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#トレンドクリップまとめ 2024/02/02


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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#トレンドクリップまとめ  2024/02/02
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⚠️Twitterメディア「 #トレンドクリップ」ではトレンドの波及び潮目、時代の変化のサキガケなどの視点でネット情報をウォッチして日々Twitterで発信しています。そして今週のTweetからユーザー反響の高い25項目のTweetに絞って本号の「まとめ」を発行しています。全てのTweet及び情報ソースを確認したい方は最終行に記載のURLリンクで無料公開のTwilogにアクセスして、ご確認下さい。


 今週のポイントは、「くまモン島」が『フォートナイト』に登場し、CES2024ではXR/AI系の「XREAL Air 2 Ultra」が注目。日芸とNTTが「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」発表。花王が「WeChat」のAIとAR活用のミニアプリ提供。静岡県の「Metaverse SHIZUOKA」が公開。世界トップ大学向け新英ビザ制度発足。EV・自動運転・ロボット分野ではデンソーのAIロボットデモやWaymoの高速道路運行。ヒューマノイドロボット市場予測600億ドル。小売ではサイゼリヤの注文方法、AppleがChromeとFirefoxをフルスペックでiPhoneで動かす許可。生成AI英会話アプリが日本で人気。MicrosoftのAI「Copilot」好調。HRでは企業の学生採用で生成AI利用拡大。日本発の「サカナAI」注目。(ChatGPT3.5によるリード文生成)


⭐️Web3・メタバース・AR・空間コンピューティング関連トピック

⚪︎メタバース

 「くまモン島」が『フォートナイト』で公開されました。「巨大くまモンロボ」をつくるくまモンたちのお手伝いをしよう。特産品を育ててコインを稼ぎ、熊本城や黒川温泉といった熊本県の観光地を建設する経営シミュレーションゲームとの事です。フォートナイトは基本的にはゲーム空間ですが、最近はメタバースプラットフォームとして扱われる事が多いようです。なんといっても4億人の利用者が強みです。
 続いての話題は静岡県です。メタバース空間「Metaverse SHIZUOKA」が公開 されました。静岡県を丸ごとスキャンした3次元点群データを活用して、各地域の上空に位置するPRエリアでは、各地の最新情報が掲載されています。意見交換ルームではボイスチャットが可能です。特に若者の気を引くゲームイベントなどは無いので、多分こちらは”過疎バース”一直線ですね。
 また、若者に日和ったメタバースプロジェクトも登場しています。日芸とNTTグループ企業らが「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」を発表 しました。江古田にキャンパスを構える日芸の学生が、アート・デザイン、そしてメタバースを用いて「江古田の魅力」を発信します。期間限定イベントなので、サイバー版文化祭みたいなものですね。継続イベントの検討になる程、盛り上がれば良いですが。さてどうなるか?
 世界を眺めると、「マーク・ザッカーバーグ氏はメタバースのことを忘れてしまったの?」 とタイトルが踊っています。メタバースのビジョンに社運をかけてきたMetaも、少なくとも公の場では最近プロジェクトから離れているようです。マーク・ザッカーバーグ氏も、最近はメタバースより生成AIに夢中であるように見えます。株価も持ち直しています。

⚪︎AR・空間コンピューティング

 2024年を先読むAIテックトレンドとしてCESで 注目されたのが、「XREAL Air 2 Ultra」でした。アップルの「Vision Pro」が50万円ぐらいするのに対して、これだと約10万円である程度似たことができてしまうと言います。
 小売では、花王が「WeChat」のAIとAR活用のミニアプリ「花王Life+」 を展開しています。バーチャルメイクやヘアカラー、肌診断、顔の特徴分析機能などを提供するとか。TikTokの連携機能などがあれば、良いかも知れません。


⭐️時流関連トピック

 世界では、成績優秀者に利便を図って囲いこもうとしています。英国では、世界トップ大学の卒業生対象に英ビザ取得で新制度を発表しました。日本からは、京都大学と東京大学が対象です。日本も負けずに、ベトナムやインドなどのアジアの大学の成績優秀者へ利便を図るべきでは無いでしようか。もっともベトナムのトップIT技術者の給与ランクは日本と変わらないようです。


⭐️EV・自動運転・ロボット関連トピック

⚪︎ロボット
 名鉄商店とデンソーで共同開催したAIロボットによる未来型販売員のデモイベントでは名鉄商店のお土産コンシェルジュと共にロボットが実際に販売員として働きました。デンソーは「Generative AI × Robot Technology」について発表しています。しかし世界の流れは、ヒューマノイドロボットなので、キャッチアップして欲しいですね。
 最早、ヒューマノイドロボット産業の競争は過熱しています。市場は数千億ドルにも昇る見込みです。 ゴールドマン・サックスの分析によると、10~15年後で、ヒューマノイドロボットの市場規模は少なくとも600億ドル(約8兆8848億円)に達し、2035年には1540億ドル(約22兆8043億円)になると予想されていますが、介護ニーズで一家に一台となると高級車並みの普及で4,497億ドルに近づくと思われます。

⚪︎EV・自動運転
 米Waymoの自動運転タクシー、ついに「高速道路」でも運行開始です。Google系の自動運転開発企業である米Waymoは、自動運転タクシーを高速道路でも展開する計画を発表しました。まず自動運転タクシーを最初に展開し始めたアリゾナ州フェニックスでテスト走行を実施します。
 米国発「トラクター界のテスラ」が保守的な農家も「自律走行」でうならせました。ディーゼル燃料を使わないというだけでは十分な説得力はありません。しかし、人手も要らないとなれば農家に訴求できます。日本でもトマトなどの収穫ロボット車が挑戦してます。
 自動車業界全体を見ると、テスラ・BYD・VW・トヨタの覇権争いになりそうとの事です。 既に時価総額の勢いに明暗 が出ています。世界の自動車産業は今、天下泰平の時を経て、大競争時代に突入しています。その主役は4社。米・中・欧・日という各地域の産業の英知を結集した企業であることに疑いはないです。この市場にヒューマノイドロボットが加わると見ます。ロボットも定期メンテナンスが必要であり、そのサービス網はEV並みになると見ます。テスラは既にその方向です。

⚪︎エアーTAXI・バイク
 空飛ぶバイクの開発企業が倒産しました。 開発していた"空飛ぶバイク"は、強い風が吹くとあおられてしまい、場合によっては搭乗者が落ちることもあったそうです。飛行時間などの問題もあり「一般に売り出せるものにはちょっと遠かった」との実態です。エアーTAXIの状況が気になります。ANAが実施計画をしているようです、委細は続報にて。


⭐️小売・EC・マーケティング関連トピック

 「この小さな札は何?」 サイゼリヤの注文方法が激変しています。従来は注文用紙に利用客が商品番号を記入して店員に渡すスタイルでしたが、テーブルの電子札に表示されたQRコードを読み込んで、顧客のスマホでメニューを登録する方式に変更を進めています。他の外食チェーンで見られるような注文専用のタブレットが必要なく、投資額が低いので、他社も追随するかも知れません。


⭐️放送・出版・通信・SaaS(BtoC)関連トピック

⚪︎モバイル
 EU圏のユーザーのみですが、AppleがついにChromeとFirefoxのフルバージョンをiPhone上で動かすことを許可します。iOS 17.4でWebkit以外のブラウザエンジンを許可します。合わせて、独立アプリストアも開放するので、米・アジアのユーザーは、Appleに声を上げていきましょう。
 脱Googleを目指すインドでモバイルの独自OSの「BharOS」が誕生しました。LinuxベースのモバイルOSでAndroidに取って代われるでしょうか? インド工科大学(IIT)マドラス校のインキュベーションとして誕生したスタートアップのJandKopsが発表しました。なんといっても人口14億人の国ですから、トライアルする価値はあります。

⚪︎映像制作
 ハリーポッターの世界を生成AIで再現したクリエイターがいます。・Midjourney:衣服を生成 ・RunwayのMotion Brush:服のアニメーション ・Trapcode Particular:雨やエフェクトを追加 ・ProductionCrate:魔法の再現。と、様々な生成AIを使いこなしています。汎用生成AIだけでは、成立しません。そのプロスキルは一般人には対応できないでしょう。

⚪︎検索エンジン・SEO
 グーグル検索の品質が落ちているとの事です。検索エンジンはSEOスパムとの戦いに破れつつあります。アフィリエイト・リンクで収益化するためにSEOが施されたサイトを検索結果として表示する傾向が強くなっています。生成AIを活用したSEOの成果も含まれるでしょう。


⭐️中国関連トピック

 中国不動産大手企業、マンションデベロッパーの中国恒大集団に香港高裁が「法的整理」命令を出しました。 経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団の法的整理手続きの開始を決めた。公平性を重視する香港の手続きを通じて債権回収を進めたい海外債権者の申し立てを認めましたが、整理が進展するかは中国当局の意向次第のようです。不動産バブルの崩壊を中国政府が認めないと、整理が始まりませんが、果たして認めるでしょうか。今後に注目です。


⭐️教育関連トピック

 シャイな日本人も気負わずに使えるのが 生成AI英会話アプリです。サントリーも導入しました。 月数千円から利用できるAI英会話アプリが人気です。会話相手が人ではないため、気負うことなく練習できます。国内外で英会話アプリが開発され、独自の学習法を競っています。生成AIの利用料金を別立てにしてアプリ使用料金が月額数百円になれば、一般普及しそうです。


⭐️Sier・IT・SaaS(BtoB)関連トピック

 MicrosoftがAI「Copilot」のAzure好調で予想を上回る増収増益になっています。 第2四半期の決算は、売上高は前年同期比17.6%増の620億2000万ドル、純利益は33.1%増の218億7000万ドルでした。生成AI戦略で大躍進して、第三の創業となっています。リスクテイクして、OpenAIに投資したのが、好判断でした。BtoCはOpneAIに任せて、BtoB市場を押さえてますね。


⭐️HR関連トピック

 約7割の企業が「学生の生成AI利用」に肯定的 です。ベネッセ i-キャリアは、新卒採用における生成AIの利用実態に関する調査の結果を発表しました。新卒採用業務に「ChatGPT」などの生成AIを利用している企業の割合は11.4%。約7割の企業が学生の生成AI利用について肯定的でした。生成AIは次代のオフィスツールになるので、当然の結果でしょう。


⭐️生成AI関連トピック

 チャットGPTをしのぐか、日本発の「サカナAI」 従来のAIに対し、サカナAIはいくつもの小型AIを繋ぎ合わせ高い性能を持つ仮想AIを作る構想です。グーグル研究機関出身者が創業者です。サカナAIには創業から半年でソニーやNTTから資金を調達しています。


⭐️統計関連トピック

 人口統計が発表されました。関東圏は東京都下、関西圏は大阪府下への人口流入が続いています。
 関西は大阪府一強で、神戸はこのままだと滋賀にも負けそう。
 東京都は転入者が転出者を上回る「転入超過」が6万8285人だった。地方では人口流出により、医療・介護や公共交通など、さまざまな分野で人手不足が深刻化している。地方は人口オーナス状態が進み、社会システムをリストラする必要があります。


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