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自分の半生(幼少期〜学生時代)

昨日(9/10)は中秋の名月で、美しい満月を堪能した。
ベートーヴェンやドビュッシーはあの月を見て、あの有名な曲を作ったのだろうか。

どんな人にも月の光は平等に照らしてくれる。
優しい月の光は自分自身にもスポットライトを当てているようだった。

ここで私自身の今までの歩みを、ピアノとの絡みを踏まえながら振り返りたい。

ピアノを始めたきっかけはあまり良く憶えていたない。近所にピアノの天才少女の友達がいて、その子に憧れてよく真似をしていたのは憶えているので、おそらくその子の影響ではないかと思う。
(私はよく気に入った人の真似をする傾向がある)

また当時、母が買ってきたピアノ曲のCDを夢中になって聴いていて、いつか自分もこれが弾けるようになりたい、と思っていたのもある。

とはいえ、あまり熱心に練習に打ち込んでいた訳ではなく、将来は漫画家になりたいと思っていたので、絵ばっかり描いていた。

因みに学校の勉強もろくにしていなかった。
算数が特に苦手で、小学校中学年ぐらいになっても、割り算を理解できなかった記憶がある。(今は常に頭の中計算ばかりしているが)

そんな私が変わったのは2000年末頃(小学6年の秋冬頃)突然自力で楽譜がスイスイと読めるようになった。

それまでは先生が提供した曲、あまり好きじゃないけど弾けそうな曲ばかり弾いてきたが、ついに弾きたい曲、好きな曲を弾けるようになった。

たまたま私のピアノを聞いていた母に「CDの音かと思った」と言われたくらい、上達し始めた。おおよそこの頃から調性(コード)を理解できるようになったうえ、聞いただけで何コードの曲かわかるようになった。
それだけでなく、ろくにしなかった学校の勉強もするようになった。親に通信講座をせがんで受けたくらい勉強を頑張るようになった。
ずっと1桁とか数十点代だったテストの点も、80点、90点代をマークするようになった。

中学に入ってからも私のピアノは上達し、よく合唱の伴奏も任される事が多くなった。
周りの子が流行りのアイドルや歌手に夢中になる中、私はひたすらクラシック音楽に夢中だった。
中学3年生でショパンの革命のエチュードや幻想即興曲をマスターした。

高校時代〜あまり周囲によく馴染めず、独りぼっちだった。よく「月海さんってヘンな子ね」だの「不思議ちゃん」だのよく言われる事が多かった(今も)。
その孤独を埋めるためにピアノに逃げていた。(化粧や洋服などピアノではない時もあるが)
高校中退も考えたが中退する事なく無事卒業し、地元の短大に進学できたのもピアノのお陰かもしれない。

ただ、短大に入ってからはピアノから離れる事が多くなった。学生生活が充実していたからというのもあるが、これまで師事していた先生のレッスンを「教える事がない」とのことで辞めたから、というのが一番の理由かもしれない。

発表会ではないが、一度クリスマスのイベントで演奏する機会があり(2008年末頃)、演奏したが大失敗をしてしまい、、、そこからは「ピアノなんて二度とごめんだ」とピアノと完全に決別する事にした。

次回に続く↓↓


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