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2つのMontepulciano
今回は、montepulcianoが名前についてるワインについてのご紹介。
Vino Nobile Di Montepulciano
と
Montepulciano D'aburuzzo
まずは、
Vino Nobile Di Montepulcianoから。
産地はトスカーナ州
ワインバーなどで、キャンティやブルネッロを置いているところは、見かけるが、なかなかヴィーノ ノビレは、見かけない。
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キャンティなブルネッロと同じサンジョベーゼ(呼び名が地域によって変わる)なんだけど、トスカーナ州のワインと言えば、キャンティとブルネッロが前に出過ぎているが実は、歴史も長い。
ルネサンス最後の教皇と呼ばれている『パウルス3世』が愛したワインだと彼のお抱えソムリエが記したと。
彼は、宗教改革の嵐のなか、カトリックの威厳を取り戻すべく尽力。ローマの整備にも力を入れていた。システィーナ礼拝堂天井画をミケランジェロに依頼したり、カンピドリオ広場の整備など命じていた。
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ルネサンス時代におもいを馳せながら呑むもまたオツなものだ。
一方
Montepulciano D'aburuzzo は、アブルッツォ州が生産地
イタリアで生産されている黒ブドウ品種の中で、2番目に多く栽培されているのがモンテプルチアーノ。黒ブドウ品種由来の濃厚さが特徴。コストパフォーマンスが高いため、ワイン初心者から上級者までに愛されています。
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モンテプルチアーノ・ダブルッツは、太古の昔からアブルッツォ州に存在していた。対岸のギリシャ由来と考えられています。
モンテプルチャーノはサンジョヴェーゼと共にイタリア中部の代表的なブドウ品種。
この2種の品種は非常に関係性が深く、長きにわたって同じだと勘違いされてきた歴史を持つ。
パウルス3世のお抱えソムリエのランチェリオ氏は、1500年代半ば、トスカーナのモンテプルチャーノ村のワインはモンテプルチャーノ種で造られていると公言。
しかしながら、実際はサンジョヴェーゼ種だった。
トスカーナのこの品種(サンジョヴェーゼ)の普及につれ二つの品種の混同はさらに広がり、すべてがモンテプルチャーノと呼ばれ続け、さらなる混乱を極めた。
1875年の書簡にモンテプルチャーノ・コルディスコという名でモンテプルチャーノ種について記述、また1792年にトルチャ氏によって書かれた「ペリーニ国への旅行記」、1820年にデュリーニ男爵によって書かれた「アブルッツォワインについて」、1853年にセラフィーニ氏が書いた「1852年のスルモーナ史について」において、既にモンテプルチャーノとサンジョヴェーゼは別々の品種として認識されていたと分かった。
その事などにより1968年アブルッツォ州の土着品種であるという事実が公的に認められた。
(1970年にイタリア全国ブドウ品種記録書に登録)
まとめ
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今でも混乱しちゃいますよね。
トスカーナ州のは、地域名
アブルッツォ州のは、品種名
と覚えましょう!
飲み比べて、覚えるのが1番手取り早いかもね💕
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