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【01night】不確定時代にシニアマネジメントはどうあるべきか

皆様、こんにちは!ゼロワンブースターの鈴木梨紗と申します。

ゼロワンブースターは、「創造をルーティンに」をビジョンにアクセラレーターをメインに運営している会社です。

ゼロワンブースターでは、01Night と表して、オンライン配信を積極的に行っています!

前回は、大手企業からのベンチャー企業への転職について対談をしましたので、イベントレポートにご興味あれば、下記をご覧ください。

今回は、01Night 「不確定時代にシニアマネジメントはどうあるべきか」のイベントレポートを書いていきますので、宜しくお願い致します!

▼この記事はこんな方におすすめ
1.改めて自分のキャリアを検討している方
2.今の仕事にモヤモヤしている方

     -----------------------イベント概要-----------------------

【オンライン・無料】0→1Night
今までの常識が通用しなくなり、変化のビッグウェーブが来ている今、日本企業をリードしてきた40代50代の方々はこの次なる新しい時代をどう生き抜くのか。大手企業に約25年勤めた後、ゼロワンブースターへ参画したまさにシニアマネジメント層2人組が創業メンバーと共に語ります。
トークテーマ(変更する場合がございます)
・不確定時代を40、50代はどう捉えるか
・スキル経験のメリットデメリット
・今持つべき視点と今すべき行動
・イノベーティブな人間になるためには
・これから求められる能力は?起業は?ベンチャー企業は?
 合田ジョージ
株式会社ゼロワンブースター / 共同代表・取締役
MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計、国際アライアンスや海外製造によるデザイン家電の商品企画。村田製作所にて、北米およびMotorolaの通信デバイス技術営業後、通信分野の全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社のマーケティングや海外展開を指揮、KDDIグループによる買収後には、M&Aの調整、グループ子会社の海外戦略部部長。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレーターをアジアで展開中。

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渡辺 朗 AKIRA WATANABE
1995年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC)に入社。一貫してデータベースマーケティングの分野に従事し、主に事業戦略や新規事業開発を担当。Tポイント事業、レコメンド事業、スマホサイフ事業の立ち上げを行う。2012年にCCCの執行役員に就任。2015年にCCCからマーケティング事業部門を会社分割してCCCマーケティングが設立され、執行役員に就任。2019年より01Boosterに参画。

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岡 宗一郎 SOICHIRO OKA
政府系金融機関在職中、スタートアップ、事業承継、老舗企業など4,000社以上の審査を担当。創業専門部署では創業セミナーの企画・運営、大学・高校・専門学校で資金調達やビジネスプラン作成に関する講義、各ビジネスプラン審査員等を担当。ケーブルTVの生放送で地域経済の解説も担当していた。融資課長、創業支援センター所長を経て01Boosterに参画。

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鈴木梨紗
北海道札幌市出身。北星学園大学短期大学部卒業後、JA北海道中央会へ入職、北海道石狩管内の農協女性部事務局を担当。その後スターバックスコーヒージャパン株式会社へ転じ、帯広、札幌すすきの両店でカウンター業務からスタッフ教育まで店舗運営全般に通じる。そのかたわら学んだフィットネスで、心身両面の健康の大切さを感じ、現在もマインドフルネス効果があるピラティスを勉強中。昨年縁あって上京、株式会社Origamiのレセプションを経て2020年3月01boosterへ参画。〈人間が人間らしくありのまま〉に過ごす未来のコミュニティ作りを目指す。

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オープニング

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全員の自己紹介を終えて、ジョージさんから早速朗さん、岡さんへ質問をいただきました。

「ずばり、我々おっさんは今後どのように生きていけばいいですか?」 

終盤で聞くようなメインテーマの質問をいきなり投げかけるとはさすがファシリテーションのプロ、ジョージさんです。

それに対しては、こんなご回答を皆さんからいただきました。

・「アンラーニングを繰り返し、自分を疑ってかかり、学び続ける」
「自分の人生に意思をもてるかどうか」
「学ぶ姿勢と聞く耳があって受け入れる心の広さを持つ」

お二人のこの言葉はすでに軸があり、本収録の最後までこの軸を感じる発言でした。

一貫している方の言葉は強く、まだまだ人生経験の浅い私はおじさんかっこいいと素直に感じてしまいました。

一貫しているからこそ、挑戦し続けることが出来るのかもしれないですね。

なぜ転職したのか。

ジョージさんからの上記の問いに対し、私の回答は「勢い!」と、なんとも恥ずかしいのですが…(笑)

朗さんと岡さんはこんなご回答でした。

・「前職で自身の目的、野心の達成が難しいと気付き、改めて今後の人生、どのように生き、どのように死んでいくのかと考えた。新しいことに携われて、フォロワーシップも学べる環境とはどこかも考え、自分のビジョンともマッチしたゼロワンブースターに転職した。」
・「転職する気はなく、前職のスタートアップ支援部署で新しいカルチャーを知ったがその次の異動先は対照的に昔ながらの部署であった、感覚でなんか違う、そう思い思い切った転職を決意」

ここでも、やはり自分がどうしたいか?に向き合って意思決定されていますね。

年齢を重ねても、キャリアにおいて挑戦できるというのは、自分の軸が明確だからだと気付かされます!              

家族、お金、リスク。

50才世代ではひとつの会社に勤めておけばよかった時代だったが、今の時代それはリスク、ということも言われてきているのが昨今ですね。

また、市場環境としては、40代半の転職も難しくなってくる現状です。

こんな状況で、どうしたらいい?と言うジョージさんからの質問に、対して、皆さんからはこんなご回答をいただきました。

「シンプルに何がしたいかを見つけれるかどうか。環境は手段であって、やりたいことが仮に今の職場でできるのであればそこで働けばいい。やりたいことありきでそれに適した場所へいけばいい」

とはいえ、家族がいて住宅ローンもあるかもしれない、嫁ブロックはどうしたらいい?に対し、皆さんは嫁ブロックはなく応援してくれたとのこと。

転職の際に家族がいる人は、自分の意思決定が人にも影響があるもので、悩む部分はあると思います。

他方で、皆さんのお言葉を借りと、折り合いの付け方が大事ということで、家族によっては折り合いがあるはずなので、対話をしていくことが大事なのでしょうか。

Slidoからの質問!

視聴者の方から頂いたコメントで、ベンチャーに転職を考える際に役に立ちそうなものをピックアップしてみました!

Q、周りは大企業からベンチャーにいく人いますか?
・岡さん:あまりいないが、創業メンバーへの転職てで成功している人もいる。
・朗さん:仲のいい仲間には結構いる。大企業へ行った人は少ない。
ジョージさん:ほとんどいない。自分ぐらい。             
Q、長年勤めていた会社の退職を決意し、転職スイッチが入ったのいつ?
岡さん:転勤がきっかけ。スタートアップ支援の部署から普通の部署に行ったときに違和感を感じた。新しいとこするも余計なことするなーという文化。半年間考えゼロワンブースターへ入社。
・朗さん:2年前に止めることを決意。自分の中でやりたいことがこれ以上今の会社では達成できそうにないと感じて、人生の棚卸しをした。    
Q、大企業はシニアを子会社に異動させるがそのシニアが転職に踏み切っていいのだろうか?
・朗さん:判断軸、信念がちゃんとあるかどうか。世の中で騒いでることに流されちゃう人とは何してもダメになっちゃう、何かあったときに耐えきれなくなる。自分の信念に基づいて考えているかどうか次第。
・岡さん:会社に流されないで自分のやりたいことをできるかどうか。流されず、やりたいことがあるのであれば、年に関係なく、踏み切っていい。普段からの心の持ち方が必要。
Q、みなさん起業したい?
・鈴木:いつかしてみたい。何か決まっているわけではないが。
・朗さん:起業は手段でしかない。何をするかで人生決めて・きている。世の中に何を価値提供したいか。
・岡さん:ない。起業よりサポート側に注力したい。

大企業の経験が活きたこと、足りなかったこと

そして、キャリアを重ねたベテランの方々ならではの多様な経験はどうベンチャーに活きるのか?というお話をしてみました。

ベンチャー転職で活きた大企業の経験とは
朗さん:最初の会社は設立10年未満で600人から4000人に成長し、ベンチャーから大企業になる編成を見てきた。このプロセスを体験したので、これから大きくなるであろうゼロワンブースターに活かしたいと思う。
・岡さん:多くの企業を見てきたとういことはゼロワンブースターで活かせると思う。金融にいたからこそいろいろな業種会社を見てこれた。
ベンチャー転職で足りないと感じたところは?
・朗さん:初動の早さが一番のギャップだった。大企業は整える作業を先にやりそれが評価される。まず動く!ということを身に付けた方がいい。
・岡さん:大手は書類、根回し、会議と時間がかかるが、スタートアップは本当に早い。スピード感が重要。
シニアのキャリアがベンチャーで有効?
・皆さん:スタートアップのマネジメントがシニアの方々によって改善されることがあると思う。

大企業で必要な組織的な動きや規模を拡大させていく能力は、スタートアップが拡大する過程の中で、本当に頼もしいですね!

最後に

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(お酒を嗜みながら楽しくお話されるジョージさんです。)

皆さんから、転職やキャリアで悩んでいる人たち向けにメッセージを頂きました。皆さん、ありがとうございます!

今後を迷う若者へ一言!
・朗さん:なんでもじもじしてるのか、動けない理由に向き合ってみては?
・岡さん:とにかくいろんな人と喋る、SNSが発達してるけどそれに頼らずリアルに話してみる。オンラインでたくさん手段はある。話しているうちに自分に気づくこともある。同じ会社にいると似た価値観に偏ってしまう。
・ジョージさん:バッグミラーの中の自分を意識する。30才の人は今の自分を20才の自分が見たらどう思うかを考えてみるといい。今だからできることがある。今やることは悩むことではなく動くこと。思った時に動かないと後悔する。         
チャレンジしたい人へ一言!
朗さん:一歩踏み出しましょう。踏み出せない何かと向き合ってみる。なんとかなりますから。
・岡さん:ほんとに今のままでいいのかぁと考えてみる。会社やだなーではなく、何か日常の中で新しいことにチャレンジしてみる!年齢は関係ない。
鈴木:変化を恐れずとにかく行動してみる。その過程で自分をみつけたい。
・ジョージさんから:自分の人生は自分で決めろ。そうしなければ誰かにコントロールされてしまう。人生一度きり本気で生きよう!!  

自分の判断軸をもつこと、積極的に動くこと、素直な気持ちでいること。これがこれからの時代を生き抜き、人生を全うする為に必要な心構えなんだと感じた会でした!

ご案内

以上で、「不確定時代にシニアマネジメントはどうあるべきか」の01nightのレポートを終わります。

今後のイベントはこちらから、案内を御覧ください。

ゼロワンブースターへのお問い合わせは、こちらのフォームからもしていただけますので、ご興味がございましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

また、株式会社ゼロワンブースターでは、採用活動を積極的に行っています!

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