェックテストやってみたら、特に何も勉強はせずに4級が7割取れていてちょっと引いた。さすがにレベルチェックなので実際に受かるかどうかはさておき、ただ私はBLドラマを15回以上×5話見ていただけなのに中国語力が勝手に……(本当にあった怖い話)

さて「永遠の1位」では最終話となる6話を向かえました。最高にクライマックスです。
あの5話ラストの告白からキスシーンで始まるんだけど何度見てもいいです。こんなにも心を打つシーンがこの世に何本あるのか……。

すると、場所が変わってバーでショウイー先生がシューイーを手当てしている。
「あーツイてない、仕事終わりの一杯邪魔された」とイライラしながら、シューイーの首のあたりに絆創膏を貼ってバチン!と叩いていくショウイー先生。おそらく幸運のネックレスを引きちぎったせいで怪我しちゃった説。
「いった!」と日本語で痛がるシューイーに、すかさず「あんまり強く叩くなよ!」と怒るイケメン彼氏シードーさん。
「見せつけに来たのかよ」というショウイー先生に「将来のパートナー、ジョウ・シューイーを紹介しにきた」とか言っちゃう。彼氏面が止まりません。そして、全く満更でないシューイーの顔がめちゃくちゃ可愛い。ピントが甘いのにこれだけ可愛いんだから相当。
それでついでにショウイー先生を自分のいとこだと紹介して「それなら何でシードーのこと好きなフリしたんだよ。そのせいで」と言いかけ「それで何?嫉妬した?」と完全に的を得たことを言われ、は?ウッザ……と言い返すシューイーは完全に子供でした。しかし激甘彼氏モードのシードーさんは「からかうなよ」とかいう。
もうガキの子守りはうんざりだ、付き合ってられないとばかりにカウンターに移動してお酒を飲むショウイー先生の色気強すぎる。
カウンターの中にいるバーテンが「あの子たちを見て自分がかわいそうな中年だって自覚した?うらやましいよなあ。俺も恋愛したい」とか言うので、もしかして……さてはバーテンの彼、ショウイー先生とそういう過去ない……?と脳が一気に計算し始めてしまいました(BLスパコン)
なんだかアンニュイなショウイー先生とは裏腹に、コソコソと二人でイチャつきだすシードーとシューイー……いや、バーでこんなの見たらお酒飲まずに酔う……。でもとにかく幸せそうで何より!!!私も嬉しい!!!

大学で、何かを眺めて????と首をかしげるいつメンの人々。
視線の先には、テーブルでビンウェイとシードーの友達がめちゃくちゃ食べさせ合ってて、いやこの人たち、いつ!?!?いつの間に進んだ?!?!と私も一緒に動揺しました。だけどとてもお似合い。
「最近ビンウェイがうちの学科にこないなと思ってたんだよ」というシューイーさん、ジョンウェンに「そりゃあ目的お前だもん」と言われて「え?」ってなってると、後ろでこっそりそれは言うなってやってたの笑った。どうりでビンウェイへの牽制がひどかったわけです。あとはシューイーにビンウェイのことを今更意識させたくないんですよね。リスクを全て排除しておきたい彼氏。そしてシューイーはもうこのまま守られたまま行こう。

気付けば完全にダブルデート状態の二組。
あまりにも甲斐甲斐しいシードーにユーシンが「それはさすがにやりすぎじゃないの?殻まで剥いてあげる必要ある?もうそこまでするなら食べさせたら」と言って、ついでにジョンウェンにねだってみたりする。かわいい。
そして乗りに乗っているシードーさんはマジでエビをシューイーに食べさせだして、当然の顔して口を開けるシューイー。多幸感の滝か。
そして次の瞬間に自分のことを棚に上げて「あんまり甘やかすなよ。俺たちより2歳も年上なのに子供みたいだろ」とか言うの笑った。そういうとこあるぞ。
するとユーシンは熱心にエビを向いているシードーの手を捕まえて「シューイーのことよろしく」と言う。「知ってると思うけど、こいつ短気なやつなんだ。もし怒る日が来てもそんなに気にすんな」と同調するジョンウェン。特に否定するでもなく「分かってる。ちゃんと面倒見るよ」と言うシードーに「ちょっとまって?お前ら俺のこと面倒なヤツだと思ってんのか?」と反論する。
みんな大きく頷くのをムッとした顔で睨むんだけど、やっぱりもう生まれながらにしてのお姫様なので……しょうがないよね……。
そんなお姫様気質なシューイーのおかげでユーシンとジョンウェンは付き合うことになった、という話を聞いて「じゃあ俺に感謝してよ」っていうあたりがまた……。
「あんたが起こした問題の後始末をしてるんでしょ。感謝するのはシューイーの方」と言われますがそれに対してはどこ吹く風って感じで、本当に最高。
ユーシンがシードーにシューイー取り扱い説明を伝授していると、近くに座っていた女子二人のロマンチックな恋人とのやり取りや、暗号を使って告白したんだ~という恋バナに興味津々。そしてシードーに何か企むような目線を向けるのが超可愛い。シードーだけじゃなくてこっちもなかなか浮かれてる。

夜、自分の部屋に戻ってきたシューイーは、ジョンウェンとユーシンとビデオ通話。明日、卒業試験の勉強をしようと誘われるも「シードーの家で勉強する」という。早くも家デート……。
それって本当に勉強するの?と言われて「何だよその笑い方……」とよく意味が分かっていなさそうなシューイーさん。
ユーシンから「勝負下着を履いていくのを忘れずにね」と言われ、ピュアすぎるシューイーが勝負下着とは……?とグーグル検索し始める。ここで文字が注音打ちなのが地味に高まりました。
画像検索してみたらピュアネスシューイーには刺激が強すぎて目を引ん剝くの笑ったし、かといってすぐ閉じたりせずガン見するのも笑った。この世には知らないことが沢山あるよね。

次の日、約束通りにシードーの家で試験勉強しているシューイー。勝負を意識しているのか右手のペン回しが止まりません。
一方、黙々と勉強に勤しんでいたシードーが、どこか落ち着きのないシューイーに「集中しろよ」と言う。
そこでシューイーさんは「何でお前っていつもそんな冷静なんだ?」と言っておもむろにテキストを片手に持ち、もう片手にはシードーの手を持ち、ソファーまでやってくる。
シードーにテキストを渡し、膝枕スタイルで「俺、これだったら集中できる」って言うんだけど持ってる本が逆さま。
「お前、恋人と一緒なのに緊張しないのかよ」と言い出すシューイーに、「お前はどうなの?」「俺は平気」「俺は違うけど」「そうなのか。それなら俺も緊張してる」いや、素直に言いな?????絶対に勝負を意識してるよね????ねえ????
「今までの俺の態度ってひどかった?」「それは俺も一緒だよ」「そうだった?覚えてないけど」「お前に1位を譲らなかった」
シューイーはバッと起き上がって「お前!俺のこと煽ってんのか?」と言ってじゃれ出す。勝負の話になると負けたくないシューイーさん「次は絶対俺が勝つ!」とかいうのかわいい。
一通りじゃれあって、シードーが「俺も負けられない。理由があるんだ。勝っているうちは、俺に熱い目線を向けるから」
ここで初めてシードーが1位を譲らなかった理由を聞いたシューイーは「お前、どんだけ俺の事好きなんだよ」って言う……そういうことを自分で本人にサラッと言えてしまうのがジョウ・シューイー……もう何でもかわいいです。
それに対して「どうしたらいいか分からないくらい。お前が俺の事が好きなんて、今でも夢見てるんじゃないかって思うよ」と、シードーの積年の愛が止まりません。
そんなことを言われたら、いざ勝負……とばかりにシードーに迫っていくシューイー。このまま完全にキスからの勝負の流れ……。
からの、「ただいま~帰ったわよ」。母の帰宅です。
予想外の事態に離れて飛び上がる二人。とても無意味なテキストを片手に持つシードーと、お母さんに対してものすごい畏まった挨拶をするシューイー。まさか、あのシューイーさんが90度のお辞儀をなさるとは思いませんでした。
さすがにおかしくて笑っちゃうシードーとお母さん。シューイーと同じような挨拶をして「それ、いいソファでしょ?」と言ってニヤニヤしながら立ち去る母。これはもう絶対いい感じのところを見られている……。しかし、シューイーと一緒なので何しても楽しいシードーさんは、さっきのテンパった挨拶を真似して、も~~からかうなよ!!ってじゃれつくのが死ぬほどかわいい。幸せの滝が見える。

「今日残業だって言ってたじゃん」「順調だったから早く終わったの」と、シードーはどうやら母の帰りが遅くなるという想定で、シューイーとラブラブ初家デートを遂行しようとしていた模様。
一方、シューイーの方はというと、どうしよう、シードーのお母さんに気に入られなければ……と、さっきとは違う意味で緊張し始めます。
勉強が終わったら夕飯食べて行って~というお母さんに、ガチガチに緊張しているのを見たシードーは肩を抱き「緊張すんなよ」と言いながら部屋で勉強の続きをするのでした。

夕飯の時間になり、お母さんがシューイーに酢豚を取り分けてあげる。それでちょっと神妙な顔になったシューイーは、小さい頃に母親から料理を取り分けてもらった時のことを思い出していました。
その話を聞いたお母さんは「あらあら、遠慮しないでたくさん食べて」とたくさん取り分けてあげるのがグッときた。私は母と子の愛みたいなものにすこぶる弱いので……。
そしてお母さんに絶対に気に入られたいシューイーはここぞとばかりに料理を褒め倒す。「もっと食べなさい。こんなに細いとうちの子にいじめられるわよ」という母に「シューイーに肩入れしすぎただよ。俺が息子なのに」と、もはや一体どっちに嫉妬していいか分からないシードーさん。
「だってシューイーちゃん可愛いんだもん。そう呼んでもいい?」「もちろんです」「シューイーちゃん……」「おい、お前はダメだ」と秒で拒否られるシードーさん。お疲れ様です。
なんだよ、二対一か?と拗ねはじめたのを横目に、めちゃくちゃ可愛がられるシューイーちゃん。そしてしっかりお母さんのお皿に料理を取り分けるのも忘れません。

食後の皿洗いをするんですが、案の定絶対に人生で一度も皿洗いなんてしたことのないシューイーの大胆かつ秒すぎる皿洗いに「え、それで洗えたと思ってる?」とツッコミを入れに来るシードー。
スポンジを使った皿の洗い方をレクチャーするんですけど「面倒だな」と言われて、思わず苦笑い。
そして「じゃあ体洗うのが面倒?まさか使用人が体洗ってんの?」と言い出すと、「そんなわけないだろ~?」って笑っちゃうのが本当に姫の気質。そして仲のいい雰囲気を密かに見守る母……。このお母さんのポジションが良すぎませんか?私も見守りたい。
次はテーブルを拭こうというところで、シューイーは当然のように絶対人生で一度もテーブルを拭いたことなどないので、大変に大胆過ぎるテーブル拭きアプローチを見せます。マジそんなことある?
度肝抜かれたシードーが駆け付けてきて「ちょっと水が多い……」と言ってタオルを取り上げます。やっぱりこの世って知らないことがいっぱいあるんですよね。
後片付けを終え、食後のフルーツも用意してソファーに座っているお母さんの元にやってくる二人。シューイーはソファー、シードーは椅子を持参させるという扱いの差。
控えめにソファーの端に座っておくシューイーの借りてきた猫具合ったらない。そして「なんでそんな緊張するの?」と言われても畏まってリンゴを受け取るシューイーに「もっとリラックスして。無理に家事をする必要もないわ」と言ってくれるお母さん。
別に嫌々やってたわけじゃないんだよ、とフォローを入れるシードーがマジで好。
そして「でも嬉しいわ、息子の恋人がこんなに可愛いなんて」と突然の母からのぶっこみに、シューイーは思わず驚いてシードーを見ますが、シードーが目丸くさせて一番びっくりしてて笑った。
「それくらい分かってるわよ。お母さんなのよ。小学校の頃からずーっと好きで、わざわざ大学まで編入して、絵を描くときは毎回あの子をモデルにしてたじゃない」と言ってる横でシューイーがめっちゃ嬉しそうにシードー見てるのがピントがあまくても超可愛い。可愛さがピントを越えてくる。
急いで遮ったシードーに、ピュア極まるシューイーは「俺たちの関係を気にしますか」と聞きます。「そんなの当たり前でしょ。お互いにいい関係を築けているか気になるわ。人を好きになるのは素晴らしいことで、相手を見て心が豊かになるなら理想の相手ってことでしょ」と、シューイーの中で不安に思っていた部分を全部昇華させていってくれたのでした。男だろうが、女だろうが、一緒にいて心が豊かになるのが理想の相手。
思ったよりも自分を受け入れてくれたお母さんに感動して言葉が詰まるシューイーに、明るく雰囲気を変えようとしてくれるお母さん。そしてそっと手を重ねているシードー。なんて良い家族。

雨の中、相合傘でシューイーを送り届けるシードー。べったりくっついていて、いいお母さんだねというシューイーに「お前も将来は家族になる。今すぐでもいいけど」とめちゃくちゃ前のめり。シューイーは「付き合って1ヶ月も経ってないのに何言ってんだよ」とちょっとドライに答えるのがいいです。シードーは相当ガチ。
そして迎えの車まで送り届け、別れ際に7月父親が買った別荘に遊びに行こうとシードーを誘う。嬉しいはずのシードーですが、何だか浮かない表情……ここで不穏な気配……。

大学。保健室にシューイーが「ガオ・シードー!」って言いながら入ってくるのがあまりにも可愛すぎてここだけ3回リピートした。そんな可愛いことあるんだ。
しかし、保健室にはシードーもショウイー先生もいない。ここの骸骨がなかなか表現豊かでいいよね。
二人して姿がないので探しに行くシューイー。一人は勤務中なのにいないってどういうことだ?とちょっと怒りながら探す。
その頃、中庭で並んで座っているシードーとショウイー先生。ここのタバコ吸ってるショウイー先生があまりにも良すぎて震える。やっぱり絶対ファンクラブ入りたい。
「付き合い始めてからまるで別人で、母さんの機嫌を取ろうとするし、真剣で頑張ってるのが超可愛かった」と惚気まくるシードーに、「惚気すぎ。しっかりしろ」とたしなめる先生。たしなめられたい。
ここでこっそり木陰に隠れて様子をうかがう小動物のようなシューイーさん。帰り際に旅行に誘われて、あまりにも嬉しそうだったからアメリカに行くことを言えなかったんだと打ち明けているのを聞いて、「アメリカ?!どうして言ってくれなかったんだよ。遠距離恋愛するにしたって相談しなきゃ」と悲しげに割って入ってくる。
かわいそう。それを見たショウイー先生は「お土産はたばこでいいよ」とシードーに言って去っていきます。
ここでショウイー先生のセリフは、そのアメリカ行きがずっと行きっぱなしではなくてこっちに帰ってくるということを示していて、実は結構いい仕事をしていったなと思ったんだけど、シューイーは気付いてなさそう。あとショウイー先生が歩いていったところで、あの高校の時の彼とニアミスな感じが2期への期待を煽られました。

シードーがアメリカに行く理由は、お母さんがアメリカ人と再婚することになったからということが発覚。お母さんは結婚後はアメリカで暮らすことになり、シードーは結婚式のためにアメリカに行くけど相手の事もちゃんと把握しておきたいという。
アメリカに行く期間は数ヶ月だと聞いて、やっぱり寂しいシューイー。「数か月間でそんなに落ち込むとはな。どんだけ俺のこと好きなんだ?」と、家デートでシューイーから言われたセリフを言うのが超いい。
ちょっと拗ねてあっち行けって言っちゃうシューイーの肩を、シードーはぎゅっと抱いて歩いていくのを見て、やっぱり長年思い続けてきただけあってしっかりシューイーの本心を理解してるなと思って心が温まりました。
この後の「今夜家に来る?」「やだ」「母さんが会いたいんだって」「それ先に言えよ」「来る?」「行く」っていうのがなんとも言えない良さがある。テンポ的に、自分に誘われても素直に行くって言わないことを想定している感じが。それで大学でも関係なくぎゅっと抱き合う二人。めちゃくちゃ寂しがっている。

電話で日本語で誰かと話している男性。予約はしたか?シューイーと食事するんだがっていうセリフで、この男性がシューイーの父であることが分かる。そしてなかなかのワンマンを感じた。しかしシューイーは同級生の家に泊まると言っていた、と使用人?秘書?の男性が言う。
「そこでお坊ちゃんは恋愛中のようですが、相手が……」と言い淀む使用人に詰め寄る父。マジで嫌な予感しかしない。

一方恋愛中のシードーとシューイーは、いい感じの外でビールで乾杯している。
するとシードーはシューイーの手首からブレスレットを外し、用意したブレスレットを巻きます。「お前に似合うと思ったんだ。どんな時も外すなよ」と言って自分の分も用意してあってちゃっかりペアブレス。
「風呂入ってる時も?」「風呂は例外。着けていいのは俺が贈ったものだけだからな」と束縛しちゃうシードーに日本語で「どうして?」って聞くんだけどこのあざとさどうなってる?天然でこんな感じなの?向かうところ敵なし?
「俺は、お前の過去に入り込むことはできない。だけど」といって距離を詰めてシューイーの手を握ってからの「未来は僕だけだ」。
ここで日本語で言われたの、絶対に超嬉しかったよね……なんかこう、一番気持ちに届いた感じの……。
「お前の答えは?」と欲しがるシードーにぐっと体を引っ張ってキスする。これはどう考えてもベストアンサー。最強。こんな天然がいてたまるか。

シードーがアメリカに行く日。
相変わらず母に気に入られまくってるシューイーに「息子以上に気に入られてんじゃん」と言うと「俺愛されキャラだから」と返すシューイーさん。異論はありません。
そして寂しそうな顔になったと思ったらぱっと両手を広げるんです。またもやベストアンサー。ここでハグを求める。少なくとも私の中ではベストアンサーです。そしてシードーもなんとも言えない顔してぎゅっと抱きしめる。体を離した後につんと額をつついて「待ってて」っていうのがもう……語彙……。

飛行機に乗り込んだシードーの元にあるメッセージが届きます。
送り主はシューイーで、アドレスがabruti87887278@gmail。
「メールは好きじゃないけど、お前専用にアドレスを取った。これは賢いヤツなら意味が分かるテストだよ」という文面。
にやけが止まらないシードーに、横で見ていた母が「それで喜んでるの?その単語、フランス語でバカって意味よ。何言われても喜んでるなんて重症じゃない」とツッコミをいれますが、シードーは賢いのでアドレスの数列を解読していました。
数列はアスキーコードでWXHN、発音に置き換えると、ウォー・シーファン・ニー(私はあなたが好き)になる。+フランス語の意味でバカになるくらいあなたが好きっていう意味であるということ。
「シューイーはずいぶんロマンチックなのね。文学好きの恋愛はすごいわ。あなたも賢いじゃない。私の息子なんだから賢いに決まってるけど」という母。ここで、何で急にアスキーコードを使いだしたのかというと、冒頭の方で女子の恋バナをこっそり聞いて自分でもやってみたくなっちゃったシューイー。いやかわいい。
「彼の事が好きなら大切にしなさいよ。私があの子の後ろ盾よ」「え、俺の事は?」「自分のことは自分で守りなさいよ」っていうやりとりが愛が深くて素敵でした。
そして、シードーからの返事が届きます。そしてシンプルに「俺もお前のことが好き」……いいですね……常にベストアンサー……。あとシードーの登録名が前よりはちょっとだけマシになってて笑っちゃった。
飛行機が飛び立つシーンがあって、そこで過去にシューイー絵を描いてるのがあるんだけど本当に心底拗らせた感じが出てて笑ったと同時に心配になりました。分かってはいたけどマジで相当拗らせてる。シューイーが変な事させられてませんように……まあ本人の合意があるなら別にいいんですけど……全然勝負の高みを目指して頂ければと思います!!!加油!!!!
あの水着の絵は、多分制作発表か何かの記者会見?で「水泳部ってことは布少ない水着着るんですよね?!布面積は?!」っていうやけに水着に前のめりな記者からの質問を受けての絵なのかなと思ったら遊び心が最高だと思いました。制作サイドにその辺を分かってる人しかいない。

ベッドの上で寝てるシードーを撮影するシューイーのカットが始まって、「まだ寝てんのかよ!」って上に乗ってくるという。
「疲れてる?」「お前のせいで寝不足なんだけど」「じゃあ休んでて」
……いや、こんなボーナスカットを見せてくれることある?普通に桃源郷だった。普通に。そして表現力豊かな骸骨によってこれが事後であることを私は察した。そちらの勝負はいかがでしたでしょうか。あとあのオープニングのMV映像にあったいちゃつきもしっかり押さえられていてどこまでも広がる桃源郷状態。
ここでシードーのモノローグ。「愛し合って笑い続けて一緒にバカになろう」というわけで、最終話「レッスン6 君が好きだ」でした。

まだ2月入って間もないんですけど、2021年で一番美しく幸せなBLなのではないかとさえ思います。セリフも展開も全部良かった。
最後にあったシーズン2の予告は、5年後でなかなか不穏かつ過激な感じにはなっていましたけども本当に楽しみです。
大学生からオフィスに舞台を変え、タイトルは「2位の反逆」。こんなの良作の予感しかしない。不穏を越えてこそのハッピーエンドを信じて……。
配信は3月5日という、奇しくも私の誕生日で20歳超えたあたりから誕生日には無だったんですけど今年はマジで嬉しい。
シーズン2までの1ヶ月の空白をも楽しんでいきたいと思います(行間パテ職人)

今回もお付き合いいただきありがとうございました!

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