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わたしの夢

毎週テーマを決めて、みんなでnoteを発信するキャリコンサロン編集部マガジン
の日曜日担当荒巻です。
今回のお題は#○年後の夢 
最後までお楽しみいただけたら幸いです。

将来の夢と現実

小学生の時、「20年後の夢」とか「将来の夢」みたいなお題の作文を書くことがあった。
真面目なわたしは、アナウンサーになりたいとか、英語を勉強して翻訳家になりたい、みたいなことを書いていたと思う。
子供の頃は、職業イコール人物像だった。
アナウンサーは、知識が豊富でキラキラしていて、誰からも信頼されるイメージ。翻訳家は、いつも新しい物語に囲まれていて、面白い話をたくさん知っている人。
どんな仕事かなんて知らなかった。
イメージに憧れて、ほわんと想像を膨らませていたが、その人物像に日常生活はなかった。なぜって、わたしの周りにそんな人はいなかったから。
素敵な生活を送る大人たちにも、ご飯を食べたり寝坊したり、大好きな人と喧嘩するような当たり前の日常や葛藤があることなんて、思いもよらなかった。知らなかった。

あれから20年以上経って、押しも押されもしない大人になった。
憧れていた職業にはつかなかった。
職業欄は「会社員」だ。
たぶんあの頃のわたしには想像もできなかった平凡な単語。でも、あの頃のわたしには想像もできなかった、一つのイメージには収まらないたくさんの顔を持っている。悪くはない毎日だ。
社会人であり、母であり妻であり娘でもある。たくさんの人たちの友人でもあるわたしは、誰とも同じではないブランニューな毎日を過ごしている。

5年前の転機

息子たちが義務教育を終えた頃、自分の生活の中心を自分に戻そうと決めた。

べつに自分の生活を犠牲にしているつもりはなかったけれど、子供がいる生活はどうしても彼ら中心にならざるを得ない。それがいくつぐらいまでかは個人差があると思うが、わたしはかなり長いこと子育てを楽しませてもらった。息子たちの世話をやく、その周辺の生活が楽しかったのだ。

けれど、オギャーと産まれたあの時に芽生えたのと同じくらいに突然、わたしの中の母親としての責任感が薄れた。
そして、もう一度、自分自身がやりたいことを考えた。

「困ってる人の役に立ちたい」

今思えば、子供の作文と大差ないぼんやりとした目標だ。
でも、その時のわたしの夢はそれだった。
なんとか、自分が社会でも役に立つことを実感したかったのだと思う。

その思いつきから、勉強して何人かの困っている人の話を聞く仕事についた。役に立っているかどうかはわからないが、何度か感謝の言葉をもらい、いくらかの収入も得るようになった。
あれから約5年、少しずつ形を変えて、夢を叶えるよう努力してきた。
思えば、どうしたら人の役に立てるのか、それを見つけるところからの試行錯誤で、いろんな人の話を聞いたりいろんな本を読んだり、とにかくやってみたりした。

夢が叶うどころか、その全貌がはっきりするまでにもまだまだ遠い道のりだ。
でも気にせずに新しい夢を語ってみようと思う。
いいのよ。夢を見るのはその人の自由だもの。

これから5年後の夢

5年前のわたしは、ひとの役に立ちたかった。
5年経って、でもそれって楽しいかな?と考え始めている。

他人を喜ばせることを目的に、少し無理をする。
もっと喜んでもらいたくて、もっと無理をする。
満足感はあるかもしれないけれど、その先に自分自身の幸せがあるかしら?

わたしは、自分の気持ちを中心に生活を変えようと決意した。
対象が家族からそれ以外のひとに変わっても、生活は変わらない。

いちばん困っている人は、自分自身かもしれない。

これから5年後の夢は
わたしを助けてくれる人たちに囲まれて、
わたしもその人たちの助けになれるような生活をすること。

職業欄にはなんと書いているだろう?
カウンセラーの仕事を続けられたらいいな、と思う。
新しいことを学ぶ会や元気がでるようなイベントを開いたり、自分や好きな人へのプレゼントを一緒に考えるようなことをしたい。
朝から晩まで幸せで、それを周りに伝播させるような生活をしていたい。

5年後の夢はそんな生活。
どんな生活?と聞き返されたら説明することはできないくらいぼんやりとしたイメージなのは自分でも心得ている。
とはいえ、心がけることをまとめてみよう。

  ・よく飲みよく食べよく眠る 健康第一
  ・貯金!
  ・家族との時間を大切に
  ・雑談力を身につける
  ・学ぶことに躊躇しない
  ・アウトプットも恐れずに
  ・好きなことを自信を持って語る

これをやったからって夢が叶う訳じゃあない。
実現させるための具体的な方法なんてわからない。

でも、いいの。
これは人生の目標じゃなくて、夢だからね。


#5年後の夢 #夢 #いま私にできること #キャリコンサロン編集部  


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