台湾BLドラマ「永遠の1位」第4話を本気で見た
年始からもはや金曜日のために生きていると言っても過言ではありません。
何を隠そう私は筋金入りのツイッター廃人なんですけど、TL上の視聴率を少しでも上げるために好きあらばツイートしています。これまでnoteに書いてきた作品が好みと少しでも被っているようでしたら間違いなく刺さる。保証しちゃう。
そしてこれは本当にあった怖い話、本気で見すぎてだんだん言葉が聞き取れるようになってきました。本当に怖い。今英語を勉強しているのに、普通に伸び率を追い越しそうなのは何……。
タイトルは「レッスン4 隠していた秘密」。
肝試しの続き。来る生徒をひたすら驚かしていくユーシンたち。お化け役ガチすぎて腰抜かす。やってきたビンウェイも相変わらずビビり倒してて、シードーの友達を背負って速攻で引き返す。
一方、保健室に閉じ込められてるシューイーとシードー。
実は初の外泊で完全に怯えているシューイーは、おもむろにシードーの名前を呼ぶと「一人で寝るの怖いんじゃないのか」と言い出す。怖いのは絶対にシューイーなのは明白ですが、頭がいいシードーは「ああ、うん。言ったら笑われるかと思って」と上手いこと乗っかる。
「何いってんだ、俺たち友達なんだから。守ってやるからこっち来いよ」と言ってくれるシューイー。友達って最高だな……と密かに噛みしめるシード。眠れそうにないだろうからと、ベッドをくっつけて少し話をすることに。本当はシューイーが怖がってるわけですが、それにしても自然に「大丈夫だ」とか「俺が守る」ってシードーに言えるのはすごいなと思う。誰かのために動けるところがシューイーの素晴らしいところである。そしてそんなところをシードーも好きになったんだなと思ったら開始3分で好きが溢れました。
ベッドに横たわり話し始めたのは、どうしても聞きたいシードーの恋バナ。かわいいな。好きな相手の性格や見た目などを聞き出そうとするシューイーに「お前の好奇心も大概だな」というも、「友達だって思うなら早く言えよ。俺が分析してやる」と言われてしまう。
今のシードーにとっての強烈な魔法の言葉「友達」によって、まさかの本人を目の前にして自分の好きな人について語られることになります。
「その人は……すっごく可愛い。自信過剰で生意気だって思う人もいるけど、俺にとってはそんなところも可愛いなって思う」
「そんな欠点まで可愛いと思うなんて、本気なんだな」
「頑固で傲慢だけど、友達のことを大事にするんだ。自分を犠牲にしても」
「なるほど。長所は情に厚いところか」
「他にももっとある」
まさか自分自身を分析しているとは夢にも思っていないシューイーは至って真面目に「お前はその子に告白しないのか」と聞く。
「やっとここまで仲良くなれたのに、関係を壊したくない」というシードー。そんな気持ちを聞いたシューイーは自分も幼馴染に思いを寄せていた経験から、お前の気持ちはよく分かると共感してくれます。いい子。
そして「俺はもう吹っ切れたけど、お前はまだ苦しいよな。しんどいときは言って。俺が話聞いてやるからさ。秘密も守るし。遠慮すんなよ」とまた初対面の時みたいなことを言う。ここで腕のあたりトントンって触るのがまた……。あの頃からずっと変わらないシューイーに、何度でも惚れ直してそうなシードーの切なさったらない。
日付が変わってしばらくして、相変わらず寝付けないシューイーは「頼みがある。何か歌ってくんない?」と言い出します。「俺が歌うの?」とめちゃくちゃ嫌そうな顔してて笑う。
いつも寝るときには音楽を聞きながら寝るらしいシューイー、早く歌ってよと言います。いや俺、歌はちょっと……なシードーですが歌えと言われて仕方なく歌いだす。
その歌の歌詞がエモの極みというか、ちゃんと聞いたらほぼほぼ告白なんだけどシューイーは「え、めっちゃいい歌詞じゃん。センスあるな」と褒める。見てる側の情緒が狂いそう。
布団に入るシードーに「続けてよ。いい歌だった」「俺のこと褒めてくれたの2回目だ」「ほら、続きを歌って。俺、本当に良くなかったら褒めないよ」と顔の前に手を出すシューイー。ここで日本語で「お願い」っていうのが日本人的には効きました。なんて天才的なお姫様だ。こっちはおねだりのセンスがある。
大好きなシューイーにお願いされてしまったシードーが聞き入れないはずもなく、超嬉しそうな顔して向かい合わせになって続きを歌う。この時のシードーの目線がとんでもなく良かったですね……言葉にするのは無理でも目線がすべてを語っている……。
シューイーは目を閉じていて、シードーの腕に指先でリズムを取るようにするのがたまりませんでした。本当にかわいい。友達になったらこんな風に触れ合えるんだ、と感動する感じ。そしていい曲……。
(普通に中の人の多彩さに度肝を抜かれる)
曲のエモさにも没入したところで、この保健室に至るまでのシードーの動きがプレイバックする。
失恋に滅入るシューイーを見ていたり、案の定保健室のドアにがっつり仕掛けてたし(ルートの確認もバッチリ)、うまく保健室まで誘導して鍵をかけ、ビビり散らかしてるシューイーを見計らって電気を落とすという用意周到さ。やる男だと思ってました。
眠ったシューイーの手の上に自分の手をそっと重ねるシードー。
こっそり距離を詰めて、いつか君から離れたくないと伝えたい。でもそんな勇気がない……。この大学4年に至るまで、あらゆる手段を使って距離を詰めようとしてきたシードーの健気さを勝手に想像して切なさが突き抜けた。しかも今の今まで全然詰められてなさそうなのがまた……。
シードーはベッドを抜け出し、不自然にヒビが入ってた骸骨の頭をガッと開けますとパソコンにかかってるパスワードが入っている。そのままパソコンにログインして、しっかりと「つまんないからシューイーと先に帰る」と連絡をしておくことで騒ぎになるのを回避する。計画に抜かりはない。
翌朝、出勤してきたショウイー先生。ドアノブぶっ壊れたままだし、電気はつかないし、テーブルには取っておいたラーメン食べられた残骸があるし、マジでどうなってるんだ状態。
そしてベッドでシューイーを腕枕をして眠るシードーを見つけます。目を覚ましたシードーに、ショウイー先生は「お前、手出した?」とストレートに聞いちゃう。
物音でシューイーが起きてしまうのではと思って、ショウイー先生に出て言ってくれるように頼むシードー。頭が上がりません。
シードーは眠っているシューイーに「昨日の話だけど、お前のことが好きだっていうのは本当なんだ。仲違いさせてから奪う、なんて言ったけどそんなことするつもりはない。そして俺に片思いされる人は幸運だと言ってたけど、その幸運の持ち主はずっとお前だったんだ……でも、それを知ることはない」
シューイーの髪の毛をそっとよけて、「ジョウ・シューイー。お前が好きだ」とこめかみにキス。そしてこめかみへのキスは、相手を思い慕う心と慰めの意味を持ちます。
ベッドから降りて立ち去るシードー。そして目を開ける眠り姫………シードーにキスされたこめかみにそっと触れる………ということは、シューイーはあの告白の時から起きていたのでした。用意周到にしてきたはずが、まさかの最後の最後で。
本気だったことを知り、ぼんやり心ここにあらずになってるシューイー。早々と教室にいるシューイーが珍しすぎて西から太陽登りそうとか言われる。
そしておもむろに「ユーシンに合コンないか聞いて」と言い出す。紹介でもいいから女の子を紹介してほしいとか言って、完全に血迷ってしまいます。よくない……よくないぞ……。
あとシューイーの部屋は高層階でどう見てもリッチ。
ここでシューイーが女の子とデートをしてみようと思ったのは、自分の気持ちを確かめようと思ったんじゃないかなとも思う。
あの時、一晩シードーと一緒に過ごしてみて心地よくて、シードーにキスされて嫌じゃなかった。何で嫌じゃなかったんだろう。もしかして俺、男が好きだったのか……?といったような戸惑いがあるように見える。
女性とカフェで待ち合わせをしているシューイーの携帯に、シードーから連絡が入る。何でも無いとは言いつつも、心ここにあらず。
どうやら一人で約束していたのにシューイーが来ないのを一人で心配していると、ユーシンたちが並んで歩いているのを見つけて思わず声をかけます。
ここのシードーがちょっとぎこちない雰囲気で、これまで幼馴染とは全然関わってこなかった説。シューイーにロックオンしすぎ。
ユーシンたちから、シューイーが恋人を作りたがっていて、後輩の女の子を紹介してあげたと聞いたシードーは普通にショックを受ける。自分の思いを告げることなくシューイーとは友達のままでいいのかもしれないと思った矢先のことで、もしシューイーが恋人を作ってしまったらと想像すると気持ちが落ち着かない。
一方、デートしてるシューイーの方も、彼女がエビを剥いてくれたのを見てよぎるシードーの幻覚に「!?!?」ってなるの笑った。
ずっと上の空で会話が噛み合わないシューイーに、女性が積極的にアプローチ(キス)をしようとしたその時、また頭を過ぎったのがシードーの姿で「!?!?!やめて!」と拒否してしまう。
人の心を弄びやがって!と激おこの女性、シューイーの足を踏んで立ち去る。全くえらい目にあったなと思ってたら隣にシードーがやってきて「また幻覚かよ!」と思ったら本物でびっくりして足を捻ってしまう。踏んだり蹴ったりすぎる。
肩を借りて保健室にやってくると、ショウイー先生に「お前医者じゃないじゃん」と可愛くないことを言い出すので「今俺は休憩時間だし、怪我も自業自得だから勝手にしろ」と言って出ていこうとする。しかしそのままにされたら困るので、シードーが俺がやるからと申し出て包帯を取りに行く。
ここでショウイー先生と二人きりになったシューイー。
ショウイー先生はじっとシューイーを覗き込むと「安心した。俺のが全然魅力的だ」と意味深すぎる発言。「男が好きな男もいるんだよ、ガキ」と言われて「まさか、シードーを?」と食って掛かる。
「秘密にしといてくれよ。来月には行動に移そうと思ってるんだ。うまくいくように祈ってて」と頭を撫でるショウイー先生。ここの秘密のところで唇に指を当てるの超……(好きすぎて語彙が消える)。
そしてシューイーは「秘密もなにもねーよ!諦めろ。だってシードーは俺のことが好きなんだから」とバチバチに言い返す。え、嘘でしょ?そこでそんな強めに言っちゃう!?と思ったらご本人登場。
「お前が隠してた秘密、バレてるみたいだけど?」とニヤニヤのショウイー先生に近づくシードーを「行くな」って言うのヤバすぎた。嘘でしょ????二人を近寄らせないようにするんだ????
ショウイー先生は二人でよく話し合えと言って、シードーの頭をなでて保健室を出ていく。
気持ちはバレてるしシューイーは何かちょっと思わせぶりだしでどうしようもないシードーさんは頭を抱える。
とりあえず二人で話し合うことにして保健室の鍵をかける。
「……何する気だ」と立ち上がるシューイーをそっと椅子に座らせ、ひざまずく……といったところで終わり。最高なところで終わる。来週の金曜までお預けなんてそんな酷な話がありますか?最高だけど。
ここでのシューイーの気持ちが面白いくらいにグラグラで、やっとシードーのことを本気で意識し始めたっていう4話でした。
ずっと目の上のたんこぶのような存在だったシードーが、実は密かに自分に思いを寄せていたなんて思いもしなかったことで動揺と戸惑いがヤバい。でもシードーのことを誰かに取られたりするのは嫌!っていう、なんとも無自覚わがままお姫様具合がすごいシューイー。まあそれがシードーの言う彼の可愛いところなんですけど……。
残り2話でシューイーが自分の気持ちをどのように理解し受け入れ、シードーとの関係に変化を与えていくのかが楽しみです。あとこの大学のショウイー先生のファンクラブとかあったら入りたい。
とにかく台湾BLって最高。
今回もお付き合いいただきありがとうございました!
誤字脱字、私もショウイー先生のファンクラブに入りたい等、何かありましたらツイッター、DM、メールなどでお気軽にお問い合わせください。5話もブチ上げていきましょう。
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