【法学部】とある大学生の4月。
4月。私の学部2年生ライフが幕を開けた。新しい学年になったからうれしいかというと、正直そうでもない。長かったはずの春休みが終わってしまい、なんか名残惜しい。まあ、春休みの終わり目前になって「あれもこれもやりたかった」とか思ったりしたりしていたから。でも、少しだけうれしくもある。え、後輩が入学してくるからでしょって?いや、そんなことはない。ただただ1年の単位を無事に取りきれたことを安心しているだけ。
しかし、そうはいっても大学が始まって1週目はさほど春休みと変わらない気がする。どの授業も今後の学習内容や成績評価方法を確認し、たいてい時間前に授業も終わる。これを俗にオリエンテーションとかいう。学校に行かなければいけない点は休みと違うが、惰性で聞いていても特に問題はないような話しかされないから気楽でいられるのだ。
まあ、先生もまだ休みモードなのか、「お互いのために今日は早めに終わろう」とか言ってたりするし。しかし、これで授業の15分の1が終わったことになるのだから、よくよく考えるとおそろしい。まあでも、科目変更期間であることを考慮すると、先生も1回目は軽めに済ますことで学生を手なずけて、学生に変更されるのを防ぎたいのかな。
4月特有でやることと言えば、教科書購入。これがすごく混むのだ。私の大学では事前注文制。それでも大学生協の教科書受取の列はすごく並んでおり、それを見るだけで疲れた気になる。実際、私は30分ちょっと並んでいた。
もちろん、これを回避するコツはある。教科書購入を締め切りぎりぎりでするのだ。やる気のある人は早く教科書を買うし、そうでない人はそもそも買わないから駆け込み購入の需要がないためだ。
しかし、同時にこれはリスクも高い。もし教科書が在庫切れとかになっていたとしたらやっかいだし、ましてうっかり注文を忘れでもしたらどこにでも売っているわけではない専門書を買うのは面倒であり、結果30分どころじゃない時間を奪われることになる。
私はリスク排除主義者だからそんな危ない橋を渡るのなら、30分あまりという損切りを選ぶのだ。
そして、忘れてはいけないのが新歓活動だ。この時期は大学のあちらこちらでビラ配りが行われ、大学内の通りはどこもかしこも大混雑になる。「OOサークルどうですかー?」という声がそこら中で響き、少しでもぼーっとしているとサークル勧誘している人から、「君どお?」と声をかけられることとなる。断るのは少々申し訳なく感じるので誘われるのはあんまり好きではないが、1年生に見えるほど若く見えるということにして自分を納得させている、うん。
いけない、ほんとに忘れてはいけないものがあった。それは健康診断。大学で受ければタダなので絶対に忘れないようにしなくてはならない。これって一応任意であり、それゆえ積極的に連絡してこられるわけでもないから、ドタバタしている時期だと忘れやすいのだ。
任意?、なら何で受診しなければならないのか。それは大学の体育施設使用や体育実技科目を受講する際に受診結果が必要だからだそうだ。まあ、私はこれらを未だかつて利用したことはないが。でも健康であることに感謝して良しとしよう。
冒頭写真:筆者撮影
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5月編
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