公務員の仕事と行政法学的観点
今回は、実際に自分が経験した業務を例に、行政法上の論点について、実務的観点から紹介してみようと思う。
◆設例
・8月●日、所管の独立行政法人から、△△法に基づく□□計画書の改定について認可申請があった。なお、当該改定は翌年度から施行されることを前提に申請されたものである。
・所管課である××課はこれを受理し、その改定内容について適法であると認め、当該改定につき9月●日付で認可した。
・その後、10月●日に、同独立行政法人から、申請内容に誤りがあることから、正しい内容に修