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Win-Win or No-Deal

安倍首相が日本と他国とに関して「win-winの関係」という発言を以前
していました。
かつて「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)を読んだ時に
win-winという言葉を知ったように記憶しています。

負けず嫌いがしのぎを削るアスリートの世界では勝つか負けるかですが
ビジネスの世界で最も望ましいのが「win-win or no-deal」と言われます。

例えば、部屋を借りる時に、不動産業者にいくつかの部屋を見せてもらい、
比較検討してそれなりに納得して決めると思います。
その時の業者はひとつだけではなく、いくつかの業者に案内してもらうのが
普通でしょう。そのうちのひとつの業者の物件に決まる場合は他の業者とは縁がなかったことになりますが、それでその業者がどうのこうのいうことは
ありません。

部屋を借りる人、仲介業者、物件のオーナーのそれぞれにメリットがあれば
win-winの関係で契約成立となり、そうでなければno-deal(取引なし)
します。業者側は次の賃借人とのマッチングにつなげれば良いのでその
選択肢をとることになります。

win-win以外の取引を無理にすると、結局、不満や不信、不利益が出てきて
良好なビジネスの関係を続けることは出来なくなってしまいます。

no-dealと言えば「英国の合意なきEU離脱(no-deal Brexit)」をニュースで
よく耳にしました。
英国のヘンリー王子夫妻は、高位王族の地位から退くと8日に発表があった
ようですが、英王室も混乱して英国は何かと大変な状況です。


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