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8・23 わたしは「NANIMONO」になるのだろうか。

〇〇さんのようになりたい。
その人にはなれないのに、つい口にしてしまう言葉。

憧れになりたい、慕われたい、有名になりたいとか、欲求は尽きなくて。そう思ってしまう度に自分はなんて小さな人間なのだろうと思う。

「何かになることによって、何か突出したスキルを持つことによってのみ、自分の存在が必要とされて、認められる。」そんな白い膜がずーっとわたしを覆い尽くしている。

生まれる前の卵の中にいるひよこの感覚に近いのかもしれない。殻の下にあるあの薄い膜。

破り去って、生の何にでもないわたしになることは、わたしにできるのだろうか。

わたしが今住んでいる「.colony」という名の惑星をゆりうごかしている古性のちさんのnoteから拝借したこの一節と写真。

力強い太い声で、ポンっと、肩をたたく大将の姿が目に浮かんだ。

この言葉を、自分になじませて、染み込ませて日々を過ごしていけるようになったら、いまよりもっと笑ってルンルンになれるんだなんて思う。

すぐに結果を求めがちで、弱みを見せるのは苦手で、強がりで、不器用で、何にでも飛びついてしまいがちなわたしの、これから進んでゆくための一つの指針。

NANIMONOにもならない、笑ったルンルンのわたし。最高じゃないか。

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