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ちょっと追い詰められる

なぜ行動できる人とそうじゃない人がいるのか。私の中の永遠のテーマな気がしています。
今私は、美肌アドバイザーという自然化粧品を販売する方を育成させてもらったり、心のレッスンとして、内観ワークを行ったり、個別でセッションを行ったりしています。
その中で、「お客様ができました!」「考え方が変わりました。」「今の自分が好きです。」とお話ししてくれる人がいるのと同時に、「やろうとしているのにできません。私のネガティブは手ごわいです。」という方もいます。
行動できるかできないかのカギはかっこよくいうと「使命感」とか、「覚悟」だと思いますが、実際のところ「誰かのため」と、「ちょっと追い詰められる」ではないかと思います。追い詰められるってあまりいい表現ではないかもしれませんが。人って、自分のためにだけでは頑張れないんです。

例えば、私は早起きが全然全然全然できません。子供のころは自分でなんて絶対に起きないし、起こされても中々起きずに逆切れする私を、家族みんなが嫌がっていたそうです。そんな私ですが今、家族の中で一番早く起きます。なぜそれが出来るのかというと、「子供たちの朝ご飯や主人のお弁当を、時間に余裕を持って作りたいから。」です。これってまさに誰かのため+追い詰められてるからの行動なんですよね。もしかしたら「お母さん」なんだから早く起きて当然なのかもしれません。でも、私はお母さんとしては誇れるタイプの人間ではなく、そこは諦めているので、そんな「お母さん」という役割だけでは起きれません。実際、土日の朝ご飯は主人が作るので、家族の中で最後に起きます。

さらにいうと、本当はストレッチしたり、大好きな読書を自分のためにもう30分くらい早く起きたいのですが、全然全然できません。やっぱり自分のためには中々行動できないなって思うのです。

よく、「本当に好きなことならできる」と聞きますが、果たしてそうなのでしょうか。それが本当なら、私は大好きな読書のために早起き出来ているはずです。「まぁ朝じゃなくても読めるから。」と思っているからでしょうね。朝以外に時間が絶対に取れなかったら、朝起きるのでしょう。

うちの娘はYouTubeが大好きで、土日の朝だけ見ていいことにしたら、土日の朝だけ驚くほど早起きです。彼女は本当に好きなことが出来ているんですね。うらやましいです。でも、彼女に聞いてみると、「だってこの時間しか誰にも邪魔されずに見れないから。」と。そうか。好きなこと+ここしかないという条件が重なっているから行動できるのですね。娘もすでに追い詰められているといいますか。ちなみに平日の彼女は昔の私のように全然起きれないタイプです。起こすの嫌です。はい。

つまり、行動出来ている方々に共通してるのは「これしかない。」「やるしかない。」「○○のために。」がはっきりしているからではないのでしょうか。

私が自営業を5年も続けていられるのも、「この美容法しかない。」「私しかそれを伝えられる人がいない(盛岡にアドバイザーがいなかったので)。」「自分の人生を諦めたくない東北の女性のためにこの働き方やマインドを伝えたい。」「働き方を変えて子供と過ごせる時間を確保したい!(前職は看護師で残業と夜勤があったので)」だったので、行動できているのだと分析します。

みなさんも行動したいときは「誰かのため」と、「ちょっと追い詰められる」を意識してみるとよいのではないでしょうか。

さて、ダイエットが出来ない私は追い詰められていないのでしょうね…。もう一度ウエディングドレス着る機会作るかな…。(笑)


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