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日々をまたつづりたいな、という希望。

「いつが最後なんだっけ?」 自分の投稿見ていたら2020年10月が最後らしく、もう2年も書いていないのかなんて思ったけれど、2022年1月の下書きがある。 全く書いていない訳じゃなくてよかったとホッとしたと同時に、 溜まっていた下書きを見ていると、思うことは日々たくさんあって最後の「投稿」をポチッと押す勇気がなかったことや、半年はつらつらと何かを綴ることもなかったんだなって、自分に寂しさを感じた。 3年の島根くらしを終えて、今は関東にいる。 生活がとっても便利になってそ

    • 「津和野で暮らす」を考える ー遠隔診療のことー

      こんにちは。 遠隔診療の取り組みを担当している、カタヤマハルカです。 「畑迫地区で取り組みはじめた遠隔診療のことも紹介していこう」と思っていたら、日が経つスピードに追いつけず。気がついたら10月を迎えていました。(本当は、そのうち…と思ってやらなかっただけです。すみません。) さて、本題!といきたいところですが、まずは津和野の現状をご紹介させてください。 中山間地域(※1)である津和野町は、高齢化先進地域。 2019年の島根県統計によると、65歳以上の割合は47.0%で

      • 1年をふりかえって

        島根に暮らはじめて丸1年。 意外とあっという間で、何してたのかほとんど覚えていない。 こういう時に、日記とかキロクをつけておけばよかったなって思うけれど、いろいろ理由つけてやらない事が目に見えているから、本当に心の底から決意しない限り、やらないんだろうなと思う。 自分で自分に困ってるから、すればいいんだけどね。習慣に。 序盤からこんな調子だけれど、何か書いて残しておきたいことに変わりはないのでこのまま続けます。とりとめのないことを、とりとめもなく。 きっと見返したとき

        • どう過ごしていたいかを書き残していたことを、今もずっと変わらずに思っている。

          「目の前にいる人に笑っていて欲しい」 自分がどんなことをしたいかウンウン頭を唸らせて考えても、ここを通らないことはない。 奉仕とかそんなんじゃなく、楽しく生きていたいから、せめて自分と過ごす時だけでも、目の前にいる人に楽しく過ごしてもらいたい。 悲しいことよりも、楽しいことを。 初めましての人もそうでない人も一緒に、過ごす時間を楽しみたい。 できないからって諦めるんじゃなくて、自分の暮らしたい暮らしややってみたいことを、やり続けたいことをできるようにしたい。 いず

        日々をまたつづりたいな、という希望。

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        記事

          ただ、あったかい世界に生きていたい

          ちょっと疲れたとき、ふと帰りたくなる場所がある。 それは行きつけのカフェのような、飲み屋のような場所かもしれない。ちょっと遠く離れた場所かもしれない。 今、わたしが所属しているオンラインサロンは、そんな場所。 ときどきしか会えないけれど「ときめき」をキーワードに集まった人たちのいる世界はあったかい。 あったかい世界のはじまり 1、2つくらいオンラインサロンに参加したことはあった。でも、なんとなく合わなくなって、気がついたら辞めていて。 そんなときに見かけたのが。 と

          ただ、あったかい世界に生きていたい

          さよなら。きっといつか愛せるモノたち

          手放してしまいたいモノが、山ほどある。 ちょっぴり猫背なところとか、こだわりにハマると周りが見えなくなっちゃうとか、レスポンス溜め込むこととか...。 手放したいモノは、家の中じゃなくて、わたしの中にあるモノ。 意識して取り組めるのは1つ、2つくらいで、あれもこれもと何でもできるほど器用じゃない。だから、全部手放すまでにはとーっても時間がかかるだろう。きっと、終わる頃にはシワシワのおばあちゃんだ。 シワシワになる頃には、手放したいモノ・コトが愛せるものになっているかもし

          さよなら。きっといつか愛せるモノたち

          はじまりはいつも突然。 そして、いつだって不安だ。

          「来月から、こっちに来てもらうことになりました」。 そう告げられたのは、3月もそろそろ終わるころ。 島根に行くかもしれないと話はしていたけれど、まさか数十日後だとは夢にも思っていなくて、唐突だなと思った。でも、それ以上にワクワクしている自分がいた。 あの日思い描いていたことにチャレンジできる!そう思った。 それなのに、いざ目の前にすると、自分が思い描いていることは本当にできるのだろうか?と、言われもしない不安に襲われる。 自分がチャレンジしたいことは「本当に必要なのだ

          はじまりはいつも突然。 そして、いつだって不安だ。

          春には花が咲くように。

          「春花」 ありがたいことに、私の名前には「春」を象徴する漢字が2つ入っている。 常に春をまとって生きているんだ。と嬉しく思ったのは、つい最近のこと。 なんだかこの気持ちを忘れたくなかったから残しておこうと思う。 * 小さい頃から思春期まで、自分の名前が好きじゃなかった。 そんなことを親の前で言ったら泣かれるだろうから、口にしたことはないし、 友人の前でも口にしたことはない。 これと言った理由は特にないんだけれど、三文字でちょっと今時っぽくないとかそんなことは思って

          春には花が咲くように。

          新しい時代、新しいはじまり。

          「新元号は、令和であります」。 あの日わたしは、島根にいた。 『平成』が1ヶ月もしないうちに終わってしまうのか。と、寂しく思いつつも、これから始まる新しい時代にワクワクしていた。 狙っていたわけではないけれど、自分の転換日と新元号の発表が重なったことは単なる偶然ではないような気もして、特別な気分だった。 * 新しい時代だから新しいことにチャレンジしよう。 そんな声もよく聞く。 そうしたいなぁという自分の気持ちも無視はできない。 どうしても突飛なことをしたくなってし

          新しい時代、新しいはじまり。

          誰もキミを変えられないから、わたしを変えることにした。

          馬を水飲み場に連れていくことができても、飲ませることはできない イギリスのことわざで、他人を変えることができないという意味がある。 英語で書くと「You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.」。 * 「変わってほしい」そう思って相手に投げかけた言葉が届いていないなぁと感じる人、結構いると思う。そして、その度に「何で?」「どうして?」とイライラしてしまうこともしばし

          誰もキミを変えられないから、わたしを変えることにした。

          知らない街を歩くこと。

          長距離バスと1時間に1本の電車に乗って、初めての街へ。 島根県の西部にある「津和野」。 山陰の小京都といわれ、かつて城下町として栄えた街。 この街へやってきたのは、地域で活動している人たちに話を聞きたかったから。 「多拠点居住」や「移住」、「地域おこし」が話題だから訪れたというよりは、たまたま知り合った人から聞いた土地がどんな場所なのか気になったから。 知らないことを知りたい。そしてその土地の魅力あるもの、人、ことを埋もれたままにするのではなくて、ことばに残しておきた

          知らない街を歩くこと。

          旅先の名物じゃなくて、食べたいものを食べてもいいよね

          どうしてもタイ料理が食べたくて、タイ料理のお店に行った。 ここまで聞くと、「へぇ」くらいにしか思わないかもしれないから、ちょっとだけ付け加えておくと。 大阪に来て、タイ料理を食べに行きました。 こうすると「え。なんで大阪に来たのに、わざわざタイ料理?」ってなるよね。 でもそれくらいに、今日はタイ料理が食べたくでしょうがなかったんです。 * 旅先では旅先の名物を食べるもの。 と、思いがちだけど、別にそんなことないかなと思っていて。 食べ物の選択肢がたくさんある場所

          旅先の名物じゃなくて、食べたいものを食べてもいいよね

          いつだって、自然は隣り合うものだから

          3.11 日本に住んでいる誰もが、「あの日を、忘れない」と呟く日。 それほどに甚大な自然災害が日本を襲った。 地鳴りのように揺れる足元、一気に押し寄せてくる波、帰らない人。あの日を思い出すたびに、どうしようも無い感情に襲われる。 親戚も知り合いがいるわけでもないし、行ったことがないし、当事者ではないけれど、ダイレクトに揺れを感じる地震は人生で3度目だった。 初めては、1995年に起きた阪神・淡路大震災。 しっかりと記憶に残っているわけではないけれど、ワンシーンだけは身

          いつだって、自然は隣り合うものだから

          愛とか恋に、まだ答えがなくてもいいですか?

          「愛ってなんだと思う?」 運転席に座る男の子が話しはじめる。 愛ね、愛。なんだろう。そんなこと急に言われても困るから、 なんだろうね。そう答えた。 この前まで3ヶ月くらい秋田にいた男の子は。 そこで出会った人生の先輩に「愛」ってなんだと思うと問いをもらったんだとか。 「その人は、踊ることで表現したりするんだって」 へぇ〜。 「身体表現とかあまりしたことがなかったからさ、なんか面白いなって」 愛って、そういうのもあるんだと、ちょっとびっくり。 「でさ、愛ってな

          愛とか恋に、まだ答えがなくてもいいですか?

          私を生きること

          自分の これ と 誰かの それ 自分の時間を楽しむ これ 誰かのためにする それ 誰かの「それ」は誰かのものだけれど、 自分の「これ」と、誰かのためにする「それ」は、 ぜんぶ自分なんだな。

          私を生きること

          #とある一冊 02

          「次の外来、いつにしますか?」 この一言に救われる人がいるんだと思うと、ぎゅっと胸がしまる。 ある医者が、末期癌の患者にやっとの思いで口にしたこの一言が、患者が生きる気力を取り戻すきっかけとなり、切なくもあたたかいストーリーがはじまる。 * 小説「神様のカルテ」は、ある一人の医者が信州にある地域の病院で生きることに向き合い懸命に生きていく物語。 主人公は、夏目漱石を敬愛する古風な医師・栗原一止。24時間365日を掲げる地域の病院で、昼も夜もなく必死に働いている。 あ

          #とある一冊 02