9・18 ありがとう、ごめんなさい。

また会いたいのです。

だからというわけでもないのだけれど、ずっと心に引っかかっていた言葉を言わせてください。

「ありがとう、ごめんなさい。」

二言だけれど、いろんな想いを込めて言います。二言だから、いろんな想いを込めています。

あの日、とっても嬉しかったの。あなたに会えたことが、話を聞いてくれることが、一緒に過ごしてくれたことが。

そんなあなたに、わたしは甘えすぎてしまったのだと、今ならわかる。

ぷつりと発信が途切れてしまった時、あなたに何がったのか気になって仕方がなかった。けれど、わたしは弱い人だから、またあなたを振り回すかもしれないと連絡を取らなかった。もしかしたら、拠り所を求めていたのかもしれないのに、何もせずただ待っていた。

しばらく日が経って、一言つぶやいたあなたに、わたしは安心した。ちゃんと息を吸って吐いている。それだけのことだけど、とっても嬉しかった。すでに2人の友人を亡くしたわたしにとって、今生きていることは何にも変えがたいものだから。


そしてあなたは今、自分の足で立って進んでいる。そのためにたくさん悩んで大好きな場所ともお別れしたね。もしも、あの日のわたしが強かったなら、あなたは苦しまずに今日までずっと楽しく過ごせていたのかもしれない。そう思うと、ごめんなさいしか出てこない。少なくともわたしはあなたに何もあげることができなかったから。

ごめんなさいばかりでは、暗くなってしまうから。あなたと過ごした時間から今日まで、学んだこともたくさんあるよ、ありがとう。

次は自信を持って、会いたいと言ってもらえる姿になってるよ。

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