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【大学生日記】法学部生、今日は学期末試験

 あかんぼうさんという同じ大学生としてnoteに取り組んでいらっしゃる方が定期的に「大学生日記」を書かれている。そして、それが面白いなと感じたので一度私も取り組んでみようかな、と。




 もうあっという間に7月下旬。本日の試験は4科目。1,2,3,5限にそれぞれ※応用刑法総論・応用刑法各論・応用民事訴訟法・債権各論の試験がある。そのうち1~3限の科目は名前の通り、「応用」でない通常レベルの科目が十分に理解できている前提のものであることから、如何せん難易度が段違いに高い。それゆえ、受講者も猛者ばかりだ。


刑法総論:全犯罪に共通する刑法のルールを学ぶ。
⇒例)正当防衛、未遂犯、共犯
刑法各論:個々の犯罪類型について学ぶ。
⇒例)殺人罪、詐欺罪、収賄罪

 それでも、個人的に手ごたえがあるものから順番に科目を並べると、応用刑法総論>応用刑法各論>債権各論>応用民事訴訟法となり、「応用」という冠が付されていない債権各論が一番手前には来ない。

 何だかんだ応用系科目には畏怖していたから、それなりに勉強した。特に応用刑法各論については、試験範囲は600ページ超の教科書全てだが、そのうち出題が強く予想された財産犯分野(計200ページ)を前日に5時間かけて読破した。大問計2問のうち1問はチンプンカンプンだったが、もう1つは割と書けたのでギリギリ単位は来るかな、と。

 逆に債権各論。「応用」でないことからテングになって甘く見ていたのかもしれない。と言うか、試験を解いていて、計4題全てについて、数行書けば事足りるような問題だと感じたのだが、周りを見ていると追加の解答用紙を貰い、自分の何倍も論述している人がポツポツいたので、何だが回答に自信がない。
 民法はそれほど通説・判例と学説の対立が激しくないので、そんなに述べる要素もないと思ったのだが。かといって、そんな数行で終わる問題が出題されるとも考えずらいのでやはり自信が持てない。

 ちなみに、応用民事訴訟法。こちらは単純に問題をしっかり読んでいなかった。自分の都合よく早合点して、全く関係のないことについてひたすら厚く書き続けたというある意味最悪の展開。
 やらかしたことを端的に表現すると、「100円のアメを2個買いました。いくらですか。ただし消費税は8%とする。」という問題で消費税が現在何%であるかをひたすら論述したという感じ。

 とりあえず、良くも悪くも4科目終了。残りの試験は6科目。法学部生にとって試験期間はきつい、つらい。

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