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日々のごはんがあたらしい体験-デンマーク暮らしの日記(1月24日)

先月末から恋人との共同生活を始めた。ひとりで住んでいた時には全く手の込んだものも作らず、毎日同じようなものを食べていたが、2人暮らしが始まってから、なんだかんだ毎日お互いにアイデアを持ち寄って、それなりにバリエーションのあるごはんを食べている。なんでひとりの時は、いろんな食材を買う気にもならないし作る気がしないのに、誰かがいると色々試したくなったり、作りたいという気持ちになるんだろうか。

それはさておき。わたしは日本食が大好きで、レシピのアイデアも日本食に偏る。肉じゃが、唐揚げ、鍋、お好み焼き、餃子、つくねなどなど。今までデンマークで工夫して作れる範囲でつくってみたけれど、どれもデンマーク人の恋人にとっては初めての味。相当衝撃を受けたものもあるようだった。*ぽん酢を大変気に入って、工場見学に行きたいと言っている。笑

わたしにとっては懐かしく、もう何度も何度も人生で味わってきたもの。だけれど、この人にとってはまだ新しい体験で、そしてもっと知らない味が日本にあるのかと思うと少し羨ましくも感じる。日々のごはんでさえ、毎日のように新しい出会いと発見があるのだ。

来月日本に一緒に帰る予定だが、恋人がどう日本を見つめるのだろうか。隣でその視点を体験するのが楽しみだ。


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