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いつもハッとさせられる、旦那さんの子育て(前編)

2歳2ヶ月になった末っ子次男。

先日、昼間起きてる時間13時間のうち、
約6時間(起きてる時間の半分くらい)まだうまく乗り回せないランニングバイクの練習をしました。
ランニングバイクをやり出して2日目くらいのことで、
スイスイー、じゃなくて、お尻をサドルにつけて、テクテク歩く感じ。それをひたすら6時間。


別にうちの子もそのくらい乗って練習してたし、普通のことじゃない?
って思いますか?

もしそうだとしたら、私の育児が超薄っぺらなだけであったってことで、この先は読まなくて良いと思います。


今日は、普段から
あー、確かにそうだね。
って私に思わせてくれる、旦那さんの子育て、生活感について、私自身が忘れないように記録にします。


子育てしてる友達やこれからパパママになる友人も多いので、是非感想とか聞かせてほしいです。

いや、それは違う意見だな〜とか、

新しい意見が聞けたら、私の育児もさらに広がりを持てます。


私が普段の子育てで気にかけてること。
・子どもが色々できる環境を作る。
・興味を持つ体験ができる場に行く。
・料理、遊び、掃除、その他諸々、興味を持ったことは、面倒になる事承知で、なるべくやらせてあげる。

こんなことを書いていると、客観的にこの言葉を見て、

私、子どものために結構色々頑張ってやってる。

って、思います。

、、というか、思いたくなります。


ただ、普段の家事に追われた育児の中では、本当に難しいことで、
本質を見失うことが沢山あります。
そう、私の育児は、子ども主体ではなく、結構自己満なんだなと。


なぜ、
「6時間練習した」ことにそれほど感心して日記を書くことにしたのか。

2.3時間の練習なら、多分そんなに珍しい事ではないと思います。


分かる人はもう想像したと思いますが、私が旦那さんをすごいと思ったのは、

それだけの時間をさせてあげたこと。
そしてその間、ひたすら練習の相手をしたこと。
です。

よーし!今日は6時間ランニングバイクの練習に付き合うぞー!

って、朝から今日の予定として分かっていたことではありません。そんなイレギュラーなことに付き合うって、なかなかできる事じゃないですよね。


この日、次男は朝から、私が外に出たタイミングを見計ってはランニングバイクにのり、駐車場に止まってる車の周りをテクテク歩いていました。

上2人が庭のシャワーで気持ちよく水浴びしていても、目もくれず、ひたすらバイクにまたがってテクテク。


1歳半ごろから外にあるランニングバイクに興味を持っていましたが、長男が乗っていたものなので、足がつかず、
彼は渋々家の中でdBikeを乗りまわしていました。
ですが、ここに来て背が伸び、またがってみたら足がつくことが分かり、それまでの乗りたい欲が爆発したのかもしれません。


午前中、10 時くらいまでにすでに2時間以上乗ってたと思います。
ただ、流石にこのあつーい中なので、正午前後は家の中で過ごし
また陽の照りが落ち着いてきた3時過ぎに外に出ました。


「お散歩行くーー!」
というので、旦那さんが次男に付き合うことに。


いつも、17 時半(遅くても18時)には夕飯いただきますをするので、16時半を過ぎた頃にはお風呂に入ります。
キッチンで料理をしていると、4時半過ぎに家の前で、何やら2人が話していました。(そろそろ家に入ってお風呂に入ろう。って事です。)

すると、まだ遊んでいたい(←親目線な考え。)次男は大泣き。


どうするのかな?
って見ていたら、また2人で話して、そして散歩に行ってしまいました。

(私の心の声:おいおい!なんで行っちゃうのー!もう遊びの時間は終わりでしょー!もうお風呂入らないと寝るのが遅くなるじゃん!ってか上2人ももうお腹空いてんのに!!)

ついでに、長女もついて行ってしまいました。笑

17 時半の鐘が鳴り、長女が帰宅。
少し後にまた家の前に着いた旦那さんと次男。

2人で何やら話す→次男泣く→……

旦那さんがいくら
「今日は終わりにして明日また乗ろう」
と言っても話を聞かず、まだまだやりたいと。

よくある光景ですよね。
遅いからもう家に帰ろう。
明日またやろう。
って言う話をする光景。


私は
「暑いからちょっとだけアイス食べてお風呂行こー。」

なんて、アイスという言葉を使うという、せこいことを言いにいこうと思いました。笑


でもここで旦那さんは、
「遊ぶのやめてやることやろう」と言う親の言うことを聞かないこと
について全く怒っていません。


私だったら、

これで嫌だと言ったらもう無理矢理お風呂入れちゃうか、、ってなります。

言うこと聞かないで遊んでないよ。
もうお風呂の時間なの。
と、自分が勝手に決めたルーティンに彼の気持ちを押さえ込んで、泣いてる彼をイヤイヤ期で言うこと聞けない子として、無理矢理家につれてたと思います。

興味を持ったことをいかにやらせるか。なんてかっこいい事、頭の片隅にもなくなります。笑

だって、じゃないと寝るのが遅くなっちゃう。
って言う自分の考えで自分を正当化させて。


でも旦那さんは、
普段の生活のルーティンに固執することなく、自分(親)の話を聞かないから怒るとかもなく、

彼がそれだけ「今もっとやりたい」と思う気持ちに尊敬の念を抱き、彼の気持ちを最優先していました。


「まだ乗りたいっていうから、先にお風呂入ってご飯食べちゃって良いよー」
と言って、また散歩に行きました。

6時過ぎにまた家の前に着いた2人。

2人で話す→次男泣く→旦那さん、次男を抱きしめトントンする。

この頃には、私の気持ちも
「もうこの際満足するまでやらせていいよ」と変わってきてました。

案の定、また次男がストライダーをスタートさせ、
それについていく旦那さん。

帰ってきたのは薄暗くなった19時過ぎ。
ぶっ続けで3時間半以上。
まだ2歳ですよ。
公園や海川で砂遊びとか水遊びとかで合間にお菓子を食べて遊ぶとかじゃなく、

暑い中笑いもせずにずっと真剣にストライダーに乗り、黙々と走り続ける。


満足した次男は、ものすごい勢いで夕飯を食べ、お風呂に入り、結局は普段の寝る時間とあまり変わらず寝ました。


うまくできないものをひたすら練習し続ける次男にもすごいなーと思ったし。

その気持ちを汲んでやらせる旦那さんにもすごいなーって思いました。


だって、こちらは遅くまでやってもいいとか、何も気持ちの準備もしていない状態で、急に今日もっともっとやりたいと言う次男に対して、

今日終わらせて明日やらせるのじゃなく、
やりたいと言うその時にやらせてあげる
って言う、子どもの興味、主体性を最優先した選択だなって思ったんです。

それって、当たり前のことだけど、本当に難しいし、親として、子どもにやらせる環境作りで勘違いすることもあるんですよね。


例えば、
子どもが外で遊びたがる。
でも、その日は朝から家事が捗ってなく、掃除洗濯したい、そのあとすぐにお昼の準備もあるし、ちょっと外で遊べない。

なんとか子どもを言いくるめる。


次の日は早起きして、今日は早い時間から沢山外で遊べるように家事も料理もやっておくぞー
って、意気揚々と準備をします。(俗に言う、環境作りです。)


でも、子どもは別に、その日はそんなに外で遊びたくなかったりするんですよね。

ほら、外で遊ぼ。散歩行こう。
なんて言って外に出ても、子どもはそんなに楽しめないんです。

だって、すごく遊びたかったのは昨日だから。


その時その時の子どもの気持ちに寄り添うって、本当に難しい事です。

親には親のペースがあるから。


でも、そのペースを


ま、いっか。どうにかなるかって思えるようになれたら、
子どもの気持ちにもっともっと寄り添えるよなって思います。


そして、自分が「まいっか」人間に変わるだけでなく、

子どもに外に出れない理由を説明して、
じゃあ一緒に掃除洗濯料理をやって、外で遊ぶ時間を作ろう。

なんて転換したら、
それから子どもは自分のやりたいことのために自分で工夫して時間を捻出できるようになり、主体性はもっともっと上がってくんだろうな。
なんてことも思います。


この日の旦那さんの行動を見て、
普段の私の行動は、
子どもの気持ちと同じく動くこともあれば、
タイミングを逃したことで空回りするところもたくさんあると、再確認できました。


旦那さんの育児でハッとさせられたことは、最近この他にもありました。


長くなったので、旦那さんの育児後編に続きます。

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